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企業がtiktokをビジネスに活用する実践的な方法は?

国内でのユーザー数が980万人を超えるなど、若年層を中心に熱狂的な支持を集めるTikTok。ユーザー数の増加にあわせて企業でもマーケティングに活用する事例が増えており、SNSマーケティングの新たなフィールドとして注目されています。

そこで今回は、TikTokを企業が活用する際の実践的な方法やポイントについて解説します。

TikTokとはショート動画を投稿するSNSサービス

TikTokは、中国のByteDance社が提供するSNSサービスです。

15秒~1分程度のショート動画を投稿するのが特徴で、2022年には全世界でのユーザー数が15億人を突破する見込み。国内でも2021年10月現在で980万人が利用するなど、人気SNSとして注目を集めています。

音楽サービスとの連携や動画映えするBGMの提供、豊富なエフェクトや手軽な編集機能など幅広い用途で楽しむことができ、とくに若年層から熱狂的な支持を集めています。

企業がTikTokを活用する際の実践的な方法やポイント

多くのユーザーが利用するTikTokには、企業からの注目も集まっています。

では、企業がTikTokを活用する際の実践的な方法について、3つのポイントから見ていきましょう。

1.キャンペーンでUGCの獲得に繋げる

企業がTikTokを活用する方法として、キャンペーンを開催してUGCの獲得に繋げる方法は多く見られます。

ウルトラジャパン TIKTOK

出典:ウルトラジャパン公式YouTubeより

世界的なダンスミュージックイベント・ULTRA WORLDWIDEの日本版として知られるULTRA JAPAN(ウルトラジャパン)では、2018年にTikTokを活用したキャンペーンを展開しました。

同キャンペーンでは、ウルトラジャパンの公式楽曲を使用したダンス動画を投稿したユーザーに、当日のフェスチケットやTシャツが当たるキャンペーンを展開。多くのユーザーが動画を投稿しましたが、これは結果としてイベントの開催をPRする多くのUGCを獲得することに繋がりました。

ポイントとなるのは、UGCを集めることで企業の広告色を抑えつつマーケティングを行えるということ。TikTokに投稿する「機会」を提供すれば、企業が前面に出ることなく自然な形でキャンペーンを展開できます。

年々ユーザーが広告に対して抱く抵抗感は強まっていますが、UGCはこうした広告色を排除してブランドやサービスをPRできる手法として注目されています。

ポッキー TIKTOK

同様の事例では、グリコのポッキーが「#ポッキー何本分体操」というハッシュタグを付けて投稿した動画の中から抽選で、渋谷にある街頭ビジョン「グリコビジョン渋谷」やグリコの公式Twitterで投稿動画流れるといったキャンペーンを実施。わずか5日間で投稿された動画はなんと2万3,600本を超えました。

TikTokはこうしたUGC戦略に力を入れる企業にとっては、魅力的なプラットフォームと呼べるでしょう。

2.商品やサービスの購入に繋げる

TikTokを使って、商品やサービスの購入に繋げる手法も、ぜひ採用したい実践的な方法です。

マクドナルドではTikTokを使って「#ティロリチューン」と呼ばれるキャンペーンを展開し大成功を収めました。ティロリとはマクドナルドのフライドポテトが揚がったときに流れる「ティロリ ティロリ~♪」という音楽のこと。

キャンペーンの内容はティロリの音楽に合わせて踊りながら、500円のバリューセットを食べる動画を撮影するというチャレンジ。まず、複数の人気インフルエンサーを起用してキャンペーンの存在を知ってもらい、その後はユーザーへの連鎖を狙いました。

このキャンペーンは爆発的な人気を集め、約3週間で総再生数1億回を突破。ここで注目したいのが、ユーザーは動画を投稿するために500円の商品を購入しているということ。実に巧みに商品の購入を喚起し、購入に繋げている点は見事な戦略といえます。

3.ブランドイメージの向上や新たな価値提供に繋げる

ユニクロ UT

ユニクロでは同社の人気ブランドUTのグローバルインフルエンサーを選出するオーディションをTikTokで開催しました。

日本、アメリカ、フランス、台湾、中国の5カ国で開催され、UTを着てダンスをしながら「#UTPlayYourWorld」というハッシュタグを付けて投稿をしたユーザーの中からオーディションが行われます。2週間という短い期間にもかかわらず、動画投稿数が約20万件超えるなど、世界規模で話題となりました。

ユニクロの戦略として素晴らしいのは、ただブランドのPRに繋げるというだけでなく、ユニクロという人気ブランドのインフルエンサーとして活動できるという新たな価値を提供しているということ。

マーケティング色を抑えつつ、ユニクロブランドを世界規模でPRしたこのキャンペーンは、実に効果的な戦略だったといえるでしょう。

まとめ

TikTokは若年層を中心に人気を集めていますが、こうした世代はECサイトにおける「次代」のコアユーザーといえます。企業が積極的にTikTokを活用しているのは、短期的なマーケティングやブランディングだけでなく、将来的なコアユーザー獲得に繋がることを見越してのことです。

将来的な成長へ向けての先行投資してTikTokの運用に取り組んでおくのも、事業者にとっては大きなメリットとなるといえるでしょう。

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