スタートを決める!ネットショップ立ち上げのポイント - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

スタートを決める!ネットショップ立ち上げのポイント

ネットショップのスムーズな立ち上げは、鍵となるポイントを押さえることが大切です。今回は初めてのネットショップ立ち上げに役立つ情報を、分かりやすくご紹介します。

ネットショップ立ち上げ時に押さえたい5つのポイント

ネットショップをスムーズに立ち上げるためのポイントには、次の5つがあげられます。

1.必要な機材を準備する
2.販売する商品を選ぶ
3.集客方法を考える
4.スムーズな受注処理を目指す
5.顧客分析に取り組む

それぞれのポイントに焦点を絞りながら、具体的な内容をみていきましょう。

1.必要な機材を準備する

機材の準備は、ネットショップ立ち上げの第一歩です。必要な機材をあらかじめ用意しておけば、不安の多い立ち上げ時でも慌てることなく運営業務に取り組めます。

立ち上げに必要な機材は?

ネットショップの立ち上げ時に必要な機材には、次のようなものがあげれます。

・パソコン
・デジタルカメラ
・プリンター
・FAX

パソコンはネット環境が整ったものを用意します。個人情報を扱うことから、セキュリティー対策も万全にしておきましょう。商品の撮影が必要な場合は、デジタルカメラが必要です。より専門的な撮影を目指すなら、照明器具や三脚などもあると便利です。

そのほかにも、発注書類やDMの作成用にプリンターや、発注作業に使用するならFAXなども用意しておきましょう。

開業ソフトや各種許可申請も忘れずに

ネットショップの立ち上げ時に欠かせないものが、開業ソフトです。開業ソフトは、無料から有料までさまざまなサービスが用意されています。初心者であれば無料の開業サービスから始めてみるのもよいですが、カスタマイズの豊富さと手厚いサポートが受けられる有料サービスなら、立ち上げ時の心強い味方となってくれるでしょう。

また、ネットショップを立ち上げるには、商品によってさまざまな販売許可が必要となります。スムーズな立ち上げのためにも、必要な許可申請を忘れずにおこなっておきましょう。

2.販売する商品を選ぶ

ネットショップにとって商品の選定は、ショップの成功を左右するほど重要なポイントとなります。立ち上げ時にユーザーのニーズをきちんと把握して、コンセプトのある商品選びを進めておけば、ネットショップの売上げ向上に繋げることができます。

ユーザーのニーズを考えよう

ユーザーのニーズを考える際には、

ユーザーは
・なにを「実現」したいのか?
・なにを「解決」したいのか?
の2つのポイントに絞って考えてみましょう。

例えば、化粧品であっても「メイクアップ」を目指したい場合と、「エイジングケア」を目指したい場合では選ぶ商品が違ってきます。

メイクアップ  → 美しくなることを「実現」したい

エイジングケア → 年齢による問題を「解決」したい

このように、ユーザーの目線にたってニーズを深堀りすれば、ターゲットとなる世代や対象がハッキリとし、販売する商品も選びやすくなります。

ネットショップとの相性を考える

商品を選ぶ際は、ネットショップとの相性も大切なポイントとなります。ネットショップでは、リピーターを獲得することが大切です。リピーターに繋がる商品の代表例が、生活雑貨などの定期購入商品。定期的な購入が見込める商品であれば、一度サイトを気に入ってもらえばリピーターとなってくれる可能性が高まります。

また、ネットショップを利用するユーザーは、「商品が重たくて購入をためらう」、「仕事や家事が忙しくてお店に行く暇がない」といったニーズも抱えています。こうしたユーザーが求める商品を選ぶのも、ネットショップと相性のよい商品選びです。

3.集客方法を考える

ネットショップの立ち上げと同時に取り組んでおきたいのが、サイトへの集客です。ネットショップは実店舗がないことから、どれだけ多くの人にサイトを知ってもらえるかが集客の鍵となります。狙いとなるターゲットに効果的な広告を使って、集客作業をおこないましょう。

