ECの決済代行サービスのおすすめはどこ?各社の特徴の違いを紹介!
ECサイトをはじめるには、支払いをおこなうための決済機能が欠かせません。多数の機能を一括で導入するなら、決済代行サービスを利用するのがおすすめです。
決済代行サービスなら、ECでの多彩な決済を一括で導入することができるため、コストや労力を抑えつつ、ユーザーへ豊富な選択肢を用意することができます。
今回は、ECの大手決済代行サービスを紹介しながら、各社の特徴の違いを解説します。
ECの決済代行サービス5社の特徴を紹介
決済代行サービスとは、ECサイトに導入する決済機能を一括で導入し、管理や運営、セキュリティ対策などを代行してくれるサービスのことです。
ECではユーザーが使い慣れた多彩な決済手段を用意しておくことが大切ですが、1つ1つの決済サービスを個別で導入する作業はコストや労力がかかります。その点決済代行サービスを使えば、サービス側が提供している決済手段を一括で導入することができ、導入後の運営も一元化することが可能です。
では、ここからは大手決済代行サービス5社の特徴や提供している決済手段についてご紹介します。
1.GMOペイメントゲートウェイ
【決済機能】
- クレジット決済(Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners、国内各社)
- コンビニ決済(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、セイコー)
- 銀行振込
- ID決済(アップル、グーグル、Amazon、LINE)
- オンライン決済(ペイペイ、メルペイ、楽天ペイ)
- キャリア決済(au、ソフトバンク、ドコモ)
- 後払い決済(GMO後払い)
国内屈指の決済代行サービスとして知られているのが、GMOペイメントゲートウェイです。これまでの10万店舗以上の導入実績があり、幅広い決済サービスを提供。セキュリティの高さも同社の強みで、決済代行サービスとしては定番の1社に数えられます。年中無休のサポート体制など、事業規模が大きいサービスならではの手厚いサポートも魅力です。
2.PAYGENT
【決済機能】
- クレジット決済(Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners、ディスカバー)
- コンビニ決済(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、セイコー他、全15社)
- 銀行振込
- ID決済(アップル、グーグル)
- オンライン決済(ペイペイ、楽天ペイ)
- キャリア決済(au、ソフトバンク、ドコモ)
- 後払い決済(Paidy、アトディーネ)
PYGENTも各種決済サービスを一括で導入できる決済代行サービスです。メールで決済画面を送る方法からシステムへの組み込みまで、ECサイトの仕様に応じてさまざまな接続方法を用意。各種ECサービスとの連携にも優れており、ストレスなくサービスを導入することが可能です。
3.SBペイメントサービス
【決済機能】
- クレジット決済(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners、ディスカバー)
- コンビニ決済(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、セイコー)
- 銀行振込
- ID決済(アップル、グーグル、LINE)
- オンライン決済(ペイペイ、楽天ペイ、メルペイ)
- キャリア決済(au、ソフトバンク、ドコモ)
- 後払い決済(NP後払い)
SBペイメントサービスはソフトバンクグループが提供する決済代行サービスです。国内でも屈指のユーザー数をほこり、各種決済機能を幅広くカバー。ECでの決済はもちろん、
実店舗での決済サービスも提供。また、マーケティング支援に関するサービスも用意されているため、事業者の売上アップにあらゆる角度から貢献してくれます。
4.ソニーペイメントサービス
【決済機能】
- クレジット決済(VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners 大手16社)
- コンビニ決済(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、セイコー、デイリーヤマザキ)
- 銀行振込
- ID決済(アップル、グーグル、LINE)
- オンライン決済(アップル、グーグル、LINE)
- キャリア決済(大手3社)
- 後払い決済(アトディーネ)
ソニーペイメントサービスは、ソニーグループが提供する決済代行サービスです。「e-SCOT Smart」と呼ばれる独自のサービスを利用することで、カード会社とダイレクトにやり取りができる仕組みを構築。ユーザーに対してスピーディーなサービスを提供できるため、かご落ち防止やリピート率アップといったECの課題解決に貢献してくれます。
5.DGフィナンシャルテクノロジー
【決済機能】
- クレジット決済(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club
- コンビニ決済(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ、セイコー、デイリーヤマザキ)
- 銀行振込
- ID決済(アップル グーグル、Amazon、LINE)
- オンライン決済(ペイペイ 楽天ペイ メルペイ)
- キャリア決済(au、ソフトバンク、ドコモ)
- 後払い決済(ベリトランス後払い)
DGフィナンシャルテクノロジー(旧ベリトランス)は、ECから実店舗、越境ECにいたるまであらゆるジャンルの決済サービスを提供する代行サービスです。ECでは、マルチペイメントサービス「VeriTrans4G」を提供しており、取扱件数6.9億件と膨大なノウハウの蓄積も強みです。
まとめ
今回は、ECの大手決済代行サービス5社についてご紹介しました。
ECでは幅広い種類の決済機能を用意しておく必要があります。ユーザーにとって使い慣れた決済がなければ、かご落ちや離脱に繋がり、せっかくの購入機会を失いかねません。
一方で、大量の決済手段を1つ1つ導入するにはコストや労力がかかり、管理を別途おこなう手間もかかります。決済代行サービスは豊富な決済手段を一括で導入することができ、EC事業者の負担を大幅に軽減してくれます。
自社がほしい決済サービスを網羅されているかや、手数料の割合はどの程度なのかを参考にしながら、最適なサービスを選んでいきましょう。
EC通販に精通したプロがお答えいたします。