LINE公式アカウントでECサイトの売上を上げるには!? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

LINE公式アカウントでECサイトの売上を上げるには!?

LINE公式アカウントは、LINE上に企業や店舗の公式アカウントを開設できるサービスです。ユーザー数が多いLINEにアカウントを持つことは、集客や販促面で大きな効果を得ることに繋がります。

ECサイトの運営においても、LINEアカウントの存在は売上アップの大きな鍵を握ります。そこで今回は、LINE公式アカウントのメリットや、ECサイトでの活用事例をご紹介。効果的な他社事例を参考にしながら、売上アップのヒントを探っていきましょう。

LINE公式アカウントとは?

LINE
LINE公式アカウントとは、LINEが運営するアカウントサービスです。

サービスを利用することで、企業や店舗はLINE上に公式アカウントを開設することが可能。自社商品のPRやキャンペーン告知はもちろん、ユーザーとのコミュニケーションツールとしても利用価値の高いサービスとなっています。

2019年4月には、2種類(LINE公式アカウントとLINE@)に分かれていたサービスを統合。これにあわせ料金プランが格段に安くなった他、機能の制限もなくなるなど利便性が一段と向上しました。

LINE公式アカウントのメリットは?

現在日本国内でLINEを利用するユーザー数は7,900万人。実に人口の約60%以上がサービスを利用している計算となります。これはECサイトなどを運営する事業者にとって魅力的な数字で、高い広告宣伝効果や集客効果が見込めます。

また、LINEの特徴として、ユーザーとの距離感が近いという点も挙げられるでしょう。LINEはメルマガやDMなどに比べ開封率が高く、ユーザーと1対1でやり取りできることから親近感を与えやすいメリットがあります。店舗やブランドのイメージやロイヤリティ向上においても、高い効果が期待できるでしょう。

成功事例で見る│LINE公式アカウントの活用法

では、実際にLINE公式アカウントを利用しているEC事業者の活用事例を見ていきましょう。成功を収めている事業者は、どのようにLINE公式アカウントを活用しているのでしょうか?

1.北欧、暮らしの道具店

LINE rich message
まずご紹介するのは、北欧テイストの生活雑貨を取り扱う「北欧、暮らしの道具店(北欧)」です。北欧は自社サイトはもちろん、SNSの運営においてもEC事業者のお手本として頻繁に取り上げられますが、LINE公式アカウントの運用においてもさすがのクオリティを発揮しています。

まず、投稿するコンテンツの質が非常に高いということ。毎日送られてくメッセージはシンプルな正方形のデザインで構成されており、コラムを中心に動画コンテンツなども配信しています。ショッピングへのリンクも用意されていますが、この部分はあえて前面に押し出さず、ブランドイメージを崩さない工夫がなされています。

また、メッセージを送信する時間帯は毎日21:00時。これはターゲットとなるユーザーが比較的に自由にLINEを閲覧できる時間帯を狙っており、開封率の向上に繋げています。

2.無印良品

muji
「無印良品(無印)」もLINE公式アカウントを効果的に利用しているECサイトの1つです。

無印では、公式アカウントのリッチメニューを上手に活用しています。リッチメニューとは、LINE公式アカウントを開いた際に表示されるメニュー部分のこと。公式アカウントを開設すると、このメニュー部分を店舗ごとにカスタマイズできますが、無印ではこの部分にポイント機能が利用できる「会員証」や「店舗検索」、「ネットストア」へのリンクなどをシンプルに表示しています。

これは無印がECと実店舗の両方を運営しているためで、店舗を訪れた際は会員証を手早く開けることで、ユーザーの利便性向上に繋げています。また、店舗検索も実店舗での利用を後押しする意味では効果的でしょう。

それに絡めるようにして、ネットストアへの導線を用意しておくことで「いますぐ商品を購入したい」というユーザーのニーズを満たすことにも成功しています。

また、メッセージ機能ではなくタイムラインを中心とした投稿に軸足を置いている点も、無印の特徴と呼べるでしょう。

3.ZOZOTOWN

ZOZOTOWN
アパレルECの大手「ZOZOTOWN(ZOZO)」は、キャンペーン告知やセール情報をメッセージで提供する運営手法を用いています。投稿されるメッセージ画像はお得感を印象付けるポップなデザインを採用し、ユーザーに視覚的にアピール。LINEを「読む」のではなく、「見る」コンテンツとして位置付けている点も、ZOZOの特徴と呼べるでしょう。

また、キャンペーン告知とあわせて送信される商品紹介、季節ものを中心に毎回違うものを提示。これは、ユーザーを飽きさせないためには重要なポイントで、EC運営のツボをしっかり押さえている点はさすがです。

この手法はタイムラインでも用いており、ZOZOの投稿は商品画像のすぐ下にURLがまず配置されています。これは商品画像を「見た」ユーザーがすぐに商品ページに飛べるようにするための工夫で、集客を意識した効果的な手法と呼べるでしょう。

まとめ

今回は、LINE公式アカウントの活用事例を解説しながら、ECの売上アップに繋がるヒントご紹介しました。

LINE公式アカウントは、国内ユーザーが人口の約60%以上に達するなど、集客・販促面において大きな効果を期待できます。EC事業者にとっては売上アップに繋がる重要なツールだけに、他社の成功事例などを参考にしながら効果的な活用方法を探っていきましょう。

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