リスティング広告やSNSを使ったアプローチ

リスティング広告はネットショップの集客方法の中でも、ユーザーからの反応が早い手法の1つです。検索エンジンのキーワードに関連した広告が表示されることから、集客力の高さも強みとなっています。

SNSを使った集客も、近年では欠かすことのできない集客方法でしょう。SNSはユーザーとの距離が近いというメリットがあることから、ネットショップに対して愛着を抱いてもらえる点が魅力的です。

SEO対策で魅力あるサイトづくりを目指す

サイトページのデザインや機能性、コンテンツの充実などを図ることで検索順位のアップを目指すのがSEO(検索エンジン最適化)対策です。

検索エンジンで上位に表示されるサイトは、それだけユーザーからのアクセスが見込めます。ネットショップの立ち上げ時から、「ユーザーにとって魅力的なサイトづくり」を意識しながら、デザインの改善やコンテンツの拡充を図っていきましょう。

4.スムーズな受注処理を目指す

商品の注文や発送といった受注処理は、ネットショップの印象におおきく影響します。ユーザーからネットショップに好感を抱いてもらえるよう、立ち上げ時からスムーズな受注処理を目指しましょう。

迅速な対応が受注処理に求められる

ネットショップでは互いの顔が見えない中で商品のやり取りをすることから、ユーザーからのアクションに対して迅速な対応することが肝心です。

「ちゃんと注文できたのか?」
「商品はいつ発送されるのか?」

など、ユーザーが不安を抱える状態が続けば、ネットショップへの不満も膨らみます。

受注処置は立ち上げ時からきめ細やかな対応を

ユーザーからの注文が確認できたら、「注文確認メール」を送信しましょう。商品の発送時や、クレームや問い合わせに対しての返信も素早くおこないます。ネットショップは24時間利用できることから、どの時間帯でもすぐに返信メールを送信できるように、自動返信システムを利用するのがおすすめです。

また、入金への対応も受注処理のポイントとなります。支払い方法の選択肢を多く提示できるようにしておけば、ユーザーの利便性も向上し、満足度も高まるでしょう。受注処理のシステムは、ネットショップの立ち上げ時からしっかりとシステムの稼働を確認し、きめ細やかな対応を目指しましょう。

5.顧客分析に取り組む

ネットショップでは、顧客となるユーザーの顔が見えないことから、顧客分析を積極的に取り入れるようにしましょう。立ち上げ時に分析ソフトの設定をおこなっておけば、アクセス数や流入経路を細かく分析することができます。

分析ソフトを活用すれば詳細な情報を得られる

顧客分析に使用する分析ソフト(Googleアナリティクスなど)では、ユーザーの動向やアクセス先、時間帯や地域ごとのデータなど、詳細な情報を確認することができます。

データを綿密に分析しながら、ネットショップのターゲットにどのようなニーズや行動パターンがあるのか把握することで、サイトの改善や新たな施策を検討する材料を見つけましょう。

常にPDCAサイクルを意識する

顧客分析では、PDCAサイクルを常に意識しましょう。分析データをただ確認するだけではなく、データを元に発案した計画(Plan)を実際に試す(Do)ようにします。そのなかから得られた新たな情報を評価(Check)検討し、再度サイトの修正やコンテンツの追加などの改善(Act)作業に取り組みましょう。

顧客分析でのPDCAサイクルの例

P 商品の特徴から、女性をメインターゲットにする
D 女性からの人気を集める可愛らしいページデザインを反映
C 女性人気も高いが、男性ユーザーはリピート率が高い
A 男性をターゲットとした専用ページや、コンテンツを追加しよう

ネットショップ立ち上げにはコンセプトと計画性が必要

ネットショップのスムーズな立ち上げは、しっかりとしたコンセプトと計画性が必要です。今回ご紹介した立ち上げ時のポイントを参考にしながら、よりスムーズなネットショップ運営を目指しましょう。

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