自分のホームページがお店に!ネットショップカートの作り方 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

自分のホームページがお店に!ネットショップカートの作り方

自分のホームページやブログをネットショップにする、ネットショップカートの作り方を知っていますか?

ネットショップとはオンラインショップ(EC)のことで、現在ではすっかりお馴染みの購入方法として定着しました。しかし「ネットショップを作りたいけれど大変そう…」「いまのホームページをネットショップとして活用できないか…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自社のホームページをネットショップとして活用する方法についてご紹介します。

そもそもホームページとネットショップの違いって何?

はじめに、ホームページとネットショップの違いについて整理しておきましょう。それぞれの定義がはっきりしていないと、ネットショップを開業する上で混乱してしまう可能性があります。

ホームページは企業や団体・個人を紹介するサイト

ホームページとは、インターネット上で企業や団体、個人について紹介しているサイトのことをいいます。

主な目的は、自社や個人の活動やサービス、目的などを紹介し、認知度の獲得や求人の募集、企業ブランドの向上を目指すことにあります。情報発信がメインとなるため、商品の販売を行う機能は用意されていません。

ネットショップはネットショッピングの機能が用意されたサイト

ネットショップは、サイト内にネットショッピングの機能が備わったサイトのことをいいます。

ECやECサイトと呼ばれることもあり、日本語ではネット通販という言葉が一般的です。サイト内で自社の商品を購入できるため、自分たちの「店舗」として活用することが可能。一般のユーザー向けのBtoCの形式だけでなく、企業間同士の商取引を意味するBtoBの形式も盛んです。

また、近年ではメルカリのような一般のユーザー同士が商取引を行う、CtoCのスタイルも普及するなど、業界の市場規模は年々右肩上がりで成長を続けています。

ホームページ内にネットショップ機能を備えたサイトも多い

さて、ホームページとネットショップの違いについてご紹介しましたが、近年多いのがホームページの中にネットショップの機能を備えたサイトです。

これは企業のブランディングや情報発信とあわせて、商品販売を行いたいケースで多く見られます。年々通販市場は競争が加速しており、商品をオンラインで販売するという仕組みだけでは、他社との差別化が図れない状況が増えてきました。

また、既存のホームページへの集客をそのままオンラインでの顧客として獲得したいというニーズが増えたことも、この形式が増加している背景の一つです。

例えば、コロナ禍で実店舗を営業していた企業さんが、店舗での集客が難しくオンラインショップをオープンするといったケースです。すでに実店舗紹介のためのホームページは用意されているため、そこにネットショップの機能を追加することで、スムーズに顧客を誘導することができます。

ショップカートボタンを設置するだけで簡単に作れる

最近増えてきているのが、自分のホームページやブログ、SNSなどをお店にする方法。

やり方は、ネットショップカートサービス会社と契約して、ホームページやブログにショップカートボタンのコードを貼りつけるだけです。ネットショップ運営初心者でも簡単に開設できます。

無料期間を設定しているネットショップカートサービス会社も多いため、自分が元々使っているホームページやブログに、おためし感覚でコードを貼ることもできます。カートボタンを設置するだけではなく、お客様が商品を注文した後の決済サービスも提供してくれます。

注意点として、ショッピングカートを設置したいホームページは、JavaScript (ジャバスクリプト)に対応していなければなりません。ホームページでネットショップを作る前に、必ず確認しておきましょう。

ネットショップに最低限必要な機能やページは?

では、実際にネットショップを立ち上げる際に、最低限必要な機能やページはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

1.商品検索機能

大量の商品を販売するなら、商品検索機能を用意しておきましょう。

キーワードやカテゴリ、商品価格などから商品を検索できるようにすることで、ユーザーの利便性向上に繋げることができます。また、スムーズな商品検索ができれば、コンバージョンに結び付きやすくなるでしょう。

2.カート機能

カート機能とは、ユーザーが購入したい商品をまとめるための機能です。

商品からすぐに購入ページに飛んでしまうと、複数の商品を購入したい場合や、他の商品を探したい場合に何度も購入手続きをしなければなりません。そこでカート機能を用意しておくことで、一度「カートに入れる」というステップを設け、まとめ買いや購入キャンセルなどを実施することができます。

3.決済機能

ネットショップには、商品を購入するための決済機能が必要です。

クレジットカードや代引き決済、キャリア決済などさまざまな種類の決済が用意されているとユーザーの利便性が高まります。一方で、店舗側からすると一気にたくさんの決済方法を導入すると、対応が追い付かず業務負担が大きくなる恐れがあります。

