Googleアナリティクス講座:Googleトレンドの使い方をおぼえて効率的にマーケティングを行おう - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

Googleアナリティクス講座:Googleトレンドの使い方をおぼえて効率的にマーケティングを行おう

Googleトレンドはキーワードの検索トレンドを調べることができる便利な無料ツールです。この記事ではその使い方や使用する際の注意点を詳しくご説明します。

人気キーワードがすぐに分かるgoogleトレンド

Googleトレンドは、Googleの検索状況をもとに、人気のキーワードやトレンドを表示してくれる無料ツールです。

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現在よく検索されているキーワードを確認できるだけでなく、任意のキーワードを入力すれば、そのキーワードの検索動向をグラフ形式で見ることができます。

Googleトレンドの使い方は簡単

Googleトレンドは、キーワードを入力するだけで簡単に操作できます。

例として「日焼け止め」というキーワードを使って調べてみましょう。検索ボックスにキーワードを入力して検索をおこなうと検索トレンドが表示されます。

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表示されたグラフを見てみると、「日焼け止め」は夏が近づくのにあわせて、検索されるようになることが分かります。次に「健康食品」というキーワードを入力してみましょう。

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先ほどとは違い、グラフにおおきな変動はありません。季節などのトレンドに左右されないキーワードであることが分かります。

Googleトレンドで覚えておきたいポイント

シンプルな使い方で簡単にキーワードのトレンドを調べることができるGoogleトレンドですが、操作するうえで覚えておきたいポイントがあります。

フィルターを活用しよう

Googleトレンドでは、フィルター機能を使って、地域や期間などの設定を変えた検索をおこなえます。実際にフィルターを使った検索の例として「UV」というキーワードを調べてみましょう。

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何も設定していない状態でUVと検索すると、人気度の動向におおきな変化はないように感じます。注目してもらいたいのが、フィルターの設定。ここでは「すべての国」が対象となって検索がおこなわれています。このフィルター機能で「日本」に絞り再度検索してみましょう。

地域でフィルタを設定

すると人気度の動向が、先ほどの「日焼け止め」とおなじように、夏場にかけて上昇する結果が出てきました。

この違いの原因は、なにもフィルターをかけていない状態だと、他の国の検索動向がふくまれてしまうため。日本語以外のキーワードを調べる際は、地域にフィルターをかけた方が正確なトレンド把握が可能です。

Googleトレンドをマーケティングに活用しよう

いろいろと便利なGoogleトレンドですが、マーケティングに活用することも可能です。業界の頻出キーワードや関連キーワードのトレンドを調べてみましょう。そのトレンドに合わせて、コンテンツ追加やSNSで発信を行えば効率的にサイトの認知を広げることが可能です。

また、注目を集めているキーワードを盛り込んだバナーを作成すれば、集客効果の高い広告となるかもしれません。

アクセスの変動理由を調べる使い方も

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突発的なアクセスの変動があった場合、Googleアナリティクスを見るだけでは原因を特定できない場合もあります。そんな時は関係するキーワードをGoogleトレンドで調べてみましょう。アクセスの変動と同様のトレンドが見られたら、サイトに異常があったのではなく、トレンド全体で動きがあったことがわかります。

アクセスの変動のあった日付にあわせて、キーワード検索をおこなえば、「TVで商品が取り上げられた」「SNSで芸能人が紹介した」など、原因を探ることが可能です。

Googleトレンドを使ってトレンドを把握しよう

Googleトレンドは、キーワードのトレンドを一目で確認できる便利な無料ツールです。地域や期間といった各種フィルターを用いることで、より詳細なトレンド確認にも対応できます。

サイトの改善や新たなコンテンツを検討する際に、ぜひとも活用して効率的にマーケティングを行いましょう。