定期通販ECを始める人が押さえておくべき3つのポイント - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

定期通販ECを始める人が押さえておくべき3つのポイント

「これから定期通販ECを始めたいけど、何から取り組めば良いのか分からない」。そんな方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな定期通販EC初心者へ向けて、ビジネスをスタートする上で押さえておきたいポイントをご紹介します。定期通販ECに挑戦する前に、基本的なポイントをチェックしておきましょう。

ポイント1.EC市場は年々拡大傾向にある

1つ目のポイントは、日本国内でのEC市場は年々拡大傾向にあるということ。

国内でのBtoC(企業が一般のユーザー向けに販売する形態)ECの市場規模の推移

上記の画像は、国内でのBtoC(企業が一般のユーザー向けに販売する形態)ECの市場規模の推移をグラフにしたものです。
これを見ると、2010年の市場規模が約7兆7,800億円だったの対し、2017年は約16兆5,000億円にまで拡大しています。

また、全ての商取引のうち、どれくらいの割合がECでの取引だったかを表す「EC化率」は、2010年が2.84%だったのに対し、2017年には5.79%まで増加しています。

いずれの統計データからも、国内でのBtoC向けEC市場が拡大傾向にあることが読み取れるでしょう。

BtoB(企業同士の商取引の形態)ECの市場規模

また、BtoB(企業同士の商取引の形態)ECの市場規模も、着実に成長していることが伺えます。

参照データ:経済産業省「平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

定期通販ECは今後もビジネスチャンスがある

ECの市場規模が拡大傾向にあるということは、これから定期通販ECを始める人にもビジネスチャンスが広がっていると言えます。
今後もEC市場は、国内のみならず海外でも成長が持続することが予想されており、定期通販ECへの挑戦を考えている方には朗報と言えますね。

2.商材選びは定期通販ECとの相性で選ぶ

定期通販ECを始めるなら、取り扱う商材の選び方が重要となってきます。

商材選びをする際は、定期通販ECと相性の良い商品を選ぶのがポイントです。定期通販ECとの相性が良い商材の例として、次のような点が挙げられます。

    ・定期的に購入する商品
    ・実店舗で取り扱っていない商品
    ・持ち運びに苦労する商品

例えば、化粧品を取り扱うなら、定期的に購入する頻度が高い基礎化粧品はECとの相性が良いと言えます。
また、実店舗で取り扱っていない商品や、EC限定の商品なども相性が良いと言えるでしょう。

加えて、飲料水やお米のように持ち運びに苦労する商品も、自宅まで直接届けてくれるECと相性が良いと言えます。

自社ブランドを取り扱えばサイトに強みが生まれる

定期通販ECでは、自社のオリジナルブランドを取り扱うとサイトに強みが生まれます。「この商品はここでしか買えない」と分かれば、定期購入やリピート購入に繋がっていくでしょう。

商品開発が困難な小規模の企業や個人でも、オリジナル商品の開発を手掛けてくれるOEMサービスを利用すれば、自社ブランドの開発を行うことができます。

3.必要な機能が揃ったカートシステムを選ぶ

必要な機能が揃ったカートシステムを選ぶ

商材と並んで重要なポイントとなってくるのが、必要な機能がしっかり揃ったカートシステムを選ぶということ。

定期通販ECではカートサービスを利用して事業をスタートすることが多いですが、サービス会社を選ぶ際は次のような機能が揃っているかを確認しておきましょう。

    ・購入に繋がる機能
    ・集客や顧客分析機能
    ・サイトデザインのカスタマイズ機能
    ・複数の決済機能やSNSとの連携

「LP一体型申込フォーム」のように購入に繋がるための機能が揃っているのかは、サイトの売上に大きく影響してきます。また、ステップメールなどの集客や、顧客分析を行える機能も用意しておきたいところです。

サイトデザインのカスタマイズ性は、自社のオリジナリティやブランディングを高めるだけでなく、検索順位の向上を目指すSEO対策にも関わってくるポイント。
ユーザーにさまざまな選択肢を用意できる決済機能の充実や、マーケティングに繋がるSNSとの連携も確認しておきましょう。

予算だけでなくサービス会社との「コミュニケーション」も大切に

始めて定期通販ECに取り組むなら、予算の面でシビアな判断を求められることも多いでしょう。

予算とコストのバランスをしっかりと見極めるのはとても重要なことですが、料金設定だけでサービス会社を決めてしまうのはおすすめできません。

定期通販ECは継続して運営を行っていくことで、徐々に成果に繋がっていくビジネスとも言えます。
しかし、料金設定は手頃だったものの、サービス会社の対応やコミュニケーションの面で不都合が多いと、「違うサービス会社に乗り換える」という結果をまねいてしまいます。

これでは初期費用にかけたコストや、これまで積み上げてきたサイトの実績が損なわれてしまう恐れもあるでしょう。ビジネスの基本は「人と人」です。サービス会社を選ぶ際は、口コミ情報や実際にやり取りをする中で信頼がおけるパートナーを選んでおきましょう。

まとめ

まとめ

今回は定期購入ECをこれから始める方に向けて、押さえておきたいポイントを3つご紹介しました。

国内EC市場は、今後も成長傾向が予想されます。EC化率も上昇する中で、ユーザーのニーズも多様化してくるでしょう。それだけ、新規参入にもビジネスチャンスはあるということ。

本文でもご紹介しましたが、定期通販ECのビジネスに欠かせないのが頼りになるカートシステムです。PRECSのカートシステム「リピスト」は、集客・販売・分析といった各種機能をしっかり取り揃えています。

また、サイトのカスタマイズ性も高く、自由度の高いサイト構築が可能。事業者のみなさんが安心してサイト運営に取り組めるサービスをお探しなら、ぜひ一度リピストにご相談ください。