知っておきたいソーシャルメディア広告とは
ソーシャルメディア広告は、手軽で経費も安く、やり方次第で効果も期待できます。しかし、気をつけないといけない点も。まずは、ソーシャルメディア広告の捉え方と基本をおさえましょう。
そもそもソーシャルメディア広告とは
FacebookやTwitter、YouTubeなど誰もが参加できる情報発信技術を使って、社会的な相互作用を広げていくメディアのことを、ソーシャルメディアといいます。
こういった媒体に広告を掲載することで、認知を広げていくのがソーシャルメディア広告です。
ソーシャルメディアとSNSとの違い
ソーシャルメディアとSNSは、混同しやすい用語ですが同じものではありません。もちろん、共通部分も大きいので普段の生活では支障はないかと思います。しかし、広告の運用をする立場であれば、そのちょっとした違いを理解しておくことが重要です。
SNS(ソーシャル ネットワーク システム)は、ソーシャルメディアの一部です。つまり、相互的なコミュニケーションができるソーシャルメディアのなかでも、より人と人との結びつき(交流)を目的とする媒体です。この目的が異なる、という部分を理解しておきましょう。
ソーシャルメディア広告の目的
従来広告のようにコンバージョンだけが目的ではありません。ソーシャルメディアの「相互にコミュニケーションがとれる」という側面を考慮して、活用の方法を検討してみましょう。
多くの人に広告を届けてファンをつくる
ソーシャルメディア広告には、従来の広告の目的であるコンバージョンのほかにも、「単純にコンテンツに目に触れてもらう機会を増やす」、という目的で運用することもあります。
いくつものソーシャルメディアから情報を引き出すことができるユーザーに、すぐに自社のコンテンツを届ける、というのは簡単なことではありません。
また、投稿したものに対する一度きりの興味だけで終わらせないよう、定期的な接触を重ねて、継続的にコンテンツを見てもらうことが重要です。
広告として発信するということは、目に入る機会が増えるので、ユーザーからのなんらかの反応につながる可能性も高くなります。通常では届けられない人にまで、コンテンツを知ってもらうことができるでしょう。
拡散力という可能性を秘めている
ソーシャルメディアの大きなメリットとして、拡散力が挙げられます。広告内容がいいと思ったら、そこから他のユーザーへ情報が拡散することが期待できます。また、拡散する人が有名人になると、一気に拡散が広がるということも。
しかし、これはソーシャルメディア広告をしたからといって簡単に拡散されるかというと大きな間違いなので、最初から拡散を期待して広告を始めるのはおすすめできません。
ソーシャルメディア広告で注意する点
ソーシャルメディア広告は比較的運用を始めやすいというメリットもありますが、実際に運用する際には知っておくべきポイントもあります。
商材にあったソーシャルメディアを選ぶ必要がある
ここでは主にSNS広告の話になりますが、ソーシャルメディアはすべての層が登録しているわけではありません。たとえば、Twitterは10代が中心、Instagramは若年層の女性が多い、Facebookは年齢層が高い、など。
自分がソーシャルメディア広告を打ちたいターゲット層が主にどのソーシャルメディアを使っているのかを把握し、反応率の高いところを選択しましょう。
幅広い層には不向き
ソーシャルメディア広告は、ソーシャルメディアを使っている人にしか配信されません。検索エンジンの検索結果と同時に表示されるリスティング広告は、そのキーワードに興味のある幅広い層に広告が届くため、使い分けをしておくことが大切です。
誰をターゲットとするのか、この広告の内容が妥当なのかをしっかりと事前に検討しましょう。
目的と費用対効果を意識しよう
ソーシャルメディア広告は、出せば効果が出るというものではありません。広告の目的をしっかりと理解し、期待する効果が高くなるような広告の出し方を考えておきましょう。
リピストは広告費用対効果の見える化でソーシャルメディア広告の効果も測定できます。広告の効果をねらうのであれば、リピストにぜひご相談ください。