最近よく目にする「漫画広告」ってECサイトでも有効? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

最近よく目にする「漫画広告」ってECサイトでも有効?

最近よく目にする「漫画広告」ってECサイトでも有効?

最近、スマホやPCで何気なく情報を検索していると、漫画広告が表示される頻度が増えてきました。これまではテキストや画像を使った広告が主流でしたが、分かりやすく親近感のある漫画広告のニーズが年々高まっています。

そこで今回は、漫画広告の特徴やEC(単品通販)でも有効なのかといった疑問について解説します。

漫画広告の特徴とは?

漫画広告とは、漫画形式で商品やサービスを宣伝し集客や売上に繋げる広告手法の1つです。

近年需要が増えており、バナー広告だけでなく動画広告としても見かける頻度が増えてきました。コンテンツページの広告欄や、YouTubeで漫画広告を見かけたことがあるといった方も多いのではないでしょうか。

では、漫画広告が人気を集める理由はどこにあるのか、特徴を3つの視点から見ていきます。

特徴1.情報量が多い

漫画広告はテキストコンテンツに比べ、情報量を多く提供することができます。短い時間で凝縮して情報を届けることができるため、費用対効果が高くユーザーへの認知度も高い傾向にあります。

また、スマホやタブレットが普及し電子書籍や電子コミックが一般化したことで、Web上で漫画広告が表示されても自然に受け入れられるようになった点も追い風でしょう。

テキストコンテンツと漫画広告の情報量を比較したところ、1分間の情報量はテキストコンテンツの2倍になるといったデータもあるなど、情報量の多さは漫画広告の強みといえます。

特徴2.ユーザーの目に留まりやすい

イラストや漫画は、ページ内でも目に留まりやすく広告効果が高いことで知られています。

漫画広告に関する調査データ

株式会社トレンド・プロの調査によると、15歳~49歳のユーザーに「漫画広告は目に留まるか?」質問したところ、86・1%が「はい」と回答しました。これは漫画が視覚的に情報を取り込みやすい点や、キャラクターを起用することで親近感や安心感を与えるといった点が好まれた結果です。

また、漫画は若年層にリーチしやすい特徴も持っています。テキスト情報よりも視覚情報を重視する傾向は、若年層ほど顕著です。インスタが爆発的な支持を受けるのも視覚情報をメインとしたコンテンツを発信できるから。漫画広告はそうした若年層と相性が良く、幅広い世代にリーチできるといえるでしょう。

参考サイト:『若年層をターゲットにした漫画広告。利用効果も明らかに』

特徴3.情報を理解しやすい

漫画広告に関する調査データ2

トレンドプロの同調査では、「漫画広告で商品やサービスの理解が進んだか?」という質問に対して15歳~49歳のユーザーの81.2%が「はい」と回答しました。これは、漫画がストーリー形式で情報を伝える点に長けているためで、ブランドや商品の強みや特徴をしっかりと訴求できるといえます。

ECサイトで漫画広告は有効か?メリットとデメリットで解説

さて、気になるのがECサイトでは漫画広告が有効なのかという点です。ECの主要形態の1つでもある単品通販との相性は、とくに気になるところでしょう。

ここからECサイトと漫画広告の関係について、メリット・デメリット両面から解説します。

ECで漫画広告を活用するメリット

ECサイトが掲載する広告では、集客が最大の目的となります。広告バナーをクリックしてもらい、サイトへの訪問を促すことで購入を後押しすることが目的です。

漫画広告はユーザーの目に留まりやすい特徴から、集客効果を高めることが期待できます。また、単品通販では商品やサービスの強みや特徴をより強くアピールする必要がありますが、情報量が多くユーザーの理解を深めることができる漫画広告なら、質の高い情報提供が可能でしょう。

サイトのターゲットが若年層であれば、より集客効果を高めることに繋がります。

ECで漫画広告を活用するデメリット

デメリットとして、ブランドとの相性があります。例えば、高級感や洗練されたブランドイメージを売りにするECサイトには、カジュアルで親しみやすさが売りの漫画広告は相性がよくありません。無理に漫画広告を展開することで、ブランドイメージを毀損するおそれがあるため、注意が必要です。

その他にも、漫画広告のメインターゲットが新規ユーザーである点も押さえておきましょう。インパクトが強くユーザーに刺さりやすい漫画広告ですが、リピートユーザーを獲得するには商品の質や接客、購入体験の向上といった要素が関係します。新規ユーザーを獲得する手法として漫画広告を活用しつつ、LPなどで信頼感や安心感を提供していくのは方法の1つです。漫画を使って商品やブランドの特徴を深掘りするコンテンツなら、リピーター獲得にも効果的でしょう。

まとめ

今回は、最近よく目にする「漫画広告」の特徴や、ECサイトとの相性について解説しました。

漫画広告はテキストコンテンツに比べ情報量が多く、ユーザーの目に留まりやすいといった特徴があります。またストーリー形式で情報の理解を後押しできる点も強みで、集客施策としてECサイトでも効果を発揮するでしょう。一方で、サイトのブランドイメージやターゲットとの相性についてはしっかり確認しておく必要があります。ミスマッチが生まれず最適な運用ができれば、高い集客効果を得られるでしょう。

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