7/20~8/3 注目のECニュースをピックアップ - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

7/20~8/3 注目のECニュースをピックアップ

最新のECニュースの中から、注目のトピックをお届けする「お役立ITニュース」。今回も、EC事業者の方必読の最新ニュースを分かりやすくご紹介します。

「Paidy」が定期購入機能を追加。リピート購入のストレスを軽減

株式会社エクスチェンジコポレーションは、カンタン決算サービス「Paidy」に、定期購入機能を追加したと発表しました。

Paidyは携帯電話番号やメールアドレスを使って決済がおこなえるサービス。クレジットカードへの登録が必要なく、商品を欲しいと感じた瞬間にリアルタイムで決済が行えることから、多くのユーザーから支持を集めています。

そんなPaidyが今回新たに導入したのが、定期購入機能。ユーザーは一度Paidyのチェックアウト機能に同意すれば、加盟店任意のサイクルや金額にあわせて、継続的な決済が可能となります。

これにより定期購入の度におこなっていた面倒な登録作業が必要なくなり、ネットショッピングでのストレスが大きく解消されることになります。

>引用元:カードのいらないカンタン決済サービス「Paidy」にトークンを用いた定期購入機能を追加

多元語対応の越境ECプラットフォームがリリース

越境ECの展開を考えるEC事業者にとって、多言語への対応はおおきな課題の1つです。日本語圏以外のユーザーを獲得するには、より多様な言語に対応したプラットフォームの構築が鍵となります。

こうした課題を解決する新サービスが、LISUTO株式会社からリリースされた越境ECプラットフォーム「LISUTO!(リスト)」。

LISUTO!を利用するEC事業者は、製品情報を1言語で登録しておけば、全国のECプラットフォームへ自動で出品することができます。

登録した言語から自動で翻訳される機能がついているので、自社で複数の言語に対応したプラットフォームを構築する必要がありません。

これにより、越境ECを目指す事業者の負担はおおきく軽減され、越境ECへのハードルが一段と低くなります。LISUTO!の対応言語は10か国にものぼり、多様な事業展開を考えるEC事業者の強い味方となってくれるでしょう。

>引用元:国内外のECをボーダレスに!多言語対応の越境ECプラットフォーム「LISUTO!」がリリース

玄関や車庫が荷物を受け取る?LOHACOが新サービス開始

アクセル株式会社は、自社が展開する通販サービス「LOHACO」に、新たな受取サービスを追加することを発表しました。

新たに追加されるのは、「置き場所指定配送」。「玄関の前」、「車庫」、「物置の中」、「裏口・勝手口扉の前」の中から、ユーザーが指定した場所に商品を配送してくれるため、不在時でもダイレクトに商品を受け取ることができます。

また、確実に商品が配送されたかを確認するために、ドライバーが商品を置いた画像を撮影、その画像をユーザーがアプリなどから確認する機能も追加されるなど、安全性にも配慮されています。

今回のサービスは、「再配達でもなかなか受け取れない」「子供の就寝時はチャイムを鳴らさないでほしい」といった、ECユーザーのニーズを上手くくみ取ったサービス。

EC事業者は今後、多様な生活スタイルやユーザーからのニーズに応えるためにも、こうした魅力あるアイデアを導入していくことが、求められていくでしょう。

>引用元:【Happy On Time】ダンボール回収、置き場所の指定などがご依頼いただけるようになりました。

今週のまとめ

今回ご紹介したニュースでは、ユーザーのニーズに応えるための魅力的な新サービスが目立ちました。

PaidyやLOHACOのサービスは、ECを利用するユーザーが、ストレスなく商品を購入できることに主眼が置かれています。

同時に、EC事業者へのメリットがある点も見逃せません。Paidyではより効率的な定期購入ユーザーの確保、LOHACOでは配送業務の負担軽減が期待されており、ユーザー・EC事業者の双方にメリットがあります。

こうした双方向メリット型のサービスは、今後も増加することが予想されます。EC業界の拡大や、物流改革の波が押し寄せる中で、他社との差別化をどう図っていくのか。双方向メリット型のサービスは、こうした課題への解決策となり得るでしょう。