単品通販ECにおけるSNSの有効活用方法とは?
単品通販を取り扱うECサイトとSNSの関係は、いまや切っても切り離せないものです。
利便性と拡散性に優れたSNSをどう活用するかは、ECサイトの売上げに大きく影響します。
今回は単品通販を取り扱うECサイトにおけるSNSの役割や、活用方法について見ていきましょう。
単品通販ECでのSNS の3つ役割
まずは単品通販のECサイトでのSNSの役割を3つのポイントから見ていきましょう。
1.集客を目指す
最初の役割は「集客を目指す」ということ。
実店舗を持たない単品通販ECでは、まず「サイトへ来てもらう」ことが大前提となります。
WEB広告を使った集客も1つの手ですが、SNSならコストを抑えられるだけでなく、ターゲットのニーズに合わせて柔軟なアプローチを行うことができます。
また、SNSは拡散性が高いことから、まだ商品に興味を持っていない潜在顧客を獲得する上でも効果的です。
2.ファン化を目指す
2つ目の役割は「ファン化を目指す」ということ。
単品通販では扱う商品の数や規模が小さいことから、いかに商品の「ファン」になってもらうかが売上げの鍵となります。
SNSでは商品のPRはもちろん、さまざまなコンテンツを発信することで、ユーザーのロイヤリティを高めることができます。
SNSを通してこうしたファンを育てることで、商品の購入へと繋げていきます。
3.リピートを獲得する
「リピートを獲得」することも、単品通販ECでのSNSの役割と呼べます。
単品通販ECでは、リピート顧客の獲得が重要な意味を持ってきます。
新規顧客の開拓だけでリピートに繋げられないようでは、売上げのアップは期待できません。
SNSはユーザーとダイレクトに繋がることができるため、双方向型のコミュニケーションが可能です。この特性を活かして、ユーザーとコミュニケーションをとれるような仕組みを構築できれば、リピート率の向上に繋がります。
SNSを有効に活用するポイントを押さえよう
ここからは具体的に、単品通販ECサイトで、SNSを有効に活用する方法を見ていきましょう。
コンテンツを更新する目的を明確にしておこう
SNSをアップする「目的を明確にしておくこと」は、SNSを有効に活用する上で大切なポイントです。
運営側がそのコンテンツをアップする目的が曖昧なままでは、ユーザーら期待するような反応を得ることはできません。
また、円滑なPDCAを回す意味でも、コンテンツを更新する前に「Plan(計画)」の部分をはっきりとさせておくことは大切です。
「新作商品を紹介する」、「ブランドのコンセプトを知ってもらう」など、SNSを活用する際は目的意識をはっきりさせておきましょう。
SNSの種類によってアプローチを変えよう
ひと口にSNSと言っても、ツールの種類によって特徴や活用の方法に違いがあります。
大切なのは、「SNSの種類によってアプローチの方法を変える」ということ。
例えば、Instagramでは「インスタ映え」するような商品写真をアップすることがポイントとなります。
Twitterであれば少ない文字数でいかにユーザーの興味を引き付けるかが鍵です。
Facebookは比較的多様なコンテンツに対応してくれます。その分コンテンツの質や方向性をしっかりと定めたSNSの運営が必要となるでしょう。
更新時間を意識しよう
単品通販ECでSNSを活用する際は、「更新する時間」も意識しておきましょう。
例えば、サラリーマンやOLなどをターゲットにした商品を取り扱っているなら、出勤時間やお昼休憩、帰宅時間などが狙い目です。
ターゲットがどのタイミングでSNSを見るのかを想定して更新時間を設定することで、自社のコンテンツが目に触れやすい環境を整えます。
ターゲットの詳細な流入経路やアクセス時間を知りたいなら、Googleアナリティクスなどの分析ソフトを積極的に取り入れてみるのもおすすめです。
参考:SNSとの付き合い方を考える。企業は目的に則した活用を行うべし【ジャストシステム調べ】
【初級向け】EC担当者なら知っておきたいSNS運用
SNSを活用する際は柔軟なアプローチで
今回は単品通販ECサイト向けの、SNSの活用方法についてご紹介しました。
SNSを活用する際は、ツールの特徴やコンテンツをアップする目的、更新時間などを意識して柔軟にアプローチを変えてみましょう。
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