WEBショップの集客で考えるべき4つのポイント
Webショップで重要なのは、多くの人をサイトに呼び込む集客です。
実店舗と違い、Webショップでは通りがかりの人が立ち寄る可能性は低いので、集客活動が大きなカギになります。
では、Webショップの集客活動をはじめる際に、まず何をすればいいのでしょうか?
今回は、初めてWebショップをはじめた方やこれから開業しようとしている方が、Webショップで集客する際に考えるべき、4つのポイントをお伝えしていきます。
1.Webショップのキーワードを考える
まずWebショップの集客に重要な要素といえば、「キーワード」です。
ここでいうキーワードとは、「ユーザーが検索する言葉」を指します。
健康になりたい人を対象にする場合は、「健康食品」「サプリメント」などがキーワードとなりますし、カメラを買いたい人を対象にするときは「デジタルカメラ」「一眼レフ」などとなります。
重要なのは、より集客力が高く、ターゲットとなるユーザーに見つけてもらいやすいキーワードを設定することです。
ユーザー目線でキーワードを選ぶことが重要
たとえば、ネットショップでデジタルカメラを購入しようとしている人を対象にする場合、「カメラショップ」と「デジタルカメラ」のどちらをキーワードとして設定した方が集客しやすいでしょうか?
この場合は「デジタルカメラ」が正解です。
その理由は、ユーザー目線に立って考えれば簡単にわかります。
自分がカメラを買いたくてネットで検索する場合、「カメラショップ」を探すでしょうか?それとも「カメラ」自体を探すでしょうか?
優れたカメラを取り揃えているカメラショップを探す場合は別ですが、多くの場合、カメラそのものを探します。
つまりユーザーは「カメラ」や「デジタルカメラ」で検索することが多いので、そちらをキーワードとして設定する方が正解なのです。
2.ターゲットを絞り込む
集客する際に注意すべきなのは、ただ漠然と顧客を集めてはいけないということです。
どんな顧客を集客したいかを絞り込む必要があります。まずは、どんな人にWebショップへ来てほしいか、商品を購入してほしいかを具体的に考えてみましょう。
最低限意識しておくべきポイントは、対象の性別や年代、購入予定金額などです。
例えば、10万円以上の高額商品を扱っているWebショップに、10代の顧客を集客することができても、実際にはほとんど購入に結びつかないでしょう。
売上向上のためにも、具体的なターゲット層を決めて、確実に訴求していくことが非常に重要です。
3.サイトの方向性を考える
顧客の対象がはっきりすると、Webショップを作るときに考えるべきポイントがわかってきますが、その一つに「サイトのテイスト」が挙げられます。
ターゲット層に合わせた対策を
対象顧客の年代が若ければ、硬すぎる敬語を避けて、顔文字を使って親しみやすさを強調してもいいでしょう。
逆に年代が高ければ、落ち着いた感じの言葉遣いで統一して、信頼性を高めるなど、方法は無数にあります。
まずは、対象となる顧客の好きそうな言葉を選ぶことが重要です。サイト訪問者とマッチした内容のサイトでないと、来訪数は伸びません。
また、価格帯も重要な情報なので、これらははっきり明示して顧客が理解しやすい内容にしていきましょう!
4.競合サイトを把握する
自分が開業したWebショップと同系統のサイト、つまり「ライバルサイト」のチェックは必ずしましょう。
まずはライバルサイトの数を確認します。業種にもよりますが、自分のWebショップの現時点での立ち位置や、目指すべき方向が確認できます。
人気の理由を分析する
競合サイトが多いからといって、商売が不利になるというわけではありません。
多くの競合サイトがあるということは、それほどWebショップから集客できる業種であるということなので、方法一つで多くの顧客を獲得するチャンスがあるのです。
まずは、人気の高い競合サイトを訪れて、人気の理由を確認しましょう。
売上げが安定しているサイトには、何らかの共通点があるはずです。
そこを見落とさずに、自分のものにして下さい。
客観性に基づいた集客をしましょう
今回お伝えしたように、Webショップで集客を行う際には、細やかな分析視点が重要です。
顧客のターゲットやキーワードを設定するにも、客観的なデータと照らし合わせながら行わなければなりません。
EC初心者の方は、分析機能が備わったカートシステムを利用して、日々の業務を行いながらサイト状況をデータで分析しましょう。