外注?内製?気になる支援会社の選び方と付き合い方②

Web上で通販を行っていく上で、きっても切り離せないのが支援会社さんの存在。
しかし、その選び方、付き合い方、となると、一筋縄でも行かないこともしばしば。

前回は、外注・内製、それぞれのメリットとデメリット、また陥りがちなNG例についてお話ししました。

( ▶▶▶ 前回の記事はこちら

今回は、どのような支援会社を選び、どのように付き合っていくべきか、という点について、そこからさらに突っ込んで考えていきます。

あれだけお金を払っているのに・・・?
こんなデザインを望んでいたわけではなかったのにな・・・

そんな疑問を抱いたことがある方は、ぜひ一緒に考えてみてください。


1.目的を明確にすること

まず、もっとも大切なことは『目的を明確にすること』です。

当たり前のことに思えますが、実はこれができていない事業者さんが非常に多く見受けられます。

ワンストップで、すべてを相談できる相手が欲しい、1社にすべてを頼みたい。

こういう希望を持つ事業者さんは多く、そのお気持ちは非常によくわかります。依頼の窓口も、費用の支払先も1つにまとまり効率が上がるからです。

しかし、1社でそれを叶えられる依頼先はごく稀です。

なぜならば、支援会社が入口から出口までの相談を受けるには、すべてができる人が存在しているか、専門性のある人が複数で関わるか、という方法しかないからです。

前者は存在しますが、絶対数が圧倒的に少ないです。
そのため、担当できる数が限られます。

後者は前者に比べると存在数は増えますが、1つの会社に都合よくそのように人材を集めることというのは案外難しく、チームを組んだとしても、やはり限界があります。
例えば、主目的が【売上をあげたい】だった場合、

・広告の運用を見直したい
・販路を広げたい
・課題を抽出してほしい
・実務を手伝ってほしい
・デザインを一新したい
・システムを見直したい
などなど、様々な角度のアプローチが浮かびますが、最も優先したいこと、注力したいことによって依頼すべき先が異なります。
もちろん、複数の課題を同時に対応できる支援会社も存在しますが、一番よくないのは、
「何からしたらいいかわからないから、とりあえず詳しい人に助けてほしい」という状態です。

さまざまなチャレンジを行ったうえで「自分たちでは打つ手がない」と判断した場合は話が別です。良し悪しは別として、費用も時間も労力もかけトライした方法と、それによる結果をきちんと持っているからです。

また、莫大な費用を準備できるので、思ったままにやってくれ!!
と依頼できる場合も話が別です。

そうではなく、目的が漠然としており深堀りされていない場合は、どんな良い支援先を見つけても何かが難航するという未来が大半。

なぜならば、具体先を提案されてもそれを実行したらどんな結果になるのか、なぜそれだけの費用がかかるのか、という点を理解できないからです。

正直な言葉でいいますと、費用をかけずにうまくいく方法が欲しいのであれば、自分たちで地道に見つけていく他ありません。

支援先も依頼前にある程度の提案や分析、シミュレーションを出しますが、それを無料で当たり前と思ってしまうことはビジネスにおいての価値を見誤っています。知的な部分や裏側のリソースは、費用として見づらいかもしれません。しかし支援会社はボランティアではないのです。

だからこそ大切なのが、目的を明確にすることです。

自分たちに今必要なことは何なのか、
何が足りないからそれができないのか、
そうであるならばどんなところに相談したり依頼するべきなのか。


この整理できていれば、不要な商談やミスマッチが起きにくくなるだけでなく、信頼できる相性のよい支援先を比較検討しやすくなっていきます。

2.依頼範囲と考え方に方針を



少し厳しい文章が続きましたが『まず事業に主体性を持つこと』この姿勢が大切ということを念頭におくことが目標達成への最短ルートだからです。これが頭にあり目的が整理できていると、
・具体的に何を依頼するのか
・分担はどのようにするのか
・目指すべきところはどこか
・そのためにどんな手段をとるのか
こういった点を考えていけるようになります。

例えば、【売上をあげるために広告を見直していこう】という目的にたどり着いた場合、広告代理店さんに相談することになります。そうすると、以下のように課題が抽出されるケースが大半です。
・運用の方法を見直すべき
・媒体を変えるor増やすべき
・広告費を見直すべき
・広告画像や動画を見直すべき
・LPの内容や同線を見直すべき
この中から実行可能か不可能かの判断と優先順位を決めていくことができれば初手が見えてきます。

さらに具体的に進めていこうとすると、自社内で対応可能な範囲がある場合もあれば、広告代理店の中でも完結できないことも。クリエイティブの改善が必要な場合には制作会社が、同線の見直しであればシステム系の会社が絡む可能性が出てきます。

