簡単まとめ！ECサイトの制作方法とおすすめのサービス

更新日時：2020/08/11

「初めてECサイトを制作するけど、どうやって作ればいいの…？」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ECサイト（ネットショップ）は制作方法もさまざまなで、サービスも多数リリースされていることから、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、初めてECサイトを制作する方に向けて、制作方法の種類とおすすめサービスをご紹介します。これからサイト作りに取り組む方は、ぜひ参考にしてください。

主要なECサイトの制作方法は5つ

electronic commerce

ECサイトの制作方法は、大きく5つの種類があります。

それぞれ手法ごとに特徴に違いがあり、事業者はサイトの規模や年商、予算などを勘案しながらどの制作方法が自社とマッチしているかを見極めることが大切です。

では、種類ごとの特徴を1つずつ見ていきましょう。

まずご紹介するのが、ASP型のサービスです。

APSとは「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略称で、インターネットを通じてECサイトの構築サービスを利用する方法のことを言います。

事業者はネットを使ってサービスにアクセスしサイトを構築することができ、自社サーバーや専門的なノウハウがなくてもすぐにECサイトを立ち上げることが可能。コストも比較的安価に抑えられる点も、ASP型の特徴の1つです。

近年のEC制作方法としてはトレンド的な手法で、初心者でも扱いやすいサービスといえるでしょう。

【おすすめのサービス】

次にご紹介するのが、無料ASP型のサービスです。

サービスの最大の特徴は、無料でECサイトを構築できるということ。サービスの仕組みはASP型と同じで、初期費用や月額費用が一切かからず、誰でも簡単にネットショップをオープンすることができます。

個人や小規模の事業者がECサイトを制作するにはうってつけです。ただ、無料サービスということもあってカスタマイズ性や機能性が有料サービスに比べ制限されている点は覚えておきましょう。

【おすすめのサービス】

パッケージ型も主要なECサイト制作方法の1つです。

パッケージ型とは、ECサイトを構築するための専用ソフトウェアを導入してサイトを制作する手法のこと。自社サーバーが必要なため、導入・運営コストは高くなりますが、カスタマイズ性が高くデザインや機能においてオリジナリティの高いサイトを作ることができます。

ECサイトで本格的な事業展開を目指す際にはおすすめで、サービス会社のサポート体制も整っていることから、万全の体制でEC事業に乗り出すことができるでしょう。

【おすすめのサービス】

ゼロからECサイトを自作したいという方は、オープンソース型のサービスを利用してみましょう。

オープンソース型とは、ネット上に無料で公開されているECサイト構築向けのプログラムを利用して、サイトを制作する手法のこと。ソースコードを編集することでオリジナリティの高いサイトを作ることができ、サービスも無料で利用することができます。

一方で制作には高い専門性やスキルが求められる点や、設備投資やセキュリティ投資などのコスト負担が大きくなる点は覚えておきたいポイント。上級者向けの制作方法と考えてよいでしょう。

【おすすめのサービス】

最後にご紹介するのは、フルスクラッチ型です。

フルスクラッチ型とは、まったくのゼロからECサイトを制作する手法で、自社だけのオリジナルサイトを制作することができます。デザインや機能性の自由度がもっとも高い手法です。

制作会社に委託して構築するのが一般的ですが、費用面の負担が大きく、大規模サイト向けの手法と言えます。また、開発期間が長くなることから、リリースまで一定の時間が必要な点も覚えておきましょう。

今回は、ECサイトの制作方法と、おすすめのサービスについてご紹介しました。

ECサイトの制作方法には大きく5種類の手法があり、事業者は目的や予算などにあわせて最適な手法を選ぶことになります。初心者ならAPSや無料ASPが候補で、ある程度しっかりとしたサービスを利用したいなら有料のASPを選んでおくのがおすすめでしょう。

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