さて、今回はちょっと切り込んだ内容になるかもしれませんが、1つの考え方の参考としてご覧いただけたらと思います。
D2Cにかかわらず、Web上で通販を行っていくにあたって、自社内ですべてを完結できるという体制が整っている事業者さんは、ほんの一握りではないでしょうか。
例えば、ホームページやショッピングサイトの構築、LPや広告動画の制作、広告の運用、受発注や顧客対応、発送処理の代行など、様々なシーンで外注を検討したり、頼らざるを得ない状況がおきてくることが大半です。
今回はまず、外注・内製、それぞれのメリットデメリットと、陥りがちなNG事例を見ていくことで、基本的な考え方を整理していきたいと思います。
1.経験ありませんか?

外注か内製かの判断以前の問題でもあるかもしれませんが、たくさんの相談を受けてきた中で、よくあるお困りの状況には傾向があります。
その中で、もっとも残念な形になりやすいパターンが2つあるように思います。
どちらも、大前提として「Webに関する知識や知見のある人材が社内にいない」ことが挙げられます。
●採用に失敗したのかな…転職に失敗したのかな…
1つ目の傾向としては、外注費をかけたくないので人材を雇ったが、思った働きをしてくれなかった、または、業務内容の不一致ですぐに退職してしまった、というものです。
これは、人材に問題があるのではなく、社内に知識や知見がないが故に、Webが分かる人がいれば、なんでも解決できると勘違いしておこる悲劇であることが大半です。
例えば、制作に関する部分だけで考えても、ホームページやショッピングサイトを構築することや、LPや広告画像をデザインすること、それを実装することなど、要は、Web上で通販を行うにあたって必要なモノ・コトには、分野があり、それぞれに専門性があります。
勿論、すべてを一人で行えるようなスペシャルな人も存在しますが、そんな人は自分で何らかの事業をしているでしょう。
よく聞く言葉が、「ネットが分かる人が一人いれば」というものですが、
その「ネット」という言葉の中に何が含まれているのか、やりたいことは何なのか、そのために必要な人材はどんな人材なのか、という点が明確になっていないために、ある程度のことができる人材に出会えたとしても、
思ったことを全てをしてもらえていない
結局雇用費以外の経費もかかることになった
思ったほどの人材ではなかった
結局、何をやっているのかわからない、何もしていないように見える、というような、雇用側の不満が生まれてしまったり、
逆に、
相談ができる相手がいないので方針が決まらない
社内に説明する資料作りや会議ばかりに時間と労力をとられる
当初の話と業務内容が大幅に異なる
ようは、進めようにも進められないじゃないか、ここまで自分がしなければいけないのか?という被雇用者側の不満や考えていた業務内容との不一致が原因で退いてしまう。
このような悲劇は割と多く存在し、やりたいことがあるのに一向に進まない、というお悩みにつながっていることがあります。
●餅は餅屋!全部任せた!…この費用は適正なのか?
2つ目の傾向としては、1つ目と全く逆のパターンです。
例えば、経営者の方がこんなことがしたい、こんな風にできたらいい、そんな話をしていたとします。代理店さんなり、コンサルタントさんなり、とても話よく聞いてもらえて、やりたいことも理解してもらえている。この人と一緒にやっていけば、きっとうまくいくだろう。
そんな一蓮托生の気持ちからスタートしたものの、任せっきりにしすぎてしまい、時々刻々と変わる現場の状況や、数値の現状を理解できていないパターンです。
この方法は、とてもうまくいく場合もあるのですが、そうでない場合には、ある日改めて売上の数値や営業利益を確認したとき、また、経費の見直しを行おうとしたときに、
これでいいんだろうか?
と疑問を抱いてしまい、最悪の場合、この人や会社と組んでいてもよくないのかもしれない、と、また別な人や会社を巻き込むものの、納得のいく結果がにならないという負のループに陥るパターンです。
費用対効果の線引きをどこでするかにもよりますが、お金を出したのに、全然よくなった気がしない、そんな不満が残ってしまう悲しい事例です。
逆に、自分の会社なのに、乗っ取られたような気分になって嫌だというような経営者の方もいらっしゃることもあります。
2.失敗の共通点は他力本願

