【事例紹介】サプリメントのD2Cブランドを紹介 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

【事例紹介】サプリメントのD2Cブランドを紹介

【事例紹介】サプリメントのD2Cブランドを紹介

サプリメントを日常的に摂取しているという方も多いのではないでしょうか?ECサイトでも人気商材の1つに数えられますが、近年注目を集めているのがD2Cブランドでサプリメントを販売する手法です。

今回は、サプリメントを取り扱うD2Cブランドの中から、国内でも成功を収めている代表的な事例をご紹介します。

D2Cとは?

D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、近年高い注目を集めているビジネスモデルの1つです。

メーカーが自社でブランドの企画から製造、販売に至るまでを一貫して行う仕組みで、自分たちのブランドを顧客に直接届ける(Direct to Consumer)手法が大きな特徴といえます。

世界観とデジタルテクノロジーを軸にストーリーを売る

日本では従来までの中抜きモデル(メーカ直販)と同じと誤解されがちですが、D2Cの本質は「世界観」と「デジタルテクノロジー」にあります。

D2Cブランドでは、まずビジョンやコンセプトといった世界観が前提にあります。従来までのビジネスではまず商品ありきで計画を練るのが当たり前だったことを考えると、これは大きな違いです。ユーザーにどのような購入体験やライフスタイルを提供したいのか、といった世界観を軸に商品・マーケ・コミュニケーションなどをすべて連動させてビジネスを成立させます。

こうしたビジネスモデルを実現させたのが、デジタルテクノロジーの発展です。ECという存在もその1つであり、オウンドメディアやSNSといったツールを使うことで、ユーザーと直接コミュニケーションを築くことも可能になりました。また、AIを用いた高度な分析や施策の最適化を用いることで、費用対効果を高めることもできる点もポイント。

デジタルテクノロジーの存在で、初期投資やコストを抑えつつ利益率を高める仕組みで事業のスタートできることから、参入のハードルが低い点も特徴でしょう。D2Cブランドにスタートアップ企業が多いのはそのためです。

サプリメントを取り扱う国内のD2Cブランド3選

さて、近年D2Cブランドの中でも注目を集めているのがサプリメント業界です。

もともとECでは人気商材の1つだったサプリメントですが、最近では商品の品質だけに留まらず、ブランドの世界観もユーザーの判断材料の1つとなっています。世界観ありきでブランドを構築するD2Cは、その点で大きなアドバンテージを持っていることになります。

では具体的に、国内で成功を収めているD2C系のサプリメントブランドを3つご紹介していきましょう。

1.FUJIMI

FUJIMI

「FUJIMI」は、日本初のカスタマイズサプリメントを取り扱うD2Cブランドです。

ユーザーはまず公式サイトで約20問の肌診断をおこないます。その診断結果にあわせて、肌の状態にカスタマイズされた美容サプリメントが処方。商品は1ヶ月単位で購入することができ、自分だけにカスタマイズされたサプリメント摂取することができます。

本来肌の状態や悩みは人によってそれぞれ異なるものですが、これまではカウンセリングの手間や作業負担の多さから、主要な成分を個人の判断で選ぶというスタイルが一般的でした。

FUJIMIではこうした課題をテクノロジーの力を使って解決。専門家と厳選した成分をもとに商品を開発するなど、サプリメントの品質も徹底的に追求。インスタを中心としたSNSマーケやサイトデザインを統一することで、ブランドの世界観をしっかり作り込んでいる点も特徴の1つでしょう。

2.Sui+

SUI+

続いてご紹介するのが、男性向けのサプリメントを提供するD2Cブランドの「Sui+」です。

Sui+では、男性の抱える睡眠や髪・頭皮といった5つの悩みに対して、サプリメントを使ってアプローチ。能動的に正しいケアを行う「アクティブコントロール」という考え方を元にブランドが作られており、医療の手前で実施すべき最適なケアを提案することで、健康環境を整えることを目指しています。

サプリメントの開発にが東大病院出身の専門医が携わり、品質面もしっかりサポート。従来の受動的な健康管理ではなく、自らの意思で健康を向上させるというアプローチは、日本では目新しいな取り組みといえるでしょう。

3.COMP

COMP

最後にご紹介するのが、「COMP」です。

近年フードテックという言葉が世界的に注目を集めていますが、これは人が活動する上で必要な栄養素を含んだ食品を、最新テクノロジーの力を使って開発するという領域です。

COMPもこのフードテックの1つで、人間の必須栄養素を理想的に配合した完全バランス栄養食として、パウダーを溶かして摂取するドリンクやひと口サイズのグミなどが販売されています。

情報化社会の進化とともに、人間の活動スピードも日々加速しています。一方で、健康に必要不可欠な栄養摂取が疎かになっているという点は、無視できない課題です。COMPは完全バランス栄養食を通じて、栄養摂取をしっかりサポート。同時に、手軽に補給できるドリンクやグミなどを採用するなど、アクティブに活動する現代人のライフスタイルに寄り添ったブランドに仕上がっています。

まとめ

今回は、サプリメントのD2Cブランドの中から、国内でも成功を収めている3つの事例をご紹介しました。

サプリメントはもともとECでも人気の商材でしたが、D2Cという世界観やライフスタイルを提供するビジネスモデルにあって、その商品価値が高まっています。ご紹介した各ブランドも、ユーザーに新たな購入体験を提供するという共通項を持っており、D2Cの事例としてとても参考になります。

PRECSのカートシステム「リピスト」なら、D2Cブランド向けのECサイトを手軽に構築することができます。機能性と利便性に優れた高品質のカートシステムをお探しなら、ぜひリピストにご相談ください。