フォーム離脱改善のために知っておきたいEFO対策 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

フォーム離脱改善のために知っておきたいEFO対策


EFO対策を適切に導入すれば、フォームの離脱率・コンバージョン率の改善が可能です。ECサイトの売上にも密接に関わってくるので、EFO対策の導入を考えている方は、本記事で具体的な対策を学びましょう。

EFO対策の前にフォームのチェック

まずは自分のECサイトのフォームを見直してみましょう。効果的なEFO対策を行うためのチェック項目と対策を紹介します。

項目数が多すぎないか

項目数とCVRは反比例します。
入力する項目数が多ければユーザーはストレスを感じてすぐにページから離脱します。項目数は適正かどうか確認してみましょう。

対策:ムダな項目をカットする

フォーム内のすべての項目を以下の3種類に分類します。

1.その項目がないと購入が成立しないもの
2.マーケティング的に必要なもの
3.特に理由なく置いてあるもの

この内、2と3に該当するものは全部削除しましょう。マーケティング的に必要なものも、なくても購入が成立するならば消しましょう。

ほとんどの場合、実はそれほど必要ではなかったと気付けるはずです。
まずは1ヶ月消した状態で運用してみてください。
それでもどうしても必要な場合だけ、元に戻しましょう。

入力するべき項目は明確か

ユーザーはなるべく少ない入力で済ませたいと考えています。
入力するべき項目はどれかをひと目で把握できるようにしましょう。

対策1:必須/任意ラベルを設置する

「※は必須項目です」という表記はやめましょう。ユーザーから見ると以外にわかりづらく、エラーを招く原因になります。
また、すべての項目が必須項目だったとしても、必須のラベルは設置しましょう。

対策2:項目に色付けする

未入力の項目、入力済みの項目、入力している最中の項目にそれぞれ別の背景色を設定しましょう。
未入力はグレー、入力済みは白、入力中の項目は赤またはサイトのアクセントカラーという配色が一般的です。

エラー箇所はわかりやすいか

「送信ボタン」をクリックしてエラーになるとユーザーはストレスを感じます。エラー箇所が明示されておらず、どの項目をどのように修正すればよいのかわからないのは最悪のケースです。

対策1:リアルタイムでエラーを表示する

エラー表示はリアルタイムで表示できればベストです。EFO対策をすればフォームの送信前にエラーに気づくことができるので、1回でフォームの入力を完了できる確率が高くなります。

対策2:不備があるうちは送信ボタンを押せなくする

送信ボタンが押せなければ、必然的に入力に不備があることがわかります。
送信ボタンの部分に、修正すべき項目が表示されていればなお良いです。

送信ボタンの表現は明確か

送信ボタンもEFO対策のチェック項目の1つ。送信ボタンはフォームの種類によってラベルづけされていますが、ただ「送信」と表記されていても、ユーザーはクリック後に何が起こるのかがわかりません。

対策:具体的なアクション名をつける

送信ボタンには「会員登録」「購入」などの具体的な名前をラベリングをしましょう。ユーザーは具体的なアクションが明記されているので、迷うこともなくなります。

また「会員登録する」や「申し込む」などの動詞でボタン内のテキストを作ると押されやすくなります。

余計なリンクはないか

入力フォームのページにリンクに余計なリンクがないでしょうか。購入とは関係のないリンクが押されてしまい、そのまま購入ページに戻ってこないというケースはよくあります。

対策1:余計なリンクをすべて取り除く

余計なリンクをすべて取り除くという非常にシンプルなEFO対策です。ユーザーが迷子になることもなくなります。

対策2:購入以外のリンクを別ページで開く

余計なリンクを取るといっても、特商法や返品などの取り除くことができないリンクもあります。そういったリンクは別のページで開くように設定しましょう。
ページ遷移をしないため、フォームに戻って来やすくなります。

項目は簡単な順番に並んでいるか

文字をたくさん打たなければならなかったり、何かを考える必要のある項目はストレスを与えます。

早い段階でストレスを与えると離脱してしまいますが、ある程度入力が進むと「ここまで入力したんだし・・・」という心理が働き、離脱は起こりづらくなります。

対策:簡単な項目を上に置く

自分の名前や電話番号などの簡単な項目を上に配置し、支払方法やお届け日などの考える必要がある項目は下に配置しましょう。

住所入力でユーザーに負担がないか

入力フォームで最も面倒な項目が住所の欄。いちいち住所を1から入力しなければならない仕様だと、面倒だと感じられがちです。

対策:自動入力機能でユーザーをサポート

EFO対策の代表として入力補助が挙げられます。住所の自動入力機能は入力補助のひとつ。郵便番号を打ち込めばすぐに住所を割り出してくれる便利な機能です。

チェックリストを確認して適切なEFO対策を

チェック項目を確認し、可能なものから実装してみてください。特別なツールなどは不要な対策もあります。
コンバージョン率に変化が見られれば、あなたのフォームが改善している証拠です。

リピストEFOは会員登録ページや、LP一体型フォーム購入時のフォームの離脱率を改善する手助けとなります。CVRの伸び悩みに悩んでいる方は、リピストEFOの導入を見当してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
柾 大和株式会社PRECS チーフコンサルタント
柾 大和株式会社PRECS チーフコンサルタント

web広告代理店を経て、2012年より株式会社PRECSへ。
前職から美容・健康ジャンルに特化した広告提案を行っており、その知見を活かし事業の計画からオファー設計、集客戦略、ページデザイン、EFOなど、EC領域で必要なものを多岐にわたって企画・立案する。
特にEC事業のスタートアップに関わることが多く、「とにかくコンバージョン数を増やす」を座右の銘にECの立ち上げ支援を行っている。

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