Googleアナリティクス講座:チャネルを理解すれば、ユーザーがどう来たかが理解できる - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

Googleアナリティクス講座:チャネルを理解すれば、ユーザーがどう来たかが理解できる

googleアナリティクスでは、ユーザーの訪問経路をチャネルとして分類します。今回はチャネルの概要や種類、アナリティクス内での操作についてみていきましょう。

チャネルとはユーザーの訪問経路

googleアナリティクスでは、ユーザーがどのような経路でサイトに訪れたかを「チャネル」という項目で分類しています。

チャネルは訪問経路で分類されており、それぞれの経路ごとにセッション数やコンバーション率を細かく確認することが可能です。

チャネルごとの影響力を分析できる

例えば、

・どの訪問経路がもっともコンバージョンにつながっているか
・改善が必要なのはどの訪問経路か

といった分析をするには、チャネルはとても便利です。チャネルごとの影響力や、ユーザーへの効果を数字やグラフを使って表示するので、具体的な対応策を検討する材料にはぴったりです。

チャネルを確認してみよう!

では実際にgoogleアナリティクスを操作しながら、チャネルを確認してみましょう。

チャネルは、「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」の順で表示することができます。

チャネル 画像1

表の左側に「channnel Grouping」という項目があります。この部分がチャネルです。

画像3

それぞれの項目がサイトへの訪問経路になっており、セッション数やコンバージョン率を一目で確認することができます。

チャネルの種類を紹介

さて、先ほどチャネルには複数の種類があるとご紹介しました。ここからは、それぞれのチャネルについて、細かくみていきましょう。

1.Organic Search

Organic Searchは、GoogleやYahoo!からの検索によって、サイトにアクセスした場合を意味するチャネルです。

キーワード検索などでサイトを訪れる場合は、このチャネルに分類されます。

2.Direct

Directは、直接サイトを訪れた人をあらわすチャネルです。URLを入力してサイトを訪れた場合や、ブラウザーのお気に入りからアクセスした場合にカウントされます。

また、インターネットのブラウザー以外からのアクセス(アプリなど)もここにカウントされます。

3.Referral

他のホームページを参照してサイトにたどり着いた場合に分類されるチャネルです。ホームページやブログのリンク欄からサイトにアクセスした場合などが主な経路となります。

4.Social

Socialは、twitterやfacebookなどのソーシャルメディアからの訪問を意味するチャネルです。ソーシャルメディアを使ったマーケティングや、口コミなどからの流入数を把握するには、このチャネルが最適です。

5.Paid Search

Paid Searchは有料のリスティング広告からのアクセスを分類するチャネルです。

6.Display

リスティング広告を分類するPaid Searchに対して、ディスプレイ広告を分類するのがDisplayです。広告形態にあわせて分類されるので、流入数の比較などにも役立ちます。

7.Affiliates

2016年3月に新しく追加されたチャネルが、Affiliatesです。アフィリエイトを通したサイトへのアクセスが分類されます。

8.Email

Emailを通じたサイトへのアクセスを分類するのが、Emailチャネルです。メールマガジンからの流入等を確認するのに役立ちます。

9.Other Advertising

ここまで紹介した広告以外からの流入は、Other Advertisingに分類されます。

また、どのチャネルにも該当しなかったアクセスについては、Otherというチャンルに分類されるので覚えておきましょう。

訪問経路を把握する便利な機能

チャネルは、サイトへの訪問経路や、チャネルごとの影響力を把握することができる便利な機能です。自社の広告形態などによって細かく分類することができるため、詳細な分析や比較をおこなうことが可能です。

また、googleアナリティクスではチャネルを自由に定義することもできます。既存のチャネルだけでなく、目的にあわせたチャネルグループを作成することで、より有益なアクセス分析に役立ててみましょう。