D2Cを始めるのにぴったりなカートシステムはこれ!
D2Cブランドを始めるなら、カートシステム選びにしっかりこだわりたいところ。
カートシステムは事業の土台ともなる部分だけに、スタート時に質の高いサービスを選んでおきたいものです。
そこで今回は、D2Cを始めるのにぴったりなカートシステムをご紹介します。サービス選びの参考にしてください。
D2Cとは?
はじめに、D2Cについておさらいしておきましょう。
D2Cとは、Direct to Consumerの略で、メーカーが商品の企画から製造・販売に至るまでを、すべて自社でおこなうビジネススタイルをいいます。
販売はECをメインにおこなうため、その土台となるカートシステム選びがとくに重要となってきます。
D2Cモデルの特徴は?
D2Cのサービスを説明する際に、従来までのメーカー直販型の「中抜きモデル」と同じものだと解釈されることがありますが、これは間違いです。
D2Cでは、まず自社のブランドが目指すビジョンやコンセプトといった世界観が重視されます。一方のメーカー直販型は商品のデザインやスペックが優先されます。製造から販売に至る流れは同じでも、出発点となる考え方が、両者の大きな違いです。
また、D2Cではデジタルテクノロジーをフルに活用したビジネスを展開していきます。ECメインの販売や分析時のAI導入、SNSを使ったマーケティングなど、最新テクノロジーの活用することでユーザーの膨大な情報から最適化された施策を実行していきます。
デジタルテクノロジーの強みは、ユーザーと直接コミュニケーションを取れることにもあり、「Direct to Consume」の言葉のとおり「顧客(コンシューマー)」と「ダイレクト」な関係性を構築することで、ブランドのファンを生み出していく手法も特徴の1つです。
おすすめはこれ!D2Cスタート時にぴったりなカートシステム3選
実際にD2Cブランドをスタートするとなると、不可欠なのがカートシステムの存在です。ゼロからシステムを開発するスクラッチ型はオリジナリティの高いカートを構築できますが、莫大な予算がかかることや開発期間が長期になるといったデメリットがあります。
そこで今回は、手軽にD2Cブランドを立ち上げることができるおすすめのカートシステムを3つご紹介します。
1.BASE
まずご紹介するのがBASEです。
BASEは無料でECサイトを構築できるカートシステムの1つ。月額料金は無料で、商品が購入された際に注文ごとに、「決済手数料」と「サービス利用料」が発生します。
サービススタート時からこれまでに100万店舗を超えるショップがオープンしており、信頼・実績ともに評価の高いサービスです。数十種類のデザインテンプレートはもちろん、HTML編集にも対応しているので無料でもクオリティの高いサイトを構築できます。
決済手数料 | サービス利用料 |
---|---|
3.6%+40円 | 3% |
2.STORES
続いてご紹介するのが、STORESです。
STORESも月額無料でネットショップを構築できるカートシステムの1つ。48種類のデザインテンプレートを選ぶだけで誰でも簡単にショップをオープンすることができます。
STORESの特徴の1つが、有料のスタンダートプランが用意されているということ。スタンダードプランは無料のフリープランに比べ手数料が低く、事業をより成長させるための機能を拡充することができます。
プラン | 月額料金 | 手数料 |
---|---|---|
フリー | 0円 | 5% |
スタンダード | 1,980円 | 3.6% |
3.リピスト
最後にご紹介するのが、リピストです。
リピストは、定期通販に特化したカートシステムで、D2C向けのカート構築にも強いサービスとして知られています。ユーザーのニーズや予算にあわせて4つの料金プランを用意しており、自社にぴったりなプランを選択することが可能。
LP一体型フォームやアップセル機能、各種分析機能など質の高いサービスで集客から売上アップに至るまでを手厚くサポートしてくれます。D2Cビジネスで結果を出したいなら、ぜひ選んでおきたいカートシステムです。
プラン | 月額料金 | 手数料 |
---|---|---|
ライト | 14,800円 | 29,800円 |
スタンダード | 39,800円 | 69,800円 |
プレミアム | 69,800円 | 98,000円 |
エキスパート | 148,000円 | 398,000円 |
まとめ
今回は、D2Cを始めるのにぴったりなカートシステムを3つご紹介しました。
カートシステムを選ぶ際のポイントに、無料か有料かという点があります。無料は手軽にサービスをスタートできますが、機能の制限や制約がある点がネックです。その点有料なら、費用の負担はかかりますが、本格的なショップ運営をしっかりサポートしてくれる安心感があります。
D2Cは質の高いサービスが求められるビジネスモデルだけに、機能が充実したサービスを選んでおくと間違いがないでしょう。