D2Cブランドなら用意しておきたいブランドブックとは? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

D2Cブランドなら用意しておきたいブランドブックとは?

D2Cブランドなら用意しておきたいブランドブックとは?

ブランドブックとは、企業がブランドの価値やコンセプト、ビジョンについてまとめた小冊子のことです。

D2Cでは、ブランドのストーリーや世界観を消費者に伝えることがマーケティング戦略の要となりますが、ブランドブックを商品の同梱物として活用することで、ブランドへの理解や認知度を高めることができます。

今回は、ブランドブックとは何か?その内容や活用法とあわせて、なぜD2Cブランドに必要なのかについて解説します。

ブランドブックはD2Cユーザーへ世界観を伝えるツールとして効果的

ブランドブックとは、企業が自社ブランドのビジョンやコンセプト、価値や方向性についてまとめた小冊子のことです。

D2Cでは、ブランドのストーリーや世界観を、消費者へ伝えることがビジネスモデルのポイントとなっています。

ブランドブックには、企業のビジョンやコンセプト、商品へ込められたストーリーなどが分かりやすく説明されており、世界観を伝えるツールとしては打ってつけです。そのため、D2Cブランドではブランドブックを商品の同梱物や資料請求に同封するなどして、積極的に活用しています。

awayのブランドブック

Paidyのブランドブック

NIKEのブランドブック

NIKE ブランドブック出典:Halloween

モチベーションの高いユーザーに訴求しやすい

商品を購入してくれたユーザーや資料請求を行ったユーザーは、すでにブランドへのモチベーションが高いといえます。こうしたユーザーはブランドブックに興味を持ちやすく、実際に中身を読んでくれる確率も高い傾向にあります。

ブランドブックに目を通してもらえれば、ブランドへの理解や愛着を高めることが可能。結果として、リピート購入や初回購入に繋がりやすく、CRMの視点からも販促効果を高めることができるでしょう。

ブランドブックとは?作成された経緯や活用法

さて、もう一度おさらいしておくと、

ブランドブックとは、企業が自社ブランドのビジョンやコンセプト、価値や方向性についてまとめた小冊子のこと

です。

では、そもそもブランドブックはどのような経緯で作成されたのでしょうか?ここからは、ブランドブックへの理解を深めるために、作成された経緯や活用法について見ていきましょう。

ブランドブックはインナーブランディングに活用されてきた

自社のブランドについて一番深く理解しておかなければならないのは、企業で働く従業員です。企業では、インナーブランディング(=社内に対して行われるブランディング)活動を通じて、自社の従業員に対してブランドへの理解や意識付け、啓蒙に取り組んできました。

ブランドブックはその活動の一環として作成された小冊子で、ブランドの目指す方向性を従業員に理解してもらうことが目的でした。

近年は消費者向けの販促活動にも積極的に活用される

当初は社内向けのインナーブランディング向けに作成されたブランドブックでしたが、近年は消費者向けの販促活動にも積極的に活用されています。

背景にあるのは、消費者の消費行動の変化です。膨大な数の商品が溢れる現代では、商品の機能やスペックだけを見て商品を購入するのではなく、そこに付随するストーリーや付加価値が重視されるようになってきました。

企業はこうした消費行動の変化を受けて、自社のブランドに込められた想いやストーリーを、消費者に分かりやすく伝えることが求められています。

ブランドブックは、こうした想いやストーリーを伝えるにはぴったりのツールで、近年は販促活動への活用や、商品の同梱物として配布するなど用途が広がっています。

ブランドブック作成時のポイントは2つ

さて、実際に企業でブランドブックを作成する際には、次の2つのポイントを押さえておくことが大切です。

  1. シンプルで分かりやすい構成
  2. ルールではなくアクションを促す内容

1.シンプルで分かりやすい内容にする

1つ目は、シンプルで分かりやすい内容にするということ。

ブランドブックは、従業員や消費者に対して、ブランドをきちんと理解してもらうことが第一です。あまり複雑でボリューム感を出すより、図やイラストを交えたシンプルで分かりやすい内容が適しているでしょう。

例えば、よくある間違いとして横文字やカタカナを多用してしまう点が挙げられます。横文字やカタカナは受け取り手によってイメージが違うことがあり、抽象的な印象を与えてしまいます。また、業界用語や専門用語が含まれてしまうと、ユーザーにとっては理解しづらい内容になってしまいます。

制作の過程では、社外の人のチェックを通すなどして、より分かりやすいブランドブックを作成しましょう。

2.ルールではなくアクションを促す内容を意識する

もう1つは、ルールではなくアクションを促す内容を意識するということ。

ブランドブックはあくまでもブランドのビジョンやコンセプトを分かりやすく表現し、価値や方向性を共有するためのツールです。この点を忘れてしまうと、従業員向けのルールブックのような内容に仕上がってしまい、どこか堅苦しく、強制されるような印象に受け取られてしまいます。

目指したいのは、従業員が「こんなブランドを目指したい・築きたい」という能動的なアクションに繋がる内容。ブランドブックを読んだことで、「なにか行動しよう」と促せるものがベストです。

結果として、従業員が心を動かされるブランドブックは、ユーザーにとっても魅力的なものとなります。

まとめ

今回は、D2Cブランドで活用が進む、ブランドブックについて解説しました。

ブランドブックとは企業が自社ブランドのビジョンやコンセプトについてまとめた小冊子のことで、企業のインナーブランディング活動に活用されてきました。

近年では、ブランドの世界観やストーリーを伝えるためのツールとして販促活動にも使われており、世界観を重視するD2Cブランドでは効果的なツールとして広がっています。