例えば、ネットショップカートサービスを利用する際は、サービス内にどのような決済手段が用意されているか、任意の決済手段は含まれているかを判断基準にしても良いでしょう。

4.セキュリティ機能

3つ目は、セキュリティ機能です。

ネットショップを運営するとなると、お客様の個人情報を取り扱うことになります。脆弱なセキュリティ体制で万が一個人情報の流出が発生すれば、損害賠償の支払いや企業の信頼を大きく損なうことに繋がります。

最低限のセキュリティとして、顧客情報を暗号化するSSL化は必須です。

5.FAQページ

FAQとはFrequently Asked Questionsの略称で、日本語では「よくある質問」と訳すことができます。

ネットショップを運営するとなると、ユーザーからショップを利用する上での質問や問い合わせが寄せられます。そこで、あらかじFAQページで質問と回答を用意しておくことで、迷いなく商品を購入できます。

顧客満足度の向上に繋がることはもちろん、問い合わせに対応する件数を減らすことで、業務効率を高めることができるでしょう。

ホームページにショッピングカートが設置できるサービス

ここでは、ホームページにショッピングカートを設置できるサービスを厳選してご紹介します。試用期間が長いサービスもあるので、まずは気軽に試してみるのがおすすめです。

1.リピスト

リピスト
リピストは、D2Cや定期通販をはじめ、リピート購入に強いカートサービスです。健食サプリ・美容化粧品・食品・アパレルなど幅広い商材での運営実績があり、1,200社を超える企業がサービスを導入しています。

離脱しにくいサービスで、サイトの売上アップを強力に後押ししてくれます。

2.カラーミーショップ

カラーミー
初期費用&月額費用がリーズナブルな上、機能も多彩なのがカラーミーショップです。フリープランや無料のお試し期間(30日間)が用意されており、初心者の方でも安心して導入することができます。

3.Stores

STORES
無料でECを構築できるとして近年人気を集めているStores。プランをアップグレードすることで、ネットショップ開設だけでなくネット予約やキャッシュレス決済、POSレジの採用など、実店舗とECのオムニチャネル化にも貢献してくれます。

人気ネットショップを目指すための3つのポイント

最後に、商品が売れる人気のネットショップを目指すための3つのポイントついて見ていきましょう。

ポイント1.商品ページを充実させる

まず、商品ページを充実させましょう。

ユーザーはネットショップで商品を購入する際、もっとも時間をかけてチェックするのが商品ページです。しかし既存のネットショップの中には、必要最低限の情報しか掲載されておらず、せっかくの購入機会を逃しているサービスが見受けられます。

商品ページには、商品のスペックはもちろん、実際に使用しているシーンが想像しやすいようなテキストや画像などを用意しておきましょう。とくに画像の質は商品の魅力を発信する貴重な材料です。画角や明るさ、背景など細かな点までしっかり気を配っておきましょう。

ポイント2.ユーザー目線での導線を用意する

2つ目は、ユーザー目線での導線を用意しておくということ。

購入ボタンや問い合わせバナーはページの最下部に設置されているケースが少なくありません。しかしユーザー目線で考えれば、今すぐ商品を購入したいというタイミングで、わざわざ最下部までページをスクロールするのは面倒です。

そこで購入ボタンやバナーは複数設置しておく他、追跡バナーで表示しておくなどしてスムーズな購入に繋がる導線を確保しておきましょう。

ポイント3.顧客分析をもとにPDCAサイクル回す

3つ目は、顧客分析をもとにしたPDCAサイクルを回すということです。

ネットショップでは、ただ販売ページを用意すれば終わりではありません。集客や購入に繋がるためのプロモーションやマーケティングなど、絶えず施策に取り組む必要があります。

この施策に取り組む段階で重要なのが、PDCAサイクルをしっかり回すということ。ただ施策を追加して終わりにするのではなく、顧客分性などをもとにして施策の効果や改善点をチェックしていきます。改善する箇所があるなら、できるだけ早く改善を施すことで、絶えずサイトがアップグレードされるよう取り組んでおきましょう。

まとめ

趣味や片手間ではなく、事業としてECを行う場合は、しっかりと機能やサービスについて検討する必要があります。売上を見込むのであれば、やはりきちんとしたページが必要ですし、決済手段やカスタマーサポートもしっかりと体制を整えることが大切です。

また、ネットショップにおいては新規ユーザーだけでなくリピーターをいかにして獲得していくかが重要なポイントとなります。カートサービスを選ぶ際も、リピート購入に強いサービスを選択肢入れておくことが大切でしょう。