ECサイトに会員ランク機能を導入する3つのメリット

更新日時：2020/10/20

ECサイトの集客や売上アップを目指すなら、会員ランク機能を導入してみましょう。

会員ランクはECの成長に欠かせないリピーターの獲得や、LTVのアップなどさまざまなメリットを得ることができます。

今回は、会員ランク機能の導入によるメリットについて具体的にご紹介します。機能の導入を検討している事業者の方は、ぜひ参考にしてください。

会員ランク機能とは？

会員ランク機能とは、ECサイトの会員を利用状況によってランク分けし、それぞれのステージごとにサービスや特典を提供する仕組みをいいます。

ユーザーは同一のサイトを利用するほど、会員ランクがアップしてお得な特典を手に入れることが可能。一方の事業者側は、リピートユーザーの獲得に繋がり、サイトの売上アップが期待できるという訳です。

pc and product

では、具体的に会員ランク機能ではどのような施策が採用されているのでしょうか。

多く見られるのが、ランクに応じたポイント倍率アップ。ユーザーはランクのグレードが上がるほど、高い倍率のポイントを獲得できます。ECサイトではポイント付与は効果の高い施策で、会員ランク機能と連動させることでさらなる効果を期待できるでしょう。

また、会員限定の特典を提供する施策も多くみられます。具体的には、送料無料やランクアップごとに割引クーポンを発行するなど、商品にプラスαで付加価値を付ける施策です。

この他にも、ランクアップのお祝いとしてノベルティを同封するといった施策は、顧客ロイヤリティを高める意味でも効果的でしょう。

ここからは、EC事業者が会員ランク機能を導入するメリットについて見ていきましょう。

1つ目のメリットは、リピートユーザーを獲得できるということ。

ECサイトの成長において、リピートユーザーの存在は欠かせなものです。会員ランク機能は、サイトを利用する頻度や購入金額に応じてランクがアップすることから、リピーターを獲得しやすいというメリットがあります。

ユーザーはよりお得な特典を得られるように、繰り返しサイトを利用。ランクが上がることで顧客満足度がアップする他、「せっかく受け取れる特典を逃したくない」といった心理もリピーターの獲得に効果を発揮します。

ECサイトの安定的な運営やマーケティング戦略に活用できるLTV（顧客生涯価値）のアップにも繋がるでしょう。

2つ目のメリットは、ロイヤルカスタマーを育成できるということ。

ロイヤルカスタマーとは、企業やブランドに対しての忠誠度（ロイヤリティ）が高いユーザーのことをいいます。リピーターも広義ではロイヤルカスタマーに含まれますが、後者の特徴として自社の商品情報や口コミ情報を主体的に発信してくれる点にあります。

例えば、

などなど、企業が直接発信せずとも、ユーザーがファン目線で情報を発信することで集客や口コミ効果を得ることができます。まだサイトを訪れていない見込み顧客への販促効果はもちろん、広告費を抑えるという意味でもロイヤルカスタマーの存在は年々注目を集めています。

会員ランク機能は、ユーザーと継続して関係を築くため、ロイヤルカスタマーを育成しやすくなります。これも、施策を実行するメリットの1つです。

shake hands

3つ目は、ユーザーとの関係を維持しやすいということ。

会員ランク機能を熱心に利用するユーザーは、企業からのメルマガやプッシュ通知などをチェックする頻度も高い傾向にあります。これはユーザーとの関係性を維持できるという点では、とても重要なポイントです。

一般的な会員登録だけで、これほど密な関係性を構築するのはハードルが高く、時間やコストがかかります。しかし会員ランク機能という施策をあいだに挟むことで、ユーザーに頻繁にアプローチできる理由付けが可能に。スムーズな関係性を構築し、発展させていくことができるでしょう。

今回は、ECサイトに会員ランク機能を導入するメリットについて解説しました。

会員ランク機能は、リピーターの獲得により売上やLTVのアップ、ロイヤルカスタマーの育成、ユーザーとの関係維持といった複数のメリットを得ることができます。どれもEC運営には効果が高く、事業者にとって導入する価値の高い機能と呼べるでしょう。

PRECSのカートシステム「リピスト」なら、会員ランク機能が標準装備。サービスを導入すれば、誰でも機能を利用することが可能です。結果に繋がるカートシステムをお探しなら、リピストにぜひご相談ください。

この記事をシェア