リピート通販でLPを作成するときのポイント

リピート通販の売上に大きく影響するのが、LP（ランディングページ）です。
いくら良質な商品であっても、その魅力を伝えられるLPが用意されていなければ、購入には繋がりません。

では、リピート通販でLPを作成する際は、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか？今回は、とくに重要な4つのポイントについて解説します。

1．ファーストビューにこだわる

1つ目のポイントは、「ファーストビューにこだわる」ということ。

ファーストビューとは、リピート通販のLPを訪れた際に、最初に目にする画面のことです。
ページの「第一印象」と言い換えることができますね。この第一印象が悪いと、ユーザーは商品紹介を読まずしてサイトから離れていってしまいます。

ファーストビューで意識したいのが、文字・画像・数字の3つのデザインです。

まず、文字は比較的大きめで、見やすいフォントを選びます。ファーストビューでは文字を「読んでもらう」よりも「見てもらう」ことが大切です。まずは視覚的に印象に残る工夫をしてみましょう。

次に、画像は通販サイトの要とも呼べる部分。魅力ある商品写真や、イメージが伝わりやすいものを採用しましょう。

また、ファーストビューでユーザーを引きつけるには、数字の活用が効果的です。例えば、「累計30万本突破」「ユーザー満足度96％」といった具合です。数字はインパクトに加え、商品への説得力を与える効果も期待できることから、ファーストビューにぜひ取り入れてみましょう。

LPを作成する際は、お試しセットや無料サンプルをアピールしてみましょう。

リピート通販では、いかにユーザーをリピーターや定期購入に導くかが大切となります。そこで、井戸で水をくむ「呼び水（差し水）」のような役割として、お試しセットや無料サンプルを利用してみましょう。

2ステップマーケティング

この手法は、いわゆる「2ステップマーケティング」の考え方です。
2ステップマーケティングは、いきなり商品の本購入を促すのではなく、段階（ステップ）を踏んで購入へと導くマーケティング手法です。

お試しセットや無料サンプルの情報がLPに掲載されていれば、ファーストステップへの申込を促すことができるでしょう。
まずはお試しセットをLP序盤で掲載し、あえて本購入プランを終盤に置くといった、掲載順を工夫するのも効果が期待できます。

LPを作成する際は、商品やブランドに対して説得力を持たせることを意識しましょう。

具体的には、商品に関するデータや、お客様の声やレビューを活用します。

例えば、化粧品を取り扱うなら、成分表記とあわせて含有量や実験データなどを掲載します。こうすることで、ユーザーに対して客観的な情報を提供することができます。

また、お客様の声や商品レビューなどは、リピート通販で数少ない「生の情報」を伝えられるポイントです。通販では、実店舗と違い商品を手に取ることや、店員に質問をする機会がありません。そこで、商品を試した経験のあるユーザーの声を掲載することで、こうした疑問や不安を解消してあげましょう。

リピート通販の目的は、あくまでもコンバージョンへ繋げること。そのための導線をLP内にしっかり用意しておくことも重要なポイントとなります。

近年のリピート通販では、複数のページにまたがる情報入力は敬遠されがちです。これはスマホ端末の普及が主な理由で、縦型スクロールを使ってスムーズに情報を手に入れるデザインが好まれます。

こうしたニーズを掴むためにも、LP一体型の入力フォームを採用してみましょう。複数ページに入力フォームがまたがると、途中でサイトから離脱してしまい購入機会を逃す恐れがあります。

コンバージョンまできちんと誘導し機会損失を減らすためにも、LP一体型フォームを採用してみましょう。

LPデザインまとめ

今回は、リピート通販でLP（ランディングページ）を作成する際のポイントを4つご紹介しました。

ECサイトでは、ユーザーと商品・ブランドの接点が限られており、数少ないチャンスをコンバージョンへ繋げることが大切です。そのため、LPには購入機会を逃さない「仕掛け」を用意しておく必要があります。

本記事では、LP作成のポイントの中でも、とくに押さえて置きたい重要項目をご紹介していますので、ぜひ自社LPの作成に役立てください。

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