ECサイトのセキュリティで最低限チェックすべき4つのポイント - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ECサイトのセキュリティで最低限チェックすべき4つのポイント

個人情報の流失に関する話題がたびたびニュースとなりますが、「自社のECサイトは関係ない」と考えていませんか!?ECサイトは個人情報の取り扱いが多く流失のリスクも高いことから、セキュリティ対策にはとくに力を入れる必要があります。

ひとたび自社サイトのセキュリティに関して問題が露呈すれば、サイトの信用は著しく低下してしまうでしょう。

そこで今回は、ECサイトのセキュリティ対策として、最低限チェックしておきたいポイントを4つご紹介します。内容を確認して、万全のセキュリティ対策を講じていきましょう。

なぜECサイトではセキュリティ対策が必要なのか?

ECサイトでは、商品の郵送先や支払い情報など、ユーザーの個人情報を大量に取り扱っています。こうした個人情報を狙った悪意あるハッキング行為は後を絶ちません。流失した情報は闇市場で売買されることも多く、ユーザーは大きな被害を被ってしまいます。

もちろん、被害を受けるのはサイト側も同じです。とくに影響を受けるのが次の2点です。

社会的信用

ECサイトのセキュリティ対策の不備から、個人情報やクレジットカードの不正使用が起こると、社会的な信用を大きく失うことになります。大規模な流出となれば、ニュースメディアでも取り上げられることになり、サイトの信用に多大な影響を与えてしまうでしょう。

ユーザーはこうした情報に敏感なため、サイトから一気に客足が遠ざかってしまうことも十分に考えられます。

社会的信用

金銭的損害

個人情報の流失などが起これば、システム強化の対策費やユーザーへの対応、第三者委員会での原因究明など、大きな費用が発生します。突発的な支払いが発生するため、サイトの運営に大きなダメージを与えかねません。

また、個人情報の流失がサイト側の過失(例えば、社員が情報を持ち出していた)といったケースでは、ユーザーから損害賠償を請求されるケースも考えられるでしょう。

ECサイトのセキュリティ対策4つのチェックポイント

ここまで、ECサイトでのセキュリティ対策の重要性をご紹介してきましたが、具体的にどのような対策を講じていけば良いのでしょうか?

セキュリティ対策を行うためのチェックポイントを4つ見ていきましょう。

セキュリティ対策4つのチェックポイント

1.カートのセキュリティは整っているか?

まずは、ECサイトで利用しているカートシステムのセキュリティを確認しておきましょう。とくにオープンソースのカートシステムを利用している場合は、セキュリティに脆弱性を抱えている可能性があります。現状を確認して、脆弱性があればすぐに改善を行いましょう。

また、ASPのカートシステムを利用すれば、セキュリティに関するアップデートや改善をサービス会社側が行ってくれるので、安心してシステムを利用できます。セキュリティ対策を考えるなら、ASPカートの導入も検討してみましょう。

2.社内の情報管理体制は万全か?

セキュリティ対策の基本中の基本が、パスワードの高度化でしょう。安易に推測できるようなパスワードを設定せず、複数の文字を組み合わせたセキュリティの高いパスワードを設定しましょう。

また、個人情報の流失は外部からの不正アクセスだけではありません。流失原因として多いのが、ヒューマンエラー(人為的ミス)です。誤って個人情報の入ったデータを紛失するケースや、メールの誤送信などが挙げられます。

人が作業に関わる限り、ミスは起こる前提で対策を講じておくことが大切です。情報管理のマニュアル作成や、ヒューマンエラーが起きない仕組み作りなどを進めていきましょう。

社内の情報管理体制は万全か?

3.決済方法に脆弱性はないか?

ECサイトではさまざまな決済方法を利用しますが、中にはセキュリティ面で脆弱性を抱える方法もあります。こうした決済方法をサイトから取り除くのも対策の1つです。

しかし、決済方法の選択肢が狭まって、ユーザーの利便性が低下してしまえば元も子もありません。よりセキュリティ意識の高い決済サービスの導入や、決済代行サービスへ委託するのもアイデアの1つでしょう。

4.社内のPCやソフトは最新の状態になっているか?

いくら最新のセキュリティソフトや対策を講じても、それを使うパソコンやソフトがアップデートされていなければ、脆弱性は改善されません。PCなどのアップデートには、システムの隙を突いてくる不正アクセスへの対策も含まれています。

個人情報を管理するECサイトの事業者なら、こうしたアップデート情報にも敏感になっておきましょう。

まとめ

今回は、ECサイトのセキュリティ対策の際に、チェックしておきたいポイントを4つご紹介しました。

不正アクセスやヒューマンエラーによる個人情報の流失やクレジットカードの不正利用は、サイトの社会的信用を失うだけでなく、金銭的な損害を被る可能性もあります。こうしたリスクを排除するためにも、しっかりとしたセキュリティ対策を講じておきましょう。

セキュリティ対策の1つとして有効なASPカートの利用ですが、PRECSのカートシステム「リピスト」は、セキュリティ対策もしっかり整っています。外部の信頼できる決算システムとも連携しているので、安心してサイト運営を行うことができます。ECサイトの安心と安全を考えるなら、PRECSのリピストをお選びください!