LINE公式アカウントを使ってできることは?便利な活用方法を解説
企業や店舗の販促ツールとして人気を集めているのが、LINE公式アカウントです。
LINEは多くのユーザーが日常的に利用することが多く、親しみやすさや利便性の高さから反応率が高いツールとして知られています。事業者なら、ぜひアカウントの導入を検討しておきたいところ。
そこで今回は、LINEの公式アカウントを使ってどんなことができるのか、特徴や機能、活用方法についてご紹介します。導入を検討している方は、この機会にぜひチェックしてみてください。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、LINEが運用する企業・店舗向けのアカウントサービスです。
事業者はサービスに登録を行うことで、LINE上に公式のアカウントを作成可能。販促ツールとしてはもちろん、ユーザーとのコミュニケーションやキャンペーン告知など、さまざまな用途に利用することができます。
LINE公式アカウントの特徴やメリットは?
LINEの公式サイトの発表によると、日本人のLINEユーザー数は約7,900万人。これは人口の60%以上がサービスを利用している計算となります。そのうち85%のユーザーが日常的にLINEを利用しているとあって、反応率の高いサービスとして知られています。これは事業者側にとっては魅力的なポイントです。
また、新規ユーザーのリピーター化にも効果が高く、ユーザーのロイヤリティを高める効果も期待できます。CRM戦略という面からも、効果的なツールと呼べるでしょう。
従来まではLINE公式アカウントと「LINE@」と呼ばれる2つのサービスが展開されていましたが、両サービスは2019年4月に統合。それにあわせて料金プランも大きく見直され、料金無料のフリープランが用意された点も事業者には大きなメリットでしょう。
機能紹介│LINE公式アカウントでできることは?
では、具体的にLINE公式アカウントを使ってどのようなサービスを利用できるのでしょうか?ここでは、サービスの機能について詳しく紹介していきます。
1.メッセージ
メッセージ機能は、文章や絵文字、スタンプを使ってユーザーにメッセージを送信できる機能です。これは一般的なLINEのトーク機能と同じで、さまざまな手段を用いてメッセージを送ることができるため、表現の幅が広がります。
2.LINEチャット
LINEチャットは、店舗の予約や商品に関する問い合わせ、ユーザーからの質問などをチャット形式で行える機能です。ユーザーと1対1でやり取りできることから、きめ細かなサービスや対応を提供できます。
文章はもちろん、画像やスタンプなども送信できるので、利便性や親近感を高めるにはぴったりの機能と言えるでしょう。
3.リッチメッセージ
リッチメッセージ機能とは、画像や文章を使って集客により効果的なメッセージを送る機能です。通常のメッセージとは別にバナー形式で表示され、そこからダイレクトに自社サイトやLPに繋がるリンクを設置することができます。
ユーザーに視覚的にアプローチすることができ、インパクトも強いことからLINE公式アカウントの機能の中でも人気の高いサービスの1つです。
4.タイムライン
メッセージ機能は、LINE公式アカウントのプランにあわせてメッセージの送信できる数に上限があります。しかしタイムラインでは、この上限がなく何通でも無料で投稿することが可能です。キャンペーンの告知やタイムセールなどと相性が良く、ユーザーの視認率も高いなど魅力的な機能の1つと呼べるでしょう。
5.クーポン
クーポン機能は、企業や店舗で利用できるクーポン券や抽選券を作成できる機能です。たとえば、ECサイトなどでは、「クーポンを利用できるのでサイトを利用した」といったユーザーも多く、集客や販促面で重要な項目と言えます。
LINE公式アカウントからなら、クーポン画面からダイレクトにサイトにアクセス可能。また、実店舗ではスマホで簡単に提示できるので、手軽にお得なサービスを提供できます。
6.ショップカード
来店や購入にあわせてスタンプが貯まるショップカード機能も、LINE公式アカウントで利用できる機能の1つです。スタンプはリピートユーザーを獲得するには効果的な手法で、継続してサービスを利用してもらうことで顧客ロイヤリティを高めることにも繋がります。
LINE公式アカウントの利用料金は?
さて、LINE公式アカウントには、3つの料金プランがあります。各プランの料金や特徴について見ていきましょう。
料金プランは3種類
上記は、LINE公式アカウントで用意されている料金プランです。プランは3種類用意されており、プランによって無料メッセージの通数(上限)と、追加メッセージの従量料金が違っています。
【フリープラン】
フリープランでは、月額の固定料金が無料。企業や店舗の方なら、誰でも無料で登録が可能です。無料メッセージの送信通数は1,000通まで。これ以上は追加でメッセージを送信することができないため、通数が多くなる場合は有料プランを選んでみましょう。
【ライトプラン】
ライトプランは、月額5,000円で利用できる有料のプランです。こちらはメッセージの送信通数が15,000通までと、フリープランから大幅にアップしています。また、この上限を超えても、1通につき5円でメッセージを追加できる従量料金制にも対応可能なので、繁忙期でメッセージ通数が多い場面でも安心です。
【スタンダードプラン】
スタンダードプランは、月額15,000円で利用できる料金プランです。こちらはメッセージ通数が45,000通とライトプランより30,000通も多く送信することができます。また、従量料金も1通につき3円に設定されていることから、こちらもお得に利用することができます。あらかじめメッセージの通数が多くなることが予想される場合は、スタンダードプランを選んでみましょう。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントの特徴や機能、活用方法についてご紹介しました。
LINE公式アカウントでは、企業や店舗の公式アカウントを誰でも簡単に開設することができます。フリープランも用意されていることから、料金を気にせず導入できるのも魅力的なポイント。また、販促に繋がる多彩な機能も用意されていることから、売上アップを目指す事業者にとってはおすすめの販促ツールと呼べるでしょう。
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