ECサイト開設後にすぐやるべき重要リスト10個!
ECサイトを開設したものの、何から手を付けよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ECサイトを開設後にすぐやるべき重要項目を10個にリスト化。取り組むべき項目を1つずつチェックできるので、EC開設後の業務をひと目で把握することができます。
さっそく、すぐやるべき重要リストを見ていきましょう。
目次
1.お店の目標を立てよう
ECサイトの開設後にまず取り組むべきは、お店の目標を立てることです。
目指すべきゴールが定まっていないと、どんな施策や道筋で業務を進めていけばよいのか、手探り状態で進めていくことになります。効率的かつ、きちんと軸の通った事業運営を実現するためにも、スタートの段階でしっかりと目標を設定しておきましょう。
具体的には、KPIとKGIを定めておく必要があります。
KGI=重要目標達成指標
KPI=重要業務評価指標
分かりやすくいえば、KGIは最終的なサイトの目標・ゴールとなるもので、KPIはそのゴールへ到達するための中間目標となります。
例えば、KGIで定めた売上目標を達成するために、KPIではCVRや訪問数、購入単価といった詳細な項目をチェックして事業を進めていきます。
2.商品の画像を充実させよう
2つ目は、商品ページの画像を充実させること。
ECサイトでは現物商品を確認することができないため、商品の画像が購入を判断する貴重な材料となります。商品の魅力が伝わらない画像や、ピントや色合いがボケている画像は購入意欲をそいでしまいます。また、画像の種類が少ないと購入を決断する決定打に欠けるため、商品画像の数を充実させることも重要です。
3.商品の魅力を伝える文章を作ろう
商品の魅力を伝えるための文章の作成も、ECサイトの開設後に取り組むべき項目です。
画像だけでは、商品の詳しいスペックや特徴までを伝えきることができません。サイズや素材、製造方法や強みとなる特徴などをユーザーにしっかり提示してあげましょう。文章もただ情報を並べるだけでなく、購入意欲を高め思わずボタンをクリックしたくなるような味わい深さがあると、より魅力が伝わりやすくなります。
4.ランディングページを作ろう
4つ目は、ランディングページ(LP)の作成。
ランディングページは、1ページで商品の強みや特徴を分かりやすく提示できるため、コンバージョンに繋がりやすくユーザーの満足度も高めることができます。また、ランディングページと入力フォームが一体型になるデザインを採用すれば、ページをまたぐストレスが軽減され、より購入を後押しできるでしょう。
単品通販などではWeb広告などのリンク先として、ランディングページを掲載するのが一般的なため、早い段階で作成しておくと今後のマーケティング活動の幅が広がります。
5.お店のコンセプトを伝えよう
お店のコンセプトを伝えることも、EC開設後に取り組みたい項目です。
ECサイトは年々競争が過熱化しており、他社との差別化を図ることが売上アップへの鍵を握ります。その際にアドバンテージとなるのが、お店のコンセプトです。どんなビジョンや目的があるのか、作り手の想いが伝わるようなページが用意されていると、他社との差別化を図りやすくなります。
サイトのブランディングを進める上でも効果を発揮するため、コンセプトを伝えるコンテンツ作りに取り組んでおきましょう。
6.お客様の声(レビュー)を掲載する
ECサイトを開設後にぜひ取り組んでほしいのが、お客様の声(レビュー)を掲載することです。
お客様の声は、実際に商品を購入したユーザーの生の声です。それだけに商品購入の検討材料として信頼性が高く、ユーザーからのニーズも高い項目です。きちんとユーザーの声を受け止め、オープンにするというお店の誠実さをアピールする上でも効果的なことから、サイト開設後はお客様の声を集め積極的に掲載していきましょう。
7.作り手の顔が見えるようにする
作り手の顔が見えるようにしておくのも、重要な項目です。
ECサイトは実店舗と違い店員の顔が見えないため、ユーザーが不安を感じるケースも少なくありません。そこで、サイトで商品を販売している人の顔やプロフィール、実際の製造現場の画像などを公開することで作り手の顔が見える工夫をしてみましょう。
SNSやブログなどで定期的に「中の人」の情報をアップすることで、親近感や安心感を届けることができます。ユーザーとの関係性を密にするアプローチに取り組んでいきましょう。
8.サイトの使いやすさを改善しよう
サイトの使いやすさは、大きくデザイン面と機能面の2種類に分けられます。
デザイン面とは、ページの見やすさやの部分で、フォントの大きさや色合い、画像の質、購入ボタンの視認性などがあげられます。一方の機能性では、入力フォームのサポート機能や、商品検索機能など実際に操作する際の利便性の高さが含まれます。
サイトの使いやすさを改善する際は、この両輪で作業を進めることが大切です。例えば、「デザインにだけこだわり過ぎて使いづらいサイト」といったバランスの悪いサイトにし仕上がらないように調整を加えていきましょう。
9.Q&Aを設ける
ユーザー向けのQ&A(よくある質問)ページを用意しておくのも、EC開設後に取り組みたい項目です。
ユーザーが疑問を持つ決済や配送、商品情報などについてあらかじめQ&Aが用意されていれば、問い合わせをすることなくスムーズな買い物を実現できます。ユーザーに対して真摯に対応するというお店の姿勢を伝える上でも効果的なことから、定期的によくある質問をリストアップして更新を行うようにしましょう。
10.決済手段をたくさん用意する
最後は、決済手段をたくさん用意するということ。
近年は電子決済が一般化し、それに合わせて提供されるサービスの数も続々と増えています。ユーザーは自分が使い慣れた決済方法で買い物をしたいため、ECサイト側も幅広いニーズに対応できる決済手段を用意しておくことが大切です。
クレジット決済やID決済、後払い決済や代引き決済など、幅広いバリエーションを用意しておきましょう。
まとめ
今回は、ECサイトの開設後にすぐやるべき重要項目を10個ご紹介しました。EC開設直後は、取り組むべき課題が多く、どこから手を付けるべきか分からなくなります。本記事では、まず取り組むべき重要項目をピックアップしてまとめているので、内容を参考に1つずつ課題をクリアしてみてください。
PRECSのカートシステム「リピスト」では、LP一体型購入フォームやアップセル機能など、売上に繋がる各種機能を豊富に揃えています。単品通販に強いサイト構築を目指すなら、ぜひリピストにご相談ください。