ECでの頒布会を徹底解説!意味や活用法、必要な機能など - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ECでの頒布会を徹底解説!意味や活用法、必要な機能など

頒布会(はんぷかい)という言葉をご存知でしょうか?なかなか耳慣れない言葉ですが、ECでは人気の高い販売方式の1つとして知られています。

今回は、頒布会の意味やECでの活用法について解説。販売方式を導入する際に必要な機能についてもご紹介します。

頒布会とは?

頒布会(はんぷかい)とは、定期購入で毎回届けられる商品が異なる販売方式のことを言います。

一般的な定期購入では、定期的に同じ商品が自宅まで届くシステムですが、頒布会では季節や月ごとにサービス側がセレクトした異なる商品が届けられます。例えば、ワインや日本酒、季節の食材やスイーツなどは頒布会でよくみられる商材です。

近年はECサイトでもこの頒布会方式の手法を取り入れているサービスが多く、通常の定期購入とは違った魅力を提供していると言えるでしょう。

ポイントはどこ?頒布会のECでの活用法

では、頒布会方式をECで導入する際のポイントはどこにあるのでしょうか。具体的な活用法を見ていきましょう。

ユーザーと継続的な関係を構築する

A man delivering a smile

1つ目の活用法は、ユーザーと継続的な関係を構築するということ。

頒布会では、毎回違った商品が届くという特徴から、中長期的にサービスに申し込むケースが多くなります。そのため、ユーザーと継続的な関係を構築しやすく、安定的な売上の確保やファンの育成に適しています。

こうした特徴を上手く活用して、ユーザーとの関係性を強固なものにしましょう。ユーザーがサービスへの愛着を抱きロイヤリティが高まれば、LTVの向上にも繋げることができます。

サービスの価値や認知度を高める

2つ目の活用法は、サービスの価値や認知度を高めるということ。

頒布会では、毎回異なる商品を届けることから、自社の商品を幅広く取り扱うことができます。ECサイトでは複数の商品を販売することが多いですが、定期購入では1つの商品はPRできても、複数の商品をPRするにはやや不向きな販売方式です。

その点頒布会は「毎回違う商品をユーザーにプレゼンできる」という意味では、サービスの価値や認知度を高めるにはうってつけです。

もちろん、質の高い商品ラインナップを揃えることは大前提ですが、通常の定期購入とは別に頒布会コースを設けることで、ユーザーとの接点を増やすといったアプローチも面白いでしょう。

頒布会に必要は機能は?

various applications

さて、実際に頒布会をECに導入するとなると、どのような機能が必要となってくるのでしょうか?

1.コース登録用のシステム

まずは、頒布会のコースに登録するためのシステムが必要です。これは、一般的な定期購入機能と似ているため、それほど難しく考える必要はありません。

レンタルカートなどでは頒布会方式に対応したサービスを提供している場合も多いため、こうしたサービスを利用すると便利でしょう。

2.販促・集客機能

販促や集客のための機能も、頒布会には必要不可欠です。

例えば、商品ページ一体型申込フォームやステップメール機能などがあると、ユーザーへの満足度やCV率を高めることに繋がります。

タイムセールやクーポン機能などもあると便利ですが、頒布会は中長期的に契約するサービスなため、他のユーザーの反応も考慮して導入を検討しましょう。極端に割引された状態で契約できる期間があると、既に登録しているユーザーに不公平感を与えてしまうでしょう。

一律で「初月割引」といった内容なら納得感が高まります。

3.決済機能

頒布会では、決済機能を充実させておきましょう

中長期的に継続するサービスとなる頒布会では、決済機能が限られ利便性が低いとCV率が低くなります。クレジットカードや各種オンライン決済をしっかり揃えておきましょう。

また、頒布会は食料品との相性が良い方式です。こうした商材はユーザーの年齢層も幅広くなることから、コンビニ決済や銀行振込などの機能も準備しておくと、多くのユーザーを獲得できます。

まとめ

今回は、頒布会(はんぷかい)の意味や、ECでの活用法や必要な機能などについてご紹介しました。

頒布会は定期購入とは違ったアプローチで、ユーザーにアプローチできる販売方式です。毎回違う商品が届くというサプライズ感も魅力の1つでしょう。

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