化粧品EC運営者なら押さえておくべきアフィリエイト広告のノウハウ
化粧品ECでの広告運用をお考えなら、アフィリエイト広告に注目してみましょう。
アフィリエイト広告は近年市場規模が拡大し、その価値があらためて評価されています。
今回は化粧品ECを運営する方に向けて、アフィリエイト広告の価値や、実際に運用する際のポイントなどをご紹介します。
アフィリエイト広告とは?
アフィリエイト広告とは、「成果報酬型広告」と呼ばれるインターネット広告の一種です。
通常の広告ではサイトなどに掲載するだけで広告料が発生しますが、アフィリエイト広告では掲載された広告がクリックされ、商品購入などのコンバージョンに繋がった場合のみ広告料が発生します。
アフィリエイト広告の今昔
数年前と現在では、通販サイトにおけるアフィリエイトの位置づけは大きく異なります。現在と過去の位置づけを比較してみましょう。
かつてのアフィリエイト
00年代の通販サイトにおけるアフィリエイトは、オマケのようなものでした。
web広告の主戦場は純広告で、アフィリエイトからの獲得はごくわずか。アフィリエイトである程度の集客しようとするとポイントバック系(現在でいうリワード広告です)しか選択肢がないという状況でした。
アフィリエイトでの大量獲得はほぼ見込めないという状況は、美容・健康以外のジャンルの通販では現在でもあまり変わりがありません。
現在のアフィリエイト
しかし美容・健康のジャンルではこの状況は大きく変化し、現在ではweb広告の中で最も獲得ボリュームの高い広告になっています。アフィリエイトのみで月に1万件以上のの新規を獲得する企業も珍しくありません。
美容・健康ジャンルでのアフィリエイトがここまで成長した要因は様々なものがありますが、最も大きな要因は、運用型の広告で自社メディアへと集客し、自社メディア内の記事広告でECクライアントの新規獲得へと誘導するタイプのアフィリエイターの登場が挙げられます。
その背景には、スマートフォンの普及によるweb人口の増加、ひとりあたりのweb滞在時間の長時間化といった社会情勢も関係しています。
化粧品ECでアフィリエイト広告を掲載するポイント
ここからは、化粧品ECでアフィリエイト広告を掲載する際のポイントを見ていきましょう。
商品の質や独自性を重視する
アフィリエイト広告では、アフィリエイト・パートナー(アフィリエイター)が商品の紹介や広告の掲載を行います。
アフィリエイト・パートナーもより報酬に繋がる商品を選んで広告の掲載をすることから、商品の質や独自性が高い広告を選ぶ傾向にあります。
化粧品ECはサイトの数も多く、商品の種類も多彩なことから、それだけ競争するライバルが多くなってしまいます。
ユーザーにとってはもちろんですが、アフィリエイト広告を展開するならアフィリエイト・パートナーにとって魅力的な商品であることも意識しておきましょう。
商品やブランドの誤認に注意する
化粧品ECで注意したいのが、薬機法です。
例えば、アンチエイジングを目的とした化粧品などでは、「シミを消す効果がある」といった効果・効能をうたってしまうと、薬機法に抵触する恐れがあります。
広告主にその意図がない場合でも、アフィリエイト・パートナーが商品やブランドを誤認し、こうした表現を使ってしまう可能性も否定できません。
こうしたリスクをあらかじめ想定し、広告を掲載する商品やブランドのポイントを明確にしておくよう心掛けましょう。
まとめ
アフィリエイト広告は、ECの運営者側から見ると費用対効果が高く、魅力的な広告形態です。
化粧品ECでアフィリエイト広告を掲載する場合は、アフィリエイトパートナーから選んでもらえる独自性の高い商品や、薬機法に抵触しない広告展開などをポイントに運用を行っていきましょう。
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