0から学ぶLPOの意味と目的
リスティング広告などを入り口とするランディングページ(以降LP)は、今やWeb広告として主流のものとなっています。1枚完結型のLPは低コストで商品の魅力を効果的に訴求するものです。
しかし、そのためにはLPを最適な形に構築する「LPO」が欠かせないものとなってきます。
そこで今回はLPOの概要と、ECにおけるLPOの重要性について分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
これからランディングページを作ろうと考えている方にとって必ず役立つ内容となっていますので、ぜひご一読下さい!
LPOとは?
LPOとは「Landing Page Optimization」の頭文字をとったもので、「ランディングページ最適化」という意味です。
ランディングページ(LP)とは、検索結果や広告をクリックして表示されるWeb広告の顔となる一枚完結型のウェブページのことです。
商品の特徴や価格、使用者の声や売上実績などを載せることで、他のページに行くこともなく、スクロールだけで潜在顧客に商品をPRすることができます。
LPOではLPを最適化するということなので、ターゲットとなる潜在顧客に向けてより訴えるコンテンツを提供することを目的としています。
ECにおけるLPOの目的と役割
LPOで離脱率を下げる
LPOにおける一番大きな目的は、ページの離脱率を下げることです。
どんなに多くの人が広告をクリックし、LPを訪問してくれたとしても、必要となる情報を見つけるまでの経路が分かりづらい、もしくは期待した情報を得られないと判断するとすぐに離脱するでしょう。
LPでは通常8秒以内に閲覧者が必要としている情報が見つからないと離脱してしまうとも言われています。
つまりLPではファーストビューが大事なわけです!
Web広告から訪問した潜在顧客にわかりやすく訴えかける、商品の明快なキャッチコピーや写真をファーストビューに組み込むことも離脱率を下げるためのLPOの手法の一つです。
また、検索機能やリンクメニューを充実させることも大事です。
LPのページトップに必要としている情報にすぐ飛べるように「商品の産地・製法」「商品価格」「利用者の声」「カタログ請求」など、簡潔なリンクを設置しておけば、迷うこと無くターゲットの必要としている情報へ誘導することができ、結果として離脱率は下がる可能性があります。
これもLPOの一環です。
LPOでコンバーション率を向上させる
LPOではコンバーション率を向上させるのも大きな目的の一つです。
コンバーション率とは、わかりやすく言うと「LPを訪問・閲覧した人のうち、実際に商品・サービスを購入した人の割合」のことです。
いくら莫大な広告費をかけて多くのユーザーをLPに誘導しても、顧客になってくれる人が少なければ意味はありませんし、費用対効果の面でも赤字になりますね。
そういった事態を防ぐ意味でも、LPOが果たす役割は大きなものだと言えるでしょう。
コンバージョン率を向上させるLPOの手法としては、購入ボタンを分かりやすい位置に設置したりすることが挙げられます。こうすることで、LPに誘導した潜在顧客を逃がしません。
また定期購入系のECサイトにおいて短い時間で効率的に商品の魅力を伝えるLPは非常に大事であり、LPOは欠かせません。
リピート通販専用カートである「リピスト」のLPフォームでは、たったの2クリックで注文完了できるので、LPのコンバーション率向上に大きく役立ちます。
リピストでは他にも顧客がどのような経緯で商品を購入したかを分析する機能や、物流・コンサルなどの様々な代行サービスが充実しています。定期購入系のECサイトを運営している方はぜひリピストをチェックしてみましょう!
まとめ
今回はLPOの概要とその重要性について触れてきましたが、LPOがいかに大事かおわかり頂けたでしょうか?
いかに魅力的な商品でも、LPが最適化されていなければ訪問者はすぐに去ってしまいます。
より魅力的で効率的なLPを構築するためにはLPOを忘れないようにしましょう!
次回はLPOを行うツールなどをご紹介しますので、今回LPOについて興味を持った方はチェックしてみてください。