ネットショッピングでの決済方法
自分でネットショッピングをする際に、決済方法が気になったことはありませんか?
クレジットカード、代引き、後払い、先払い・・・様々な決済方法があります。
どの決済方法を導入するかの判断は経営者に掛かっています。
あなたのショップにはどの決済が必要で、どの決済が不要なのか?
ここでは代表的な決済方法について説明します。
決済方法の種類
決済方法は、複数を選択できるようになっている方が望ましいです。
それぞれの決済方法の特徴を理解し、優先的に取り入れた方がいい決済方法を考えていきましょう。
ここでは、クレジットカード決済、代引き、後払い、先払いに分けて紹介していきます。
クレジットカード決済
ネット市場においてもっとも利用されている決済方法です。
利用者は必要情報を入力するだけで購入できるので手軽で、カードのポイントも貯まるというメリットがあります。
ネットショップ運営者からしても、代金の回収リスクが低い決済方法です。
一方で導入にもっとも手間がかかる決済方法でもあります。
導入前にカード会社による審査がありますが、審査にはおよそ1ヶ月程度がかかります。
また、導入のための費用も他の決済方法と比べると割高で、初期費用だけで5~10万円程度がかかります。
このように導入に手間も費用もかかりますが、導入してしまえばメリットの高い決済手段です。
上記の手軽さや、代金回収リスクの低減といったメリットに加え、定期購入では他の決済方法と比べて継続率がもっとも高くなります。
代引き
ネット市場では2番目に利用されている決済方法です。
運送会社からの入金サイクルも2週間程度と早く、初期費用もかからない会社がほとんどです。
ただし、顧客が不在などで受け取らない場合は、商品は返送され、ショップには送料の支払いだけが発生してしまいます。
他の決済方法と比べると代金回収のリスクはやや上がりますが、一般に広く使われていて、入金サイクルも早いので導入しておくべき決済方法です。
後払い
後払い決済は、商品の到着後に支払い用紙が届き、コンビニや銀行ATMから支払いができる決済方法です。
従来の後払い決済は、ユーザーへの入金の催促などをショップが行う必要がありましたが、近年大きくシェアを伸ばしているのは、立て替え払いを行う後払い決済です。
ネットプロテクションズや後払い.comが有名で、商品代金はユーザーの代金支払いの有無に関わらず、後払い決済の会社から入金されます。
ショップにとっては代金回収リスクが非常に低い決済方法と言えます。
また、利用者側からすると、商品を確認してから支払いができる安心感と、商品受け取りの際に自宅にいなくても良いというメリットがあります。
非常に優秀な決済方法ですが、商品のジャンルによっては後払い決済が使用できないものがあるので、事前に確認しておきましょう。
先払い
先払いの方法としては、以下の3つがあります。
・銀行振り込み
・郵便振替
先払い決済の最大のメリットは代金回収リスクの低さです。
高額な商品を販売する場合は、いずれかを必ず導入しましょう。
コンビニ決済は審査に1~2ヶ月かかります。
また、決済代行会社を通すことになるので、ショップ側に決済手数料の支払いが発生します。
郵便振替、銀行振込の場合は、ショップ側には何の費用もかからないというメリットがあります。また、年配のユーザーの場合は、他の決済方法よりも馴染みのある決済方法です。
郵便振替、銀行振込を行う場合は、ネットショップ用の口座を準備すると管理しやすいです。
決済方法は非常に重要
決済方法は非常に重要な要素です。
商品購入者が最も慎重になる画面なので、見やすく、信頼できるものにすることは欠かせません。
一気に購入してもらえるように、操作の簡単なシステム作りを心がけましょう。
決済方法の管理は慎重に
ここまでネットショッピングの決済方法を紹介してきました。
自分のネットショップのイメージは固まってきたでしょうか。
まずは自分のネットショップを見渡し、決済方法を含め操作しやすいシステム作りを心がけましょう。
多少お金は掛かっても決済方法には万全を期しましょう。
そして信頼できるネットショップを作ることが大事です。
PRECSでは、ネットショッピングの決済方法から全体のシステム作りまで幅広くサポートしています。
一緒に信頼できるネットショップを作っていきましょう。