ECサイトに定期購入を導入するうえで大切なこと
ECサイトの運営において、定期購入機能の導入はとても効果的です。
ここでは、定期購入機能を利用したECサイト運営を始める上で重要なことについて考えていきましょう。
ECサイトに定期購入を導入するメリット
ECサイトの売上げを伸ばす方法はさまざまです。
特に効果がある方法として、定期購入機能の導入が挙げられます。
定期購入機能を導入しているネットショップは年々増加しており、ECサイト運営の基本となりつつありますが、それは単品購入と比べて定期購入に大きなメリットがあるからです。
一定の売り上げが確保できる
定期購入による販売は顧客離反のリスクを下げることができるので、定期購入はネットショップに安定的な利益をもたらします。
在庫・顧客管理がしやすい
顧客が商品を購入するペースがわかりやすいため、ロスの少ない在庫管理をすることが可能です。さらに、定期購入に参加している顧客に対して効率的に商品情報を送ることができる上、顧客情報も管理しやすくなります。
定期購入システムを導入していない方、これからECショップを運営しようと考えている方は、ぜひ定期購入を導入してみましょう。
定期購入を導入する上で大切なこと
ECサイトにとって、とても便利な機能である「定期購入機能」。しかし、ただ導入するだけでは最大限の効果を発揮させることができません。
ここでは、定期購入をより効率的に活用するためのポイントをご紹介します。
定期購入コースへの入会に対するハードルを下げる
顧客を定期購入コースへ誘導するためには、多くの顧客に試してもらう必要があります。入会時に多額の金額を払わせたり、解約金が発生したりしては定期購入への誘導率を大きく下げてしまうので、以下のような条件を設定してみましょう。
・いつでも解約・購入停止ができる
・お届け日をいつでも変更できる
・初回特典をつける
単発購入と定期購入を比較できるようにする
定期購入がいかにお得なのかを顧客に伝えることが重要です。
たとえば、単発購入より定期購入の方が商品の単価が割安であることや、送料が無料になることなどをわかりやすく顧客に伝えるようにしましょう。電話一本で解約可能といったような安心感をもたらす内容も伝えられると、より定期購入コースへの誘導率は上がります。
2つの購入法をもっとも比較しやすくする方法は、商品購入の際にクリックする「ショッピングカートボタン」を単発購入用と定期購入用の2種類用意することです。購入時に定期購入コースがお得なことを伝えられるとベストです。
クレジットカード決済に誘導する
定期購入コースから顧客が離脱する大きな要因として、代引きが挙げられます。
代引きは受取拒否される場合があったり、支払いの手間があったりと、デメリットがあります。
定期購入の決済としても最も優秀なのはクレジットカード決済です。
商品到着時に支払いが発生しない、不在時に宅配ボックスに入れておける、受け取り時に合わせてお金を用意する必要がないなど、多くのメリットがあります。
実際に定期購入の継続回数を比較してみると、カード決済の方が10%ほど継続回数が多くなります。
定期購入サービスを利用してみましょう
これまで定期購入のメリットと注意点をお伝えしましたが、実際に定期通販を始める際には、顧客管理や在庫管理の手間を軽減することも非常に重要です。
PRECSのリピストは、定期購入の機能に加え、購入率を上げるLP一体型の購入フォームやアップセル機能、顧客ランク機能、広告効果測定など、ECサイト運営を多方面からサポートしてくれるカートシステムです。
定期購入、特に単品通販で展開しようとしている方はぜひ検討してみてください。