売れるネットショップの商品画像はここが違う! - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

売れるネットショップの商品画像はここが違う!

売れるネットショップの商品画像はここが違う!

売れるネットショップの条件に「商品画像が魅力的である」点が挙げられます。ネットショップは実際に商品を手に取って確認できないため、ユーザーにとって商品画像が購入を判断する重要な材料となります。せっかく魅力的な商品でも、写真写りが悪ければイメージは悪くなってしまいます。

そこで今回は、ネットショップに掲載する商品画像の撮影の仕方について解説します。撮影のポイントや押さえておきたい項目を確認していきましょう。

ネットショップの商品画像を撮影する際の5つのポイント

ネットショップの商品画像を撮影するポイントを解説する前の知識として、イメージ写真とディティール写真の違いについて押さえておきましょう。

ランニングする女性

イメージ写真とは、

  • 商品を実際に使用しているシーン
  • 購入意欲や商品イメージを高める

 

といった目的で使われます。例えば商品としてスニーカーを撮影するなら、実際にスニーカーを履いたモデルを撮影します。この際、スポーティーなブランドなら颯爽と走るようなカットを、普段使いできるおしゃれな商品なら街中を歩くカットを撮影するなど、実際に商品を使用しているイメージを想起させるのがイメージ写真です。

ランニングシューズ

一方のディテール写真とは、

  • 全体像や商品の細かい部分
  • 素材の質感

 

などを伝えるのが目的です。ディテール写真では商品単体で撮影するケースが多く、ユーザーの不安感や疑問点を写真を使って解消するのが狙いです。

イメージ写真とディテール写真では目的が違い、商品ページにはこの両方の写真を掲載するのが理想です。商品画像を撮影する際は、事前に撮影の目的を決めて、これからイメージ写真とディテール写真のどちらを撮影するのかハッキリさせておくと、撮影がスムーズに進みます。

では、ここからは実際にネットショップの商品画像を撮影する際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

1.自然光や照明を使って明るさを調整する

商品画像を撮影する際は明るさをしっかり意識しましょう。

画像は光の強さや色、方向などによって雰囲気がガラリと変わります。例えばスマホアプリで加工するような過度な明るさはNGですが、やはり暗い画像は商品のイメージが悪くネガティブな印象を与えてしまいます。そこで商品画像を撮影する際は、自然光や照明を使って明るさを確保するようにしましょう。

自然光は商品の色味が出やすくナチュラルな雰囲気に仕上がります。しかし常時自然光を確保できない場合も想定されるため、照明などを用意して安定して明るさを確保するのもおすすめです。

2.背景や小物をアレンジして使用感やサイズ感を想起させる

商品画像を撮影する際は背景や小物を上手に活用しましょう。

一般的に背景は白が用いられます。余計な情報が入らず、商品の全体像が伝わりやすいためです。ただイメージ写真のように購入意欲や商品イメージを高めるのが目的なら、背景の色を変えてアレンジを加えてもよいでしょう。

また小物を使うことで使用感をイメージしやすくなります。例えば、お皿を撮影するならいっしょにフォークやナイフを添えることで食事の雰囲気が高まります。また実際に料理を盛り付けた画像を撮影すれば、よりイメージが湧き購買意欲が高まるでしょう。

こうした小物は商品のサイズ感を伝えやすいメリットもあるため、商品の特徴に合わせて上手に活用してみましょう。

3.複数のカットを用意して多くの情報を提供する

さて、商品画像を撮影するときは複数のカットを用意しておきましょう。

これは一方向からだけの画像では商品のディテールが伝わりにくく、ユーザーが購入をためらってしまうためです。冒頭でもご紹介したように、ネットショップは実際に商品を手に取って確認できない点が課題といえます。この課題を解決するために、多くのカットを用意することで情報の量を増やしてあげましょう。

イメージ写真とディティール写真にもそれぞれバリエーションがあればさらに喜ばれます。

4.構図を工夫する

よりバリエーションのあるカットを撮影したいなら、構図を工夫してみましょう。プロのカメラマンは、撮影時に構図をしっかり意識して撮影します。それぞれの構図は被写体を「どう見せたいか」に合わせて使い分け、より魅力的な写真に仕上げることができます。

ここでは初心者でも取り組みやすい3つの構図を紹介しておきます。

写真の構図

【 日の丸構図 】

  • 日の丸のように、写真の中央に商品を配置する
  • シンプルで分かりやすい画像に仕上がる

 

【 三分割構図 】

  • 縦横を3×3で分割。線が交わる4点のどこかに商品を配置する
  • 画像のバランスがよく、収まりが良い印象が与える

 

【 対角線構図 】

  • 写真の対角線上に沿って商品を配置する
  • 画像に奥行きや躍動感が生まれ、動きのある仕上がりに

5.アングルを工夫する

アングルとはカメラを向ける「角度」のことで、アングルを工夫するのも魅力的な画像を撮影するポイントです。アングルには大きく3つの種類があり、それぞれの特徴について紹介します。

写真のアングル

【 ハイアングル 】

  • 高い位置から見下ろすように撮る方法
  • 商品の全体像を紹介したいときにおすすめ

 

【 水平アングル 】

  • 人と同じ目線で撮る方法
  • 角度がないため、商品のサイズ感を伝えやすい

 

【 ローアングル 】

  • 低い位置から見上げるように撮る方法
  • 独特の世界観やダイナミックな雰囲気を演出できる

まとめ

売れるネットショップでは、商品画像に徹底したこだわりを持っています。実物を確認できず、対人での接客ができないネットショップでは商品画像が購入を判断する重要な情報源となります。今回は魅力的な商品画像を撮影するポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

また、ネットショップ全体の統一感を出すために、撮影時のガイドラインを自社で撮影しておくとよいでしょう。大手モールにはガイドラインが用意されていますが、これと同様に自社で

どんなカットが欲しいのか
何枚画像が必要なのか
背景色はどうするのか

などを共有しておくと、サイト全体に統一感が生まれます。オペレーションを効率化する効果も期待できるため、ぜひガイドラインの作成をおすすめします。

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