【事例3選】コンサル考察！健康食品ECはデザイン面でどんな工夫をしているのか？

健康食品ECの運営者のみなさん、サイトのデザインに悩んでいませんか？
実店舗を持たないECではサイトのデザインが売上に大きく影響します。
とくに健康食品のような商品やブランドのイメージが重要視される分野では、デザインにもしっかりとこだわりたいものです。

そこで今回は、健康食品ECのデザインのポイントについて、事例を参考にしながらご紹介します。

事例1：わかさ生活

わかさ生活のデザイン

まずご紹介するのは、TVCMなどでもお馴染みの「わかさ生活」の通販サイトです。

健康食品ECを利用するユーザーは、なにかしら健康への不安や不調を感じているはずです。こうしたユーザーが分かりづらく複雑なサイトを見たときに、どう感じるでしょうか？
ストレスを感じてしまうサイトからは、すぐに離れてしまうでしょう。

わかさ生活のサイトでは、商品の特徴が誰でもすぐに分かるようデザインが工夫されています。

商品の特徴を「瞳のケア」「ピントをサポート」といったシンプルなフレーズだけで説明。
また、どんな人に向いているのかを画像だけで表現している点もポイントです。

例えば、左下の商品であれば、画像を見ただけで「パソコン業務が多いユーザー向けの商品」とすぐに理解できるでしょう。

健康食品ECでは商品の安全性や品質の根拠となる情報が欠かせません。
わかさ生活では、トップページはストレスを感じさせない分かりやすいデザインを心掛けていましたが、各商品をクリックして次のページへ飛ぶと、商品の特徴や安全性を保障するマークをしっかりと表示しています。

商品の特徴では具体的な数字を使ってより説得力を高めている点もポイントの1つです。

デザインというと「おしゃれさ」や「かっこよさ」をイメージしがちですが、わかさ生活は「使いやすさ」や「分かりやすさ」をデザインしています。

健康食品のような安心・安全を求められる商品では、こうしたアプローチがより効果を発揮するでしょう。

タマチャンショップのデザイン

次に九州の自然食品を取り扱っている「タマチャンショップ」の事例を見ていきましょう。

タマチャンショップは健康食品だけを取り扱うサイトではありませんが、健康食品ECにも参考になるデザインの特徴が随所に見られます。

タマチャンショップのページでは、和紙のような背景にイラストを用いたデザインを採用しています。
九州の自然食品を取り扱うショップだけに、サイトの雰囲気もナチュラルテイストで統一。

商品のアイコンも可愛らしいイラストを用いており、サイトを訪れたユーザーが思わず笑みを浮かべるような「癒し」を演出しています。

先ほども健康食品には安心・安全が求められるとご紹介しましたが、タマチャンショップの場合はサイトのデザインそのものも、安心・安全を感じさせてくれるものに仕上がっています。

ECサイトを運営するなら必ずこだわりたいポイントが、商品画像です。
実物を手に取って確認することができないECにおいて、商品画像は唯一ユーザーが商品の見た目を確認できる方法となります。

商品画像にこだわる

タマチャンショップでもこの商品画像へのこだわりはしっかり意識されており、ユーザーが口にしたくなるような「映える」画像が使われています。

また、文字のフォントサイズを調整し、アピールしたい情報に強弱をつけている点も参考にできるポイントです。

ていねい通販のデザイン

最後に健康食品や化粧品の通販を取り扱う「ていねい通販」の事例を見てみましょう。

ていねい通販のサイトでは、淡いピンク色のカラーを採用。フォントは手書き調のものを使用し、温かみのある印象を与えてくれます。

ていねい通販では「ていねいに、手渡すように」商品やサービスを届けることを企業の理念として掲げていますが、温かみのあるサイトデザインはこの理念を連想させるような雰囲気作りに一役買っています。

自社の強みや目指すべき方向性があるなら、サイトの中にイメージを連想させるようなデザインを盛り込んでみても良いでしょう。

今回は健康食品ECのサイトデザインのポイントについて、参考事例を用いてご紹介しました。
最後に重要なポイントをまとめておきましょう。

・ユーザーにストレスを感じさせない
・商品の安心・安全を伝えられる
・自社の強みを伝えられる

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