ECサイト構築ができるオープンソース5選
ECサイトを作る時にオープンソースで構築するという方法があります。
ある程度の知識が必要になりますが、カスタマイズもでき、多くのEC構築ASPサービスのベースになっているものもあるので、プログラミングに興味のある方や、他にはない独自の機能を付けたい方は試してみるといいでしょう。
今回はECサイト構築用のオープンソースを5つ紹介していきます。
それぞれの特徴を理解して、オープンソースを利用していきましょう。
オープンソースとは
「オープンソース」とは、ネット上に公開されているシステムのことです。
基本的に無料で利用でき、カスタマイズも自由です。
広く利用されているオープンソースでは提供元やサードパーティがオプションやプラグインを開発していることもあります。
また、提供している会社がシステムをバージョンアップさせることもあり、買い取り型である「パッケージ」と比べて利便性が高い点にも注目です。自分のECサイトに適したオープンソースを探していきましょう。
おすすめオープンソース5選
大事なのは、自分のECサイトのイメージです。
「決済」「配送」「商品管理」など、必要な機能はたくさんありますが、どのような機能が付いているのか、自分で調べる必要があります。今回は、ECサイトが構築できるオープンソースをそれぞれ紹介していきます。
EC-CUBE
日本で最も導入実績のあるオープンソースです。
無料で利用でき、機能も豊富です。EC-CUBEをベースにしたEC構築サービスも多数あります。
また有料のプラグインの開発も盛んに行われており、拡張性の高いシステムです。
os Commerce
海外のオープンソースです。
オリジナルのサイトは英語ですが、日本語版のサイトもあります。
ECサイトの拡張機能やテンプレートも多数用意されていますが、英語版の説明しかないプラグインなどもあるので、充分に使いこなすにはある程度の英語力も必要です。
Zen Cart
カスタマイズ性が高く、他のサービスとの連携も豊富です。
ポイントシステムなど、システムの追加も行えます。
自分のECサイトに必要な機能を揃え、必要のないものはできるだけ省いてく心掛けが必要です。
機能、システムを導入し過ぎるとバージョンアップが大変になったり、管理も大変になるので注意しましょう。
PRESTA SHOP
世界的なシェアも大きく、高く評価されているオープンソースです。
多言語、多通貨に対応しており、世界的なECサイトの運営が可能です。機能も十分に揃っています。
しかし、日本語対応が不十分で、英語ができないと操作が難しいでしょう。
日本国内のみのECサイト展開を考えているならば、無理をして使うこともないと思います。
Live Commerce
こちらも日本語、英語、中国語と多言語、多通貨に対応していて、世界的な展開ができます。
サイトも日本語対応されているので、操作に困る部分は少ないと思います。
現在はオープンソースとしてのアップデートは終了しており、有料のASPとして展開しています。
オープンソースを活用しよう
自分の思い描いていたオープンソースは見つかったでしょうか。
オープンソースは基本的に無料なので、気軽に利用できます。
しかし、後々様々な機能が必要となってきた時にお金は発生します。
できるだけ先の計画を立てて、構築方法も選択するようにしましょう。