記事LPの事例考察!事例から分かる作り方のポイントとは
記事LPを出稿しているEC事業者のみなさん、記事LPの作成に苦戦していませんか?
記事LPを作成する際は、作り方のポイントを確認しておくことで、成果を獲得しやすいLPに仕上げることができます。
今回は、実際の記事LPの事例を確認しながら、作り方のポイントを解説していきます。これから記事LPを作成する方はもちろん、成果がいま一つ伸びないと悩んでいる事業者の方もぜひ参考にしてください!
記事LPとは?
記事LPとは、Webメディアの記事と同じ構成で作成されたLP(ランディングページ)のことです。
記事の中に自然な印象でLPを用意することで、広告への抵抗感をなくし、ユーザーをLPへとスムーズに誘導することが目的となります。LPページでも通常の記事と同じ構成を意識することで、最後まで広告という意識を持たせることなく、情報をしっかり届けられる点が特徴です。
>記事LPの詳しい内容はこちらから「記事型LPって普通のLPとどう違うの?」
ニュースサイトやブログサイトでよく見られる
記事LPがよく見られるのが、ニュースサイトやブログサイトです。例えば、こちらの画像をご覧ください。
※ 出典:LIG
一見ただのブログサイトのようですが、実は上から3つ目の赤枠で囲んだ部分が、記事LPとなっています。
記事をクリックしてページを開いても、通常のブログ記事と同じテイストで作成されています。実際はあるIT企業のリクルート用のLPページなのですが、通常の記事とまったく変わらない印象を持たせることで、ユーザーの抵抗をなくして広告を読んでもらえるように工夫しています。
LIGの事例から見る記事LPの作り方3つのポイント
では、ここからは実際に記事LPを作成する際のポイントを見ていくことにしましょう。今回はWeb制作会社として、自社でも記事LPを作成している「LIG」の事例を参考にご紹介します。
ポイント1.記事タイトルに抵抗感を持たせない
1つ目のポイントは、記事タイトルに抵抗感を持たせないということ。
実際、LIGがアップしている記事LPのタイトルを見てみると、どれもタイトルからは広告の雰囲気が感じられません。これは記事LPを作成する上では大切なポイントで、ユーザーが広告に感じてしまう抵抗感を持たせないよう工夫がなされています。
とくにタイトルは、ユーザーとLPの最初の接点ともなる部分。ここで「広告っぽいからスルーしよ…」と感じさせてしまっては、LPへ誘導することは難しいでしょう。
まずはクリックしてもらうために、抵抗感のない記事タイトルを意識しましょう。
ポイント2.記事内容でもPRをメインにしない
2つ目のポイントは、記事内容でも商品やサービスのPRに重きを置かないということ。
※ 出典:LIG
LIGのLP記事の内容を見てみると、対談形式やストーリー形式を採用することで、商品やサービスの匂いを感じさせない工夫がなされています。とくに、あからさまに広告主のサービスをアピールするのではなく、自然な流れで紹介している点はとてもよく出来ています。
先ほどのタイトルでもそうですが、記事の内容でも広告感が強いと、ユーザーはアレルギー反応を起こしてすぐにサイトから離脱してしまいます。こうした機会損失を生み出さないためにも、記事LPのメリットでもあるナチュラルテイストな内容を意識してみましょう。
ポイント3.コンテンツとして魅力的なものにする
3つ目のポイントは、コンテンツとして魅力的なものにするということ。まずはこちらの事例をご覧ください。
※ 出典:LIG
実はこちら、LIGの新卒社員さんが自ら出演(?)した記事LPのひとコマ(内容が気になる方はこちらをクリック)。
ストーリーは某有名RPGをモチーフにしたもので、「天職を探す転職の旅!」と題して、最終的には転職関連のPR記事に仕上がっています。
※ 出典:LIG
アイキャッチに引きの強さもさることながら、コンテンツとしてとても面白い!ついつい最後まで読んでしまいたくなるクオリティです。
記事LPを作成する際は、商品やサービスのPRという目的が優先され、そもそもコンテンツとして魅力的か?という部分が疎かにされがちです。LIGの事例にあるように、まずはコンテンツとして魅力的なものを作ることを、しっかり頭に入れておきたいですね。
まとめ
今回は、記事LPの作り方のポイントについて、実際の事例も交えながらご紹介しました。
まず、記事のタイトルでは広告と感じさせないよう、抵抗感のないタイトル付けを意識しましょう。次に、記事の内容でもPRをメインにせず、あくまでも自然な流れで広告宣伝へと繋げていきます。最後に、そもそもコンテンツとして魅力的なものに仕上がっているのかは、強く意識しておきたいポイントです。
記事LPは、ユーザーへの抵抗感をなくし、スムーズに商品やサービスの情報を伝えられる効果的な手法です。作り方のポイントをしっかり押さえて、より魅力あるものに仕上げていきましょう。
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