【事例3選】SNSを有効活用している化粧品ECサイトのキャンペーンまとめ - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

【事例3選】SNSを有効活用している化粧品ECサイトのキャンペーンまとめ


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化粧品業界では、EC(ネットショップ)サイトへの流入を増やすため、SNSを使ったアプローチが年々影響力を高めています。
SNSはいまや「国民的ツール」とも呼べる存在。その可能性を有効活用することは企業にとっても必須課題と言えるでしょう。

そこで今回は、化粧品ECとSNSの関係性を探るべく、実際に企業が取り組んでいる具体的な事例をご紹介します。

なぜ化粧品ECにSNSは必要なのか

具体的な事例をご紹介するまえに、まずは化粧品ECにおいてSNSがなぜ重要な存在なのか確認しておきましょう。

そもそも化粧品はリピート率が高いジャンルとして、ECサイトとの相性が良いことで知られています。また、化粧品に関心をもつターゲットは情報感度も高く、SNSの利用率も高いことが想定されます。

SNSは女性にとって「欠かせない」情報ツール

ポーラ文化研究所がおこなった「SNSと化粧品情報源調査」によれば、女性の「生活に欠かせない情報入手ツール」としてSNSは、全体の第3位となる36%の回答を集めました(2017年6月 15歳~74歳の女性1800人対象)。
若い世代ほどこの傾向は顕著にあらわれ、24歳以下ではSNSが第1位、25~29歳以下でも第2位にランクインするなど、SNSの影響力の高さがうかがえます。

化粧品購入においても重要な情報源に

化粧品の購入においても、SNSは重要な情報源として活用されています。

スキンケア化粧品を購入する参考情報として、SNSを利用する割合は12%(全体第8位)。メーク化粧品では13%(全体第7位)との結果が出ています。
注目すべきは15歳~19歳の調査結果。スキンケア化粧品では38%、メーク化粧品は43%と、それぞれ全体の第1位にランクイン。

今後化粧品に親しんでいく若い世代が、SNSを購入の参考情報として活用しているという点は、化粧品ECを運営する企業としては見逃せないポイントです。

SNSの積極的な活用が化粧品ECに求められる

つまり、

  • ・女性の情報入手ツールとしてSNSは欠かせない
  • ・化粧品においてもSNSの影響力は高い
  • ・今後、化粧品ECのコアユーザーとなる若い世代ほどその傾向は強い

こういった観点から、SNSを積極的に活用したアプローチが、化粧品ECには求められているのです。

事例でみる!化粧品EC×SNS

ここからは、具体的な事例をあげながら、化粧品ECでのSNSを使った効果的なアプローチをみていくことにしましょう。

【1.ライスフォース】口コミの力を有効活用

株式会社アイムが販売するスキンケア化粧品「ライスフォース」。
ECをメインの販売チャネルとする同社では、2010年から公式Facebookを立ち上げ、SNSを使ったアプローチに積極的に取り組んできました。

riceforceインスタ

LP(ランディングページ)や広告サイトへ飛ばす「Push型」の戦略を一切おこなわず、あくまでユーザーにとって価値のあるコンテンツを配信することで、着実にブランドへの信頼を獲得。
こうしたユーザーファーストの手法はSNSを通じて口コミで広がり、ライスフォースはこれまで900万本以上の売り上げを誇っています。
参考:高級化粧品をECで販売!ライスフォースのクチコミを活用したマーケティング戦略

【2.資生堂】直感的に女性心理へアプローチ

いわゆる「インスタ映え」に代表されるような、商品の写真やブランドイメージにこだわったSNSでのアプローチも、化粧品ECでは効果的です。

資生堂のインスタグラムでは、継続的に化粧品やモデルの写真がアップされており、商品の魅力や使用感をヴィジュアル的に発信する工夫がなされています。

shiseidoインスタ

単に商品の写真をアップするのではなく、背景や配置、色彩にこだわることで直感的に「おしゃれ」「欲しい」といった感情を喚起。
直感的な判断力に優れる女性心理をしっかりと意識した、効果的なSNSの活用例と呼べるでしょう。
参考:ストーリー性を重視し、ユーザーとの会話を! 化粧品業界Instagram活用事例

【3.コフレドール】リアルイベントとSNSの連携

2015年12月からカネボウ化粧品のコフレドールが定期開催している体験イベント「奇跡の一枚」。
イベントでは、コフレドールの商品を使ったメイクサービスとあわせて、プロのカメラマンによるスタジオ撮影を体験できます。

注目したいのがイベントで撮影された「奇跡の一枚」を、多くの参加者がSNSへアップしているとういこと。商品を実際に使った感想はもちろん、ブランドの名前やイベントの内容が不特定多数に発信されるため、企業側にとっては大きな広告宣伝効果を得ることができます。

また、ユーザーの生の声が口コミのように広まることで、企業が発信するオフィシャルリリースとは違った「リアルな」信頼感を生み出せるのも、この事例のポイントです。
参考:「シェアさせる」よりも「シェアされる」 SNS体験型イベントの作り方<

化粧品ECを運営するならSNSとの連携機能を!

今回は化粧品ECとSNSの関係性について、具体的な事例を挙げながらご紹介しました。SNSとの連携が、今後の化粧品ECにおいて重要な意味をもつことが少しでも実感いただけたのではないでしょうか。

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