定額で全国に住み放題!?サブスク型の住居サービスを紹介 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

定額で全国に住み放題!?サブスク型の住居サービスを紹介

サブスク型の住居サービスが人気を集めているのをご存知ですか?

「複数の拠点の中から、ライフスタイルに合わせて住居を移動したい」─ひと昔前なら贅沢に思えたそんな暮らしが、現代では定額料金のサブスクサービスで叶えることができます。

今回は、話題沸騰のサブスク型住居サービスの中から、人気のサービスをご紹介します。

人気のサブスク型住居サービス3選

サブスク型の住居サービスは、「定額で住居を提供する」という枠に留まらず、各社でオリジナリティあるサービスを提供している点が特徴と言えます。今回はその中からとくに際立ったアイデアを提供しているサービスを3つピックアップしました。

さっそく、サービスの詳細を見ていきましょう。

1.ADDress(アドレス)

ADDress(アドレス)

まずご紹介するのは、全国の空き家を利用した住居サブスクサービス「ADDress(アドレス)」です。

アドレスは、月額4万円で全国の物件を住み放題で利用できるサービス。物件は、現在は住んでいない空き家や別荘を提供してもらい、サービス利用者は会員登録を行い拠点を申し込むだけで、全国の物件が住み放題で利用できます。

ADDress(アドレス)の仕組み

利用料金には光熱費も含まれており、家具や家電、wifiといった生活用品やインフラ設備も完備。個人はもちろん、家族での入居も可能なので、ライフスタイルに合わせた多様な使い方を選ぶことができます。

空き家対策は社会問題の1つとしても注目を集めていますが、「空き家を提供したい人」と「空き家を利用したい人」の双方にとってメリットがある点は、このサービスの大きな特徴でしょう。また、空き家が多い「地方」をターゲットとすることで、地域貢献やコミュニティデザインの視点を取り入れている点も、サービスの魅力と言えます。

2.クロスハウス

クロスハウス

東京を中心に、定額料金でシェアハウスを利用できるのが「クロスハウス」です。

クロスハウスは、ドミトリーや個室といった部屋タイプごとに料金が設定されており、利用者は定額の料金を支払うことで同タイプの部屋を利用することができます。面白いのは、サービスが提供している部屋なら、何度でも移動が可能だということ。もちろん移動料金は無料です。

クロスハウスの4タイプ

例えば、転職や引っ越し、ライフスタイルの変化にあわせて部屋を移りたいと思っても、敷金や契約の手続きから、気軽に転居するという選択は難しいものでした。しかしクロスハウスなら、月額料金のみの支払いで何度でも転居が可能。Webから簡単に申し込みが可能なので、柔軟に居住環境を選択できるようになります。

気分に合わせて、住む環境を変えるといった多様なライフスタイルも実現することができ、利用者にとってはメリットの多いサービスでしょう。2019年2月現在、クロスハウスが提供する部屋の数は3,000室以上。サブスク型住居サービスとしては業界最大の規模です。

3 .HafH(ハフ)

HafH(ハフ)

国内だけでなく、世界規模のサブスク型住居サービスを提供しているのが「HafH(ハフ)」です。

ハフは日本発のサブスクサービスで、定額料金のみの支払いで国内はもちろん全世界に点在する住居を住み放題で利用できます。サービスは長崎を拠点にスタートし、現在では全世界に58拠点を保有(2019年4月現在)。

HafH(ハフ)の定額プラン

例えば、旅行先のホテル代わりにはもちろん、海外勤務の住まいとしても利用可能。シェアオフィスのみの利用もできるため、ワーキングスペースして活用することもできます。また、世界を旅しながら働くといったノマド的なライフスタイルを実現するにはぴったりでしょう。

これまでの住居選びは、住む場所や旅先を決めてから、住まいを選んでいました。ハフでは、サービスが利用できる場所から、住む場所や旅先を決めるという新しい価値観を提供しており、時代のトレンドをうまく掴んだ好例と言えるでしょう。

まとめ

今回は国内で人気のサブスク型住居サービスをご紹介しました。

サブスク型サービスは、定額でサービスを利用できる利便性から、ユーザーのライフスタイルを変化させる影響力を持っています。これまで主流だったデータ配信や商品提供型のサブスクサービスはもちろんですが、住居サブスクはより「生活」に密接に関わるという意味で、影響力も大きいでしょう。

今後、サブスクのトレンドを予想する上で、「生活」との関係性を意識することは重要なヒントと言えます。ユーザーの日常に寄り添い、新しい価値観を提供できるようなサービスを生み出せれば、ビジネスでの大きな強みとなってくれるでしょう。

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