2つの極端な事例をご紹介しましたが、実は、本当によくあるストーリーなんです。
全く異なる内容に思えますが、これには共通点があることにお気づきになりましたか?
そう、要は、他力本願なんです。主体性の無さ、ここが問題です。
特に中小企業で起きやすい現象ではありますが、ただでさえ一人一人の業務が多岐にわたり、多くのことを並行してこなしていかなければならない中で、いわゆる「プロ」といわれる人がいると、本当に助かることと思います。
しかし、その人に頼り切り、任せきり、になってしまい、全体での把握ができない状態となると、外注の道を選んでも、内製の道を選んでも、コストや人材に不満を募らせることにならないとは限りません。
経営者、事業責任者、担当者、どの立場の人であったとしても、これは自分の仕事ではないという価値観を捨て、まずは理解する努力、そして、判断を下す、または、仰げるだけの知識をつける努力はしていけるといいですね。
3.それぞれのメリットデメリットを知ろう

外注、内製、いずれにもメリットとデメリットが存在します。
それぞれたくさんありますが、大まかなものをあげてみると、以下のようなものがあります。
【外注】
・専門性のある人に依頼できるので無駄がない
・物理的な作業量が減り考える時間を作ることができる
・他社事例を含め最新の市場状況や傾向がわかる
・自分たちには考えつかなかった提案等をもらえる
・素早い対応が必ずしもできるとは限らない
・思い通りの対応がしてもらえない場合がある
・担当者によって能力や対応に差がある場合がある
・コストがかかる
【内製】
・社内の方針や計画をしっかり理解して動ける
・できることが増えれば事業スピードが加速
・緊急時に即座に対応がしやすい
・コストが少なくて済む
・担当者がいなくなった場合のロスが大きい
・作業量が増える、または偏りがちになる
・物事が一辺倒になりがち
・他社との比較や市場状況の把握がしづらい
いかがですか?
どう考え、どう取り入れていくのかには、様々な目線が必要になることがお判りいただけるのではないかと思います。
大切なことは、自分たちが主体性を持って行うこと。
これがなければ、どんな人や会社と付き合っていったとしても、うまくいくものもうまくいきません。
この考えを頭に入れていただいたうえで、次回はもう少し具体的にそれぞれを選ぶ場合の考え方や、どんな選び方をすべきかをお話していこうと思います。
実はカート会社の担当がHubになることも!?

ここまで、外注と内製それぞれの考え方をお話ししてきましたが、実は「主体性を持ちたくても持てない」という状況に陥っているケースも少なくありません。
自社の数値がどこを見れば分かるのか分からない。広告ごとの費用対効果を確認したいのに、代理店からの報告を待つしかない。ちょっとした文言の修正すら外注しないと変えられない。
こうした状態では、どれだけ「自分たちで判断しよう」と思っても、判断材料そのものが手元にありません。
その意味で、事業の土台となるカートシステムをどう選ぶかは、外注・内製の判断と同じくらい重要なテーマです。
私たちリピストは、単品通販・定期通販に特化したECカートシステムとして、事業者さまが自社で状況を把握し、自ら手を動かせる環境づくりを大切にしています。
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・広告コード別の売上・LTVを管理画面で集計できるので、「今どうなっているのか」を自社で確認しながら判断できます
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・LP一体型フォームやアップセル・クロスセル施策を、都度外注に頼らず自社で設定・改善していけます
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・電話・メールでのサポート体制があるので、社内にWebの専門人材がいない場合でも、相談しながら進められます
すべてを内製する必要はありませんし、すべてを外注してはいけないわけでもありません。大切なのは、自分たちが主体性を持って判断できる状態をつくること。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。
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