ネットショップのオーナーとは?仕事内容や平均収入、必要な資格は? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ネットショップのオーナーとは?仕事内容や平均収入、必要な資格は?

ネットショップのオーナーとは?仕事内容や平均収入、必要な資格は?

ネットショップを使ってショッピングを楽しむのが身近な時代となりましたが、

「ネットショップのオーナーってどんな仕事なの?」

という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ショッピングサイトを利用する機会は多くても、実際に運営する人の仕事内容までは、なかなかうかがい知れないものです。また、ネットショップを立ち上げたいと検討する方にとっても、ショップオーナーの仕事は気になる部分でしょう。

そこで今回はネットショップのオーナーの仕事内容や収入、必要な資格などについて解説します。

ネットショップのオーナーの仕事とは?気になる4つの質問

EC 梱包

ネットショップのオーナーとは、インターネット上で商品を販売する経営者のことです。オーナーと聞くとショップを「所有しているだけ」と想像されやすいですが、実際にはネットショップの「店長」として、販売やサイトの管理・運営、仕入れや発送などあらゆる実務をこなしています。

ネットショップはネット通販やEC、ECサイトといった呼び方がありますが、いずれも「インターネット上で商品を販売するお店」という意味です。またオーナーも、運営者や事業者といった別の呼び方が存在しますが、こちらも同じ意味で用いられています。

では、ネットショップのオーナーの仕事を深堀りするために、気になる4つの質問を見ていきましょう。

1.ネットショップのオーナーの仕事内容は?

ネットショップのオーナーの仕事内容は多岐にわたります。ざっと仕事内容を挙げてみると、

  • サイトの作成
  • サイトの管理・運営
  • 商品の仕入れ
  • 商品の撮影
  • 商品の販売
  • 在庫管理
  • 決済手続き
  • 梱包
  • 発送
  • 顧客対応

 

などなど、実に多くの仕事が存在することが分かります。ネットショップは販売する場所がオンラインか実店舗かの違いがあるだけで、基本的な仕事内容は一般的なお店と同じです。もちろん、サイトの規模や扱う商品の数によって業務内容も変化しますし、従業員を雇って業務を分担することも可能です。とはいえ「ビジネスの基本」となる仕事がぎゅっと詰まっているのが、ネットショップの特徴といえるでしょう。

2.ネットショップのオーナーの収入はどれくらい?

ネットショップオーナーの収入は、サイトの売上規模や利益率によって大きく上下します。はっきりとした数字をあげるのはなかなか難しいですが、一つの基準として年商の2~3割程度が収入の目安といわれています。年商が1,000万円のネットショップであれば、200~300万円が収入の目安といえます。

年商とは事業で売り上げた年間の総売上高のことで、経費(費用)は引かれていない状態です。ネットショップを運営するにはさまざまな経費がかかりますが、例えばサイトの管理費や仕入れ費、広告費や人件費などがこれに当たります。

ネットショップがビジネスである以上、いかに売上を増やして費用を抑えるかで収入も違ってきます。

3.開業資金はどれくらいかかるの?

開業資金がどれくらいかかるのかも、ネットショップに興味がある人にとっては気になるポイントです。

開業資金はネットショップに必要な機材の購入費やサイトの構築費などを合計した金額になります。具体的には、

  • ネットショップの作成費
  • ネットショップサービスの初期費用
  • ネット回線
  • 商品撮影用のカメラ
  • プリンタ
  • 梱包資材
  • 在庫保管用のスペース費用
  • 広告宣伝費

 

などが挙げられます。これに加えて、販売する商品の仕入れ費や当面の運転資金も開業資金として用意しておくのが一般的です。すでに機材を持っている場合や、個人や小規模でスタートするなら数万円~でも開業できますが、本格的なネットショップを開業するなら100万円単位での開業資金が必要となるでしょう。

あらかじめネットショップの開業前に、どの程度の資金が必要となるのか相場を計算しておくと目途が立ちやすくなります。

4.必要な資格はあるの?

最後に、ネットショップのオーナーに必要な資格について見ていきましょう。

基本的にネットショップのオーナーに資格は必要ありません。販売する商品と販売するためのサイトがあれば、今日からでもショップをオープンできます。

ただ注意しておきたいのが、販売する商材によって販売資格を取得する必要があるということ。例えばお酒を販売するなら「通信販売酒類小売業免許」が、化粧品なら「化粧品製造業許可」や「化粧品製造販売業許可」といった資格が必要です。罰則規定もあるため、トラブルが発生してから「知らなかった…」では済まされません。ネットショップオーナーを目指すなら、あらかじめ自分が販売する商材に関する資格や規則をしっかり確認しておきましょう。

また、ネットショップには商品の表示に関する決まりや、ネットショップを運営するための法律(特定商取引法)があります。本格的に事業運営するとなれば、ネットショップ開業時の届出(開業届)も必要となるため、こちらもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

今回はネットショップのオーナーの仕事についてご紹介しました。

ネットショップのオーナーとは、インターネット上で商品を販売する経営者のことです。商品の販売や仕入れ、在庫管理やサイトの運営、梱包や発送など仕事の内容は多岐にわたります。販売する場所がインターネット上というだけで、一般的なお店の運営と変わりありません。

近年は誰でも手軽にネットショップをオープンできますが、本格的なショップ運営を目指すなら事前に必要な機材やビジネスの仕組み、開業資金の目安などをしっかりリサーチしておきましょう。また、自分だけで運営するのが不安なら、専門的なノウハウを持っているネットショップの開業サービスを探すのもおすすめです。

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