【事例3選】コンサル考察!化粧品ECはデザイン面でどんな工夫をしているのか? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

【事例3選】コンサル考察!化粧品ECはデザイン面でどんな工夫をしているのか?

ECサイトにとってサイトのデザインとは「顔」です。
実店舗を持たないECでは、サイトの印象が商品やブランドに対してのイメージに直結してしまいます。
とくに化粧品ECは、このデザイン面の影響が大きい分野と言えるでしょう。

そこで今回は化粧品ECのデザインについて事例を参考にしながらご紹介していきます。
化粧品ECのサイトデザインではどんなポイントが重要となるのか、さっそく見ていきましょう。

事例1:資生堂

「資生堂」のデザイン

まずご紹介するのが、「資生堂」の公式オンラインショップのデザインです。
実際にサイトを訪れてみると目立った特徴はないように思えますが、よく見てみると化粧品ECの参考となるポイントが散りばめられています。

統一感のあるカラー

資生堂では「赤」系統の色をブランドのイメージカラーとして採用しています。
オンラインショップにもこのイメージカラーはしっかり反映されており、白を基調としながら随所に赤(ややピンクに近い)系統の色を配色することで、サイト全体に統一感を生み出しています。

この統一感というキーワードは化粧品ECのデザインを考えるうえでは大切なポイントです。統一感のあるサイトデザインは、訪れたユーザーにも好印象を与え、ブランドや商品のイメージアップにも繋がります。

サイトの使いやすさにも配慮

サイトの使いやすさにも配慮

ユーザーにとって使いやすいサイトであることもECサイトにとっては重要です。
いくら商品の品質が高く、サイトのデザインがおしゃれであっても使いづらいサイトではコンバージョンに至る前にサイトから離脱してしまいます。

資生堂ではこの使いやすさにもしっかり配慮しており、検索ボックスやログインボタンなどはページをスクロールしても常に上部に表示されています。

また、ブランドや商品のカテゴリー別に検索できる点や、人気ランキングなどを表示してしる点も参考にしたいポイントです。

事例2:ポーラ化粧品

ポーラ化粧品のデザイン

次にご紹介するのが「POLA(ポーラ)」の公式オンラインストアの事例です。

清潔感を感じさせる白で統一

こちらのサイトでは、全体の基調を白で統一しています。
化粧品ECを購入するユーザーは「美しさ」や「透明感」を求めていることから、サイトのデザインでもこうしたポイントを押さえておくことが重要です。

白はさまざまな色の中でもとくに清潔感を感じさせてくれる色の1つ。自社で化粧品ECのサイトデザインを考えるなら、清潔感ある配色も意識してみましょう。

トライアルセットや新商品をアピール

トライアルセットや新商品をアピール

EC分野の中でも化粧品は初回購入へのハードルが高いことで知られています。
こうしたハードルを低くしていかにコンバージョンへ繋げていくかが大切ですが、その対策として効果的なのがトライアルセットや限定商品。

POLAのサイトでも、ユーザーに見やすいよう大きいバナーを使ってトライアルセットや限定商品をアピールしています。
こうしたバナーの配置も化粧品ECのサイトデザインを考える際のポイントとなります。

縦型を意識したサイトデザイン

縦型を意識したサイトデザイン

パソコンやスモホでサイトを閲覧する際、あなたはどんな目線の動きをするでしょうか?
多くの方は、縦方向の動きが多くなっているはずです。

POLAのサイトではこうした目線の動きを意識して、縦型のサイトデザインを取り入れています。
あえて両端に余白を残し、サイトの横幅をすべて統一。見た目の印象がすっきりするのはもちろん、視認性も高まります。

とくにスマホサイトをデザインする場合は、この縦型のデザインが有効です。情報が両サイドに広がってしまうと、ユーザーはサイトが見づらいと感じてしまうので注意しましょう。

事例3:タカミ化粧品

タカミ化粧品のデザイン

最後に「タカミ化粧品」の事例を見ていきましょう。

シンプルさにこだわった潔さ

タカミ化粧品のオンラインショップの特徴は「シンプルな潔さ」。
トップ画面には商品の特徴をキャッチーなフレーズで紹介する画像を掲載し、ブランドや商品のイメージだけをアピールしています。

トップ画面の情報は最小限に抑え、化粧品の高級感や清潔感が際立つサイトデザインに仕上がっています。

化粧品ECのサイトデザイン2つのポイント

ここまで、化粧品ECのサイトデザインを考察するために参考事例をご紹介してきました。
それぞれの事例を見ていくと、化粧品ECのサイトデザインでは共通するポイントが見えてきます。

統一感のあるデザイン

サイト全体のカラーやイメージに統一感を持たせることは、化粧品ECのサイトデザインでは重要でしょう。

化粧品に「美しさ」を求めるユーザーは、サイトのデザインにも「美しさ(統一感やコンセプト)」を求めます。自社の商品イメージやコンセプトをしっかりと練り、好印象を与えるデザインを目指しましょう。

使いやすいサイトデザイン

使いやすさにこだわったデザインも重要なポイントです。
複雑なデザインはむしろユーザーの購入意欲を削いでしまいます。ECサイトの目的は、あくまでもコンバージョンに繋げること。

デザインと聞くと見た目の美しさやおしゃれさばかりに気を取られがちですが、ユーザーがストレスを感じないサイト作りも立派なデザインの一部と考えて取り組んでいきましょう。

まとめ

今回は化粧品ECのサイトデザインに悩む方に向けて、参考事例を通してデザインのポイントをご紹介しました。

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