化粧品ECでのInstagram活用事例をご紹介
化粧品ECの運営者の方で、Instagramを活用している方も多いのではないでしょうか。
Instagramは「インスタ映え」に代表される魅力的な画像を投稿することで、多くのフォロワーから注目を集めることができます。
見た目の美しさや可愛らしさが求められる化粧品ECとは相性の良いツールと呼ぶことができ、集客面で大きな貢献が期待できるでしょう。
そこで今回は、化粧品ECが運営するInstagramの活用事例をご紹介。
化粧品ECのInstagramではどのようにツールを活用しているのかチャックしながら、自社のインスタ運営へのヒントを探してみましょう。
化粧品ECでのInstagram活用法3つのポイント
さて、化粧品ECでInstagramを活用する場合、どのようなポイントに着目して運営を行えばよいのでしょうか。
ポイントは3つ挙げることができます。
- フォトジェニックな写真
- #(ハッシュタグ)を使ったアプローチ
- 統一感や距離感を意識
1.フォトジェニックな写真
Instagramを活用するなら、魅力的でユーザーの興味を引きつけるフォトジェニックな写真は欠かせません。
とくに化粧品ECは美しさや可愛さに敏感なユーザーがターゲットとなります。こうした美への感度が高いユーザーが思わず手を止めて投稿をチェックしてくれるような、魅力あるコンテンツ作りを意識しましょう。
2.#(ハッシュタグ)を使ったアプローチ
いくら魅力的な写真を投稿しても、ユーザーの目に止まらなければサイトの集客には繋がりません。そこで活用したいのが、#(ハッシュタグ)です。
Instagramのユーザーは、自分の興味関心がある分野に関してキーワードで検索を行います。こうしたユーザーの検索にヒットするよう、化粧品と関連性の高いキーワードをハッシュタグで投稿しておきましょう。
また、あわせて商品の特徴となるキーワードを投稿しておけば、この商品にはどんな魅力があるのか、ユーザーにダイレクトに伝えることができます。
3.統一感や距離感を意識
Instagram全体で統一感をもった運営を行うのも、大切なポイントです。
化粧品はイメージ戦略も集客へ繋がる重要な項目となります。「このブランドは〇〇なイメージ」とすぐに思い出してもらえるよう、Instagramへの投稿も統一感やテーマを持って取り組んでいきましょう。
また、ユーザーとの距離感が近いのもInstagramのメリットです。
このメリットを活用するために、コメントでの質問や感想に積極的に反応していくのも1つの方法でしょう。
もちろん投稿そのものに親近感を持たせる方法も有効です。例えば、モデルが化粧品を使用している最中の「すっぴん」の投稿は、親近感やリアル感を与えてくれます。こうしたアプローチも、ユーザーとの距離感を意識した方法と呼べるでしょう。
事例紹介1.DHC
ここからは、実際に化粧品ECがInstagramをどのように活用しているのかを見ていきたいと思います。
まずは、「DHC」の公式Instagramから見ていきましょう。
女性をターゲットにした独自のアプローチ
DHCのInstagramでは、女性をターゲットにした投稿に力を入れています。
とくに特徴的なのが、「DHCミューズ」と呼ばれるモデルを起用した投稿です。
DHCミューズは2018年の7月からスタートした企画で、フィットネス・コスメ・ヘア・ファッションそれぞれの分野に1人ずつ専属のモデルを起用して、商品の使用感や日常の風景を投稿しています。
ポイントはあえて商品PRに特化し過ぎていない点。化粧品ECのInstagramとなるとついつい商品画像だけをアップしがちですが、専属モデルを起用することで芸能人のアカウントをフォローしているような感覚で投稿を見てもらえます。その流れで、自然と商品のPRができれば、ECサイトへの誘導もスムーズに行えるでしょう。
また、DHCでは海外向けの公式Instagramも運用しています。
EC市場は国内に留まらず、ワールドワイドな展開が可能です。DHCでも海外需要を見込んで、国内だけでなく海外向けのアカウントも運営し、あらたな顧客獲得へアプローチしています。
事例紹介2.オルビス
次にご紹介するのは「オルビス」の公式Instagramです。
商品の魅力を引き出すこだわりの画像
オルビスのInstagramの特徴は、商品の特徴に寄り添った画像制作にこだわっていること。
例えば、化粧水やスキンケア商品は清潔感のある白を基調とした背景で、透明感のある写真に仕上がっています。
口紅やネイル商品の画像は、色鮮やかな画像となるよう工夫されており、季節感やおしゃれ感を取り入れた小物にもこだわりが感じられます。
Instagramの特徴でもある「写真でアピールする」力を存分に生かして、商品の魅力を最大限に引き出していると言えるでしょう。
また、オルビスのInstagramではグリッド投稿を活用している点もポイントの1つです。
グリッド投稿とは、画像を複数に分割して投稿し、トップページで見ると大きな一枚の画像として表示されるという投稿スタイル。
Instagramでは人気のある手法ですが、オルビスでもこの手法を取り入れて上手くユーザーの興味を引き付けています。
事例紹介3.ドクターシーラボ
最後に「ドクターシーラボ」の公式Instagramを見ていきましょう。
店舗画像を用いてリアル感を演出
ドクターシーラボのInstagramでは、商品画像だけでなく実店舗でのイベント風景もアップされています。
これは実店舗を運営するドクターシーラボならではのアプローチと言えますが、こうしたリアル感を伝える投稿はブランドイメージのアップや親近感を育むのにはうってつけです。
もちろん、商品画像そのものにも強いこだわりが見てとれます。
例えばこちらの投稿では、植物オイルを使用したスキンケア商品を紹介していますが、背景にさりげなく自然の植物を入れています。
そうすることで、商品パッケージだけでは伝えきれないブランドの世界観を表現することができています。
まとめ
今回は化粧品ECのInstagram活用法について、実例を挙げてご紹介しました。
どの事例も自社商品の魅力を伝えるフォトジェニックな写真だけでなく、独自のアプローチを取り入れていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
Instagramではおしゃれな写真は「当たり前」という空気が存在します。それにプラスして、独自のアプローチを取り入れていくことが、化粧品ECでのInstagram活用のポイントと言えるでしょう。
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