D2Cブランドのサイトを構築するプラットフォーム
D2Cブランドの立ち上げには、サイトを構築するためのプラットフォームを選ばなければなりません。ブランドの世界観をしっかり表現しつつ、利便性の高い機能を備えたサービスが望ましいといえます。
今回は、これからD2Cブランドを立ち上げる方に向けて、おすすめのサイト構築プラットフォームをご紹介します。
D2Cブランドの構築におすすめのプラットフォーム3選
D2Cの構築プラットフォームを選ぶポイントとして、自社のブランドをしっかりと表現できるサービスか?という点が挙げられます。
D2Cはブランドのコンセプトやビジョンといった世界観が重視され、ただやみくもに「売れるEC」を構築するだけでは意味がありません。しっかりと自社の目指す方向性やビジョンを形にし、ユーザーとの関係性を築けるサイトを作れるかがポイントとなります。
では、具体的にD2Cブランドを構築できる、おすすめのプラットフォームを見ていきましょう。
1.リピスト
まずご紹介するのが、株式会社PRECSが提供するレンタルカートサービス「リピスト」です。
リピストの強みは低コストでありながら、利便性の高い機能を備えたD2Cサイトを構築できること。長年のEC運営ノウハウを武器に結果に繋がる機能をしっかり網羅。事業者のニーズにあわせて複数の料金プランを用意しているため、予算にあわせて最適なプランを選ぶことができます。
また、リピート顧客の獲得にはとくに優れており、「ステップメール」「商品ページ一体型申込フォーム」「アップセル」といった機能でEC運営を強力にサポート。EC構築ノウハウに乏しい事業者の方でも手軽にサイトを構築できる点も魅力です。
2.Shopify
続いてご紹介するのが、「Shopify(ショッピファイ)」です。
世界175ヵ国でサービスを展開するShopifyは、月額29ドル(3,000円前後)でD2Cサイトを構築することができます。導入コストが低く、配送や在庫管理、決済サービスの連携といった幅広い機能を網羅。世界展開していることから、越境ECにも強く、D2Cブランドを自社で構築する事業者にはとくに人気が高いサービスです。
一方で、日本語対応が不十分な点やHtmlに関する知識が必要な点があるなど、ある程度サイト構築に関するノウハウが必要なプラットフォームともいえるでしょう。
3.D2Cart
D2Cに特化したサービスとして2020年にリリースされたのが、「D2Cart(ディーツーカート)」です。
D2Cartを運営するかっこ株式会社は、データサイエンスサービス、ネット通販事業者向け不正検知サービスといった事業を展開していますが、こうしたノウハウをD2Cに応用することで手軽かつ本格的なD2C運営を実現しました。
「ebisumart」「Shopify」といった大手カートサービスとも連携可能で、自社独自の不正防止機能、データサイエンスサービスに基づく広告配信機能、レポート機能を搭載。デジタル技術の活用はD2Cの要ともいえますが、データサイエンスの分野でノウハウを積み上げてきた同社のサービスなら、より効率的なデータ活用が可能となるでしょう。
まとめ
今回は、D2Cブランドのサイトを構築するためのプラットフォームについてご紹介しました。D2Cではブランドの世界観を重視されるため、自社のビジョンやコンセプトを形にできるサービス選びが重要といえます。ただ見た目のデザインだけを整えておしゃれさを演出するだけでは、D2Cの本質を掴んだサイト構築とはいえません。
自社で練り上げたプランをしっかりと体現しつつ、結果に繋がるサービスを選ぶようにしましょう。