ネット広告の効果を測定するための指標
ネット広告がどれくらいの効果を発揮したかを測ることは、効率的なネットショップ運営をするための重要なポイントになります。
費用対効果をよくするために欠かせない、ネット広告の効果測定に使われる指標ついて解説していきます。
ネット広告の効果測定は必須
ネット広告を出したら、その売上結果だけではなく、ネット広告によってもたらす3つの効果(認知効果・誘導効果・獲得効果)をそれぞれ把握しておくことが重要です。
ネット広告で購入する消費者がたどる「認知・誘導・獲得」のプロセスそれぞれの効果を測ることにより、ネット広告の費用対効果や、どこに改善が必要かを把握するのに役立ちます。
効果を測定するには
ネット広告のメリットは、効果を数値で読み取ることができることです。プロセスごとに数値化した指標を読み取ることにより、ネット広告の効果を測定できます。
プロセス1.認知
ネット広告がもたらす効果の第1段階は、消費者に自社を知ってもらうこと。 商品やサービスを購入もらうには、まずネット広告を通して商品やサービスを認知してもらうことが欠かせません。
3つの指標で自社のネット広告にどれだけの人が接触したか、また認知されるためにかかった費用を測定できます。
・インプレッション・・・広告が表示された回数。
・インプレッション単価(CPM) ・・・広告が1,000回表示されたときにかかる費用。
・リーチ・・・広告が表示されたユーザーの人数とユーザー全体に対する割合。
プロセス2.誘導
ネット広告がもたらす効果の第2段階は、ネット広告を見た消費者を自社ページに誘導することです。
表示されたネット広告が消費者のニーズに合う、もしくは興味を引くものであるかどうか、また消費者を自社サイトに誘導するためにかかった費用をこの3つの指標で測定することができます。
・クリック数・・・広告がクリックされた回数。
・クリック率(CTR)・・・広告の表示回数に対して何回クリックされたかの比率。
・クリック単価(CPC)・・・広告1クリックあたりにかかった費用。
プロセス3.獲得
ネット広告がもたらす効果の第3段階は、消費者に行動を起こしてもらうことです。これには、商品の購入や資料の請求が含まれます。
自社サイトを訪れたユーザーについて、期待するレスポンスがどれだけあったか、それにどれだけの費用がかかったかを3つの指標で測定することができます。
・コンバージョン数(CV)・・・購入・資料請求・会員登録などの目標対象を獲得できた数。
・コンバージョン率(CVR)・・・広告で流入した消費者全体に対する獲得数の比率。
・顧客獲得単価(CPA)・・・1件のコンバージョンを得るのにかかった費用。
ネット広告の効果を最大化する
ネット広告は数値で効果を測定することによって、改善すべきポイントを浮き彫りにすることができます。ただ漫然とネット広告を運用するのではなく、指標を分析してこまめに調整を加えるようにしましょう。
リピストではネット広告効果を徹底的に見える化することで費用対効果の最大化を図ります。まずはお気軽にお問い合わせください。