記事型LPって普通のLPとどう違うの?
「記事型LP」という言葉、なんだか最近よく耳にしますよね。
記事型LPはWebメディアと同じような構成をしたLP(ランディングページ)のことを言います。SNSやニュースサイトなどでよく見かけるLPですが、そもそも普通のLPとどこが違うのでしょうか?
今回は、記事型LPの特徴や、活用する際のメリットなどについてご紹介します。
記事型LPってなに?
記事型LPとは、SNSやニュースサイトなどのWebメディアと同じ構成で作成されたLPのことを言います。
普通のLPではいきなり商品の紹介ページへと飛んでしまいますが、記事型LPではそれまで読んでいたSNSやニュースと同じような読み物として構成されているため、ユーザーに違和感を持たせることなく商品の紹介をおこなうことができます。
実際に記事型LPを見てみよう
それでは、実際の記事型LPはどのような構成になっているのでしょうか。
こちらはみなさんにもお馴染みの、Yahoo!ニュースのページです。
上下の緑枠の部分が、通常のニュース記事となります。
真ん中にある赤枠の部分が広告部分です(右下に「広告」と記載されているのが目印)。
それではこれをクリックしてみましょう。
すると、このように記事型のLPページが表示されます。
構成の仕方は通常の記事と変わりありません。
これだけ見るとスーツに関する記事のようですが、後半部分ではしっかり商品のPRやキャンペーンの紹介をしています。
このように記事型LPでは「通常の記事 → 商品広告」という構成でLPを作成することで、ユーザーにスムーズに商品の魅力を伝えられるようになっています。
記事型LPを使う3つのメリット
ここからは、記事型LPを使うメリットについてもう少し詳しく見ていきましょう。
1.通常LPへの橋渡し役となる
1つ目のメリットは、「通常LPへの橋渡し役になる」ということ。
「ネイティブ広告」という言葉をご存知でしょうか?
ネイティブ広告とは、ニュースやSNSに設置するWeb広告の1つで、まるで広告自体が1つのコンテンツのように表示されるような広告形態を言います。先ほど例に挙げたYahoo!ニュースの広告も、ネイティブ広告の1つです。
ユーザーは広告を通常の記事の一部として認識するため、クリック率が高い傾向にあります。
ここで問題となるのが「クリックをしたあと」。
ユーザーは通常の記事と思ってページを開いたにも関わらず、いきなり商品の紹介LPが表示されてはがっかりしてしまい、そのままページから離れてしまいます。これでは購入に繋がりません。
そこで普通のLPへスムーズに誘導する橋渡し役となるのが、記事型LPです。それまで見ていたサイトと同じ構成で作られていれば、ユーザーも拒否反応を持たず、自然な流れで商品紹介に目を通すことができます。
この「橋渡し役」は記事型LPのメリットの1つです。
2.伝えたい情報を届けられる
2つ目のメリットは「伝えたい情報を届けられる」ということ。
通常のLPではユーザーに対して商品の魅力をシンプルに伝える「魅せ方」が重視されます。
魅せ方にこだわることは効果的な手法なのですが、その反面価格や見栄えの良い情報ばかりが前面に出てしまい、作り手が本当に伝えたい情報が埋没してしまうということもしばしば…。
その点記事型LPは1つの読み物としてページが作られているため、普通のLPと比べ内容にボリュームを持たせることができ、伝えたい情報をしっかりとユーザーに届けることができます。
また、記事を最後まで読んでもらいやすい特徴もあるため、商品の魅力をしっかりアピールことができ、購入へ繋がるバナー(通常のLPや購入ページ)のクリック率アップにも繋がります。
3.ユーザーのモチベーションを高められる
ユーザーの「モチベーションを高められる」点も記事型LPのメリットです。
先ほど記事型LPは通常のLPへの橋渡し役とご紹介しましたが、通常のLPに辿りつく前に、商品の魅力や内容を深堀りして伝えられる記事型LPは、ユーザーの購入意欲を高める効果が期待できます。
モチベーションが高められれば、商品のコンバージョンにもスムーズに繋がっていくでしょう。
まとめ
記事型LPはECサイトの広告形態として、いくつものメリットを持っています。
「通常のLPではなかなか効果が上がらない…」といった場合は、記事型LPの導入し、ユーザーに対してスムーズな商品PRを目指してみましょう。
集客や売上アップを目指すなら、魅力的なサイト構築が欠かせません。
リピストでは、ユーザビリティを高める多彩な機能や、運営者の悩みを解決する充実のサポート体制をご用意しています。
ネットショップ運営の強い味方となるリピストに、ぜひ一度お声掛けください!