ここで重要になるのが、連携や紹介できるパートナー企業をその代理店さんが持っているか否か、もしくは、自分たちが信頼できる先を知っているか探す努力ができるか、という点です。

よく、「なんとなく紹介されたのでそのまま依頼しているけど、良し悪しが分からない・・・」という声を聞くことがあります。

「紹介」というと、いいところを教えてもらったはず!と思いがちですが、自分たちの事業に対する思いや商品にこめた願いを理解して進めてもらうことが出来る相手とタッグを組んだほうが絶対的にうまくいく確率が上がります。だからこそ、

どのような依頼をどのような範囲でするのか、
絶対に譲れないポイントはどこなのか、
どのような方針のもと進めていきたいのか。


ここが重要です。事前に社内で決めるも良し、支援先とすり合わせしながら決めるも良し。大切なことは、任せっきりや鵜呑みを避け、

「どう進めたいですか?」「どうしたいですか?」

と聞かれた際に、しっかりと答えることができる状態を作っておくことと言えるでしょう。

3.しっかりと信頼関係を築く



最初話したときはいいと思ったのに、最近は丁寧に見てもらえていない気がする・・・
そんな思いが頭をよぎることもあるかと思います。

「現金な話」ではありますが、支援会社のリソースにも限界があるため、やはり予算の大小で有限である時間の使い方が決まっていく点はやむを得ません。

しかし、クライアントをどうでもいいと思っているわけではありませんから、疑問に思う点がある場合には率直に聞いてみましょう。

納得、改善できるという場合もあれば、これは信用に値しないという判断が下る場足もあります。
最も残念なのは、相手はプロだから、付き合いが長いから、と違和感を押し込めてしまうこと。

あれ?なぜ?これでいいのかな?

そんな疑問が生まれたときには、何かがすれ違っていたり、見落とされていることがあるものです。実務担当者が変わっていたり、リソース不足が起きていることもあるかもしれません。

この局面でしっかりと話し合いすり合わせができれば、信頼関係が深まりますし逆の判断もしやすくなっていきます。

信頼関係がしっかりと構築できると作業はスムーズになり事業も加速します。
さらに、新たな支援会社と連携をとる必要が出来てきた際にも、相性がよさそうな会社を紹介してもらえたり、連携を強めやすくなるという背景も生まれ、一石二鳥!


4.HUBとなる存在を一人作る

相談できることと依頼をすることは別ではありますが、誰か一人だけでも「何かあった問にはこの人に聞いてみれば道が開けそう!」そんな繋がりを持っておけると非常に心強いものです。
特に、

事業者経験がある支援側の人

自身が幅広く実務を経験しているだけでなく、事業者側のフローを一通り理解していることから、お悩みやお困りごとを理解するのが早く、経験値から解決方法も知っています。実は知ってさえいれば簡単に解決できた、というようなレベルの内容も多く存在するため、このような経験値を持っている人がいると懐刀のような存在になります。


多くの支援先の話をきいてきた人

コンサル業という形で仕事をしてきたわけではないが、数多くの商談や、事業者さんの相談に乗ってきた経験のある人です。他社事例やノウハウに精通しており、常に複数の解決方法が頭の中にあったり、かけられるコストやリソース、事業規模などに合わせた回答をすることができます。


ぶっちゃけ話をしてくれる人

実は、案外大切なのが、「実際のところどうなんです?」と聞けるような人。
きれいごとばかりでは事業を進めていくことはできません。このツールはどうなの?この数字はどうなの?今の流行りについてはどうなの?そんなざっくりとした質問をしたときに回答をしつつも、「実際、こういう側面もありますよ」「こういうデメリットもありますよ」ということを包み隠さず話してくれる人というのは、かなり貴重な存在です。


カート会社の人

EC通販を行っていくにあたって、絶対に必要となってくるのがカートシステムです。カート会社の担当さんというのは、相当数の事業者さんとお話した経験や、導入経験、前後のツールとの連携、数字の変化など、たくさんの情報を持っておられます。繋がっていると非常に有益な情報をもらえたり、面倒を見てくださることも多いものです。



私たちリピストは、単品通販・定期通販に特化したECカートシステムとして、事業者さまが自社で状況を把握し、自ら手を動かせる環境づくりを大切にしています。

・広告コード別の売上・LTVを管理画面で集計できるので、「今どうなっているのか」を自社で確認しながら判断できます
・LP一体型フォームやアップセル・クロスセル施策を、都度外注に頼らず自社で設定・改善していけます
・電話・メールでのサポート体制があるので、社内にWebの専門人材がいない場合でも、相談しながら進められます
すべてを内製する必要はありませんし、すべてを外注してはいけないわけでもありません。
大切なのは、自分たちが主体性を持って判断できる状態をつくること。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。

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