ECサイトでのSNS活用方法をまとめました - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ECサイトでのSNS活用方法をまとめました

ECサイトでのSNSの活用方法は、どれも同じだと思っていませんか?

実はSNSの特徴にあわせて活用法を変えることで、サイトへの集客やブランディングをより効率化することできます。
今回は、ECサイトのSNS活用方法をツールごとにご紹介。ユーザー層や投稿内容の違いをチェックしていきましょう。

1.Twitter

まずはTwitterから見ていきましょう。
Twitterの特徴は、投稿の拡散性が高いということ。ユーモアや話題性のある企業の投稿がしばしば「バズる」ことも珍しくありません。

また、情報がすぐに伝わる速報性にも優れていることから、リアルタイムでの情報収集ツールとしても活用されています。
年齢層は比較的若い層にユーザーが多く、やや男性ユーザーが多い傾向にあります。

拡散を狙った投稿やインパクトを重視

Twitterの大きな特徴として、140文字の文字数制限があげられるでしょう。
そのためECサイトでの投稿も、少ない文字数で最大限の効果を引き出すためにインパクトのある投稿が目を引きます。

ランコムのツイッター

例えば、化粧品王手の「ランコム」のtwitter投稿では、フォローやリツイートによるプレゼントキャンペーンを実施しています。プレゼントがもらえるというお得感でユーザーを引き付け、投稿をシェアするハードルを下げることで不特定多数の人の注目を集める手法です。

またこの投稿では8秒程度のショートムービーを使い、投稿へのインパクトを加えている点もポイントでしょう。

2.Facebook

次に、Facebookの特徴について見ていきましょう。
Facebookは個人だけに限らず、多くの企業がツールを利用しています。

これはユーザーの年齢層が比較的高く、ビジネスツールとしての利用価値が高いため。幅広い世代が利用していれば、それだけ多くのユーザーに情報を拡散することが可能です。

投稿は文字と画像を組み合わせたものが多く、自社サイトやオリジナルコンテンツへのリンクを貼ることで投稿に「奥行き」を持たせることができます。

ブランディング力に優れている

EC通販の中でも独自の世界観で多くのユーザーから人気を集める「北欧、暮らしの道具店」(以下北欧)。

北欧、暮らしの道具店

北欧のFacebookでは商品PRは行わず、北欧のターゲットとなるユーザーが興味を抱くオリジナルコンテンツを投稿しています。
このようにあえてセールスに繋がる情報を投稿せず、自社のブランディングに役立てるという意味ではFacebookはとくに優れたツールと言えるでしょう。

また、Facebookでは投稿する文章が長くなると「もっと見る」というボタンをクリックしなければなりませんが、北欧の投稿はすべてファーストビューだけで読むことができるよう文字数を調整している点も特筆すべきポイントでしょう。

3.Instagram

Instagramの特徴は、投稿の主役が画像にフォーカスされている点。
ECサイトの投稿でも、文章はキーワードやハッシュタグだけの最低限に抑え、より魅力ある「映える」画像を投稿することが定番になっています。

ユーザーの中心は20代前後の若い世代が多く、とくに女性ユーザーが多い点がポイントです。そのため女性をターゲットとする化粧品ECなどでは積極的にInstagramを活用する傾向にあります。

また、最近では動画の投稿が多い点も他のSNSツールとの違いの1つでしょう。

活用方法もオリジナリティやおしゃれさがポイント

ECサイトでのInstagram の活用法にはどんな特徴があるのでしょうか?
例えばこちらはオルビス化粧品の公式Instagram の投稿画面。

オルビス化粧品の公式Instagram

これはグリッド投稿と呼ばれる、一枚の画像を複数に分割して投稿する方法でInstagramでは定番です。化粧品らしさを感じさせる透明感ある女性モデルを起用することで、上手にブランドの魅力を演出しています。

青汁でおなじみの「キューサイ」

また、こちらは青汁でおなじみの「キューサイ」のページ。
青汁のイメージを変えるおしゃれなスイーツの投稿が特徴的で、Instagramらしいおしゃれさをしっかり意識したお手本のような投稿です。

4.LINE@

LINE@とは、LINEが運営するビジネス向けのアカウントのこと。
公式アカウントに比べ導入コストが安く、機能性にも優れていることからECサイトでの活用が進んでいるツールです。ユーザー層はLINEユーザーとおなじ若い世代が中心。

特徴はLINEアプリと連動しているため、メッセージの開封率が極めて高いということ。コミュニケーションツールとして浸透しているLINEは日常的に目にする機会も多くなるため、ECサイトからの投稿の既読率も高くなります。

また、クーポン機能やショップカード機能(ポイントカード)などセールスにダイレクトに繋がる機能が搭載されている点も大きなポイントです。

親近感あるメッセージが特徴的

こちらはLINE@を運営しているECサイト「伊藤久右衛門」のメッセージ画面です。

「伊藤久右衛門」のメッセージ画面

メッセージは絵文字や顔文字を使うなど、とても親近感を与えてくれます。
また、メッセージとあわせてクーポンが送られており、会員登録をするだけで割引を利用できます。

LINE@と公式アカウント

ちなみにLINE@と公式アカウントの見分け方をご存知でしょうか?
見分け方はとても簡単で、ショップの名前の前に表示されている星マーク。緑色の場合は公式アカウント、グレーの場合がLINE@です。

5.Pinterest

最後にPinterestの特徴を見ていくことにしましょう。
PinterestはInstagramに似たタイプのSNSで、画像の投稿がメインのSNSツール。ユーザー層は20代~30代の女性が圧倒的に多くなっています。

Pinterestの独自の魅力は、キュレーション性が高いということ。自分が気に入った投稿を保存することで、自分の部屋の壁に「ピンを貼る」ように投稿を収集することができます。

モチベーションが高いユーザーの目に留まる

Pinterestではユーザーが気に入った投稿と似たような画像が表示される機能が用いられていますが、この特徴はECサイトにとって有利に働きます。

一般的なSNSでは投稿がユーザーの目に留まっても、そのユーザーが自社商品に興味があるのかは分かりません。しかしPinterestでは似たような画像が表示される=商品への興味関心が高いユーザーにアピールすることが可能です。

Pinterest

また、ECサイト向けという点では、投稿画像に元サイトのURLが付けられるという点もポイントでしょう。
ユーザーをサイトへスムーズに招き入れるには効果的な仕様です。

まとめ

今回はECサイトでのSNSの活用方法について事例も交えながらご紹介しました。
いかがだったでしょうか?SNSにはそれぞれ特徴に違いがあり、活用方法も特徴をうまく活かしたものが多く見られました。
自社でSNSを運用する場合、ツールごとの特徴をしっかり確認して最適な活用法を選択しましょう。

リピストでは、単品通販に強いネットショップを誰でも簡単に構築することができます。自由度の高いデザインと機能で、収益性の高いネットショップ作りをしっかりサポートします!

NEWPOST 新着記事