ECカートの費用形態(料金プラン)はどんな種類があるの?
便利なカートサービスを手軽に利用することができるECカート。
ECカートにはさまざまな種類がありますが、導入の際に気になるが費用形態(料金プラン)ですよね。
サービスによってはさまざまなプランが用意されていることから、どのプランを選べばよいのか迷う方も多いかもしれません。
そこで今回は、ECカートの費用形態の種類に注目してみます。
どんな種類が用意されているのか、特徴はどこにあるのか見ていくことにしましょう。
費用形態の種類は大きく3つ
ECカートの費用形態の種類をみていくと、大きく3種類に分けることができます。
- 従量課金
- 月額固定
- レベニュー
それぞれの種類の内容と、特徴を見ていきましょう。
1.従量課金
1つ目に紹介する費用形態は「従量課金」です。
従量課金のプランの特徴は、アクセス数によって料金が変動するということ。
サイトへのアクセスによって最適な料金に設定されることから、無駄なコストが掛からず適正なカート運営に繋げられます。
例えば、サイトの立ち上げ当初などはアクセス数もそれほど稼げないことから、従量課金プランを選んでおくと余分なコストを抑制できるでしょう。
一方、アクセス数が増えてくると比例して料金も増えることから注意が必要です。
2.月額固定
ECカートの費用形態2つ目は「月額固定」です。
月額固定は、毎月設定された固定料金を支払う形態。
ECカートの料金としてどれくらいのコストがかかるのか毎月確実に把握できることから、予算や運営の目途が立ちやすいというメリットがあげられます。
どれくらいのコストがかかるのか把握できていない状態はカート運営者からすると心配ですが、これなら安心してECカートを利用できます。
デメリットとしては、立ち上げ当初のアクセス数が少ない時期はコストの無駄が出る点。
しかしアクセス数が増加しても料金に変化はないので、これをデメリットと捉えるか先行投資と考えるかは運営者の判断にも左右されるポイントでしょう。
3.レベニュー
3つ目の費用形態は「レベニュー」です。
レベニューでは、あらかじめ売上の「〇%」という条件を設定しており、毎月の売上によって費用も変動します。
従量課金と似ていますが、レベニューはあくまでも売上に主眼を置いている点がポイント。従量課金ではアクセス数は多くても、必ずしも売上に繋がる保証がありません。
その点、売上の増減にうまく対応できるレベニューは費用の支払いを心配するリスクを軽減できるでしょう。
もちろんレベニューでも売上が増えればコストが増加してしまう点は、押さえておきたいポイントです。
実際の料金システムを覗いてみよう
それでは、実際のECカートサービスの料金システムはどうなっているのか、実例をあげて覗いてみることにしましょう。
ebisumart の料金プランは?
こちらはECカートサービスを展開する「ebisumart」の料金プランを表にしたものです。
細かく内容を見ていくと、まず形態ごとに初期費用に違いがあることが分かります。
従量課金と月額固定では初期費用は300万円~に設定されており、レベニューでは1,000万円~となっています。
レベニューのプランでは初期費用が高いことが分かりますね。
詳細な費用内訳でもレベニューに特徴がある
詳細な費用の内訳を見てみると、こちらも従量課金と月額固定ではほぼ同じ内容となっています。もちろん、それぞれの費用形態の特徴である「PVによる変動」と「固定」という点は違いあります。
大きく違うのがレベニュー。
レベニューでは費用詳細の部分は「毎月の売上金額の2.5%~」という表現のみとなっています。これはレベニューの費用形態が売上を主眼に置いているためで、サービス提供側もより主体的に売上アップに貢献するためです。
リピストの料金プランは?
次に「リピスト」の料金について見ていきましょう。
リピストでは月額料金によるサービスを提供しており、4つのプランから選ぶことができます。
ライトプラン・スタンダードプランはネットショップ初心者向けのサービスで、利用料金も比較的リーズナブルに設定されています。
プレミアムプラン・エキスパートプランはネットショップ上級者向けで、料金もやや高くなりますがその分サービスの内容がグレードアップしています。
プランごとにサービス内容が違う
サービス内容を詳しく見ていくと、やはりグレードの高いプランほど機能の制限がなくなり自由度の高いショップ運営を行うことができます。
とくにエキスパートプランでは商品点数やLPフォームの数が無制限に設定されているため、大規模なプロモーションを行う際も安心です。
事業ごとにコースを変えるのもおすすめ
さて、ここまでの内容で費用形態ごとの違いや特徴はイメージできたかと思います。
最後に、プランを選ぶ際のポイントを1つご紹介しておきましょう。
そのポイントとは「事業ごとにコース(費用形態)を変える」というもの。
1つの費用形態にこだわって複数の事業を運用しようとすると、どうしてもコスト面で無駄が発生してしまいます。
せっかく特徴の違うプランが用意されているのなら、それを活用しない手はありません。
しっかりと支払い費用を把握しておきたい案件なら、月額固定を。これから徐々に成長を目指したいなら従量課金を選ぶ、といった具合です。
こうすることでコストの無駄を省くことができるのはもちろん、事業の特徴にあわせて柔軟な対応を行うことができます。
まとめ
今回はECカートの費用形態(料金プラン)について、種類ごとの違いや特徴をご紹介しました。
カートの費用形態には複数の種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
自社がこれから運営するサイトには、どれが最適なのか。
ご紹介した内容を参考にしながら、じっくり検討して選んでみましょう。
定期通販に強いリピストのカートサービスでは、複数の料金プランを用意しています。
自社の事業にあわせてプランを選べるので、コスト面での無駄を抑え最適なサービスを選ぶことが可能です。
これからネットショップの立ち上げをお考えの方は、ぜひ一度リピストにご相談ください。