【最新版】ECサイトの売上高ランキング!モールから大手ECサイトまで
活況が続くEC業界ですが、モールや大手ECサイトの売上高が知りたいという方も多いんではないでしょうか。
今回は、国内ECモールや大手サイトの売上高をランキング形式でご紹介。気になるあのサイトの情報をチェックしてみましょう。
国内ECモール売上ランキングTOP3
まずは国内のECモールの売上ランキングから見ていきましょう。
モール型とは、多数の店舗が1つのサイトに集まり、ショッピングモールのような形態で販売を行う手法です。楽天やAmazonなどをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。豊富な種類の商品を取り扱うことから、ユーザーにとっても利便性が高く、「ネットショッピング=モール」を連想するケースも多いでしょう。
1位.楽天:3兆4,310億円
国内のモール型ECの1位は楽天(楽天市場)です。売上高は3兆4,310億円と、国内では圧倒的な数字をほこっています。
モール型ならではの豊富な品揃えはもちろん、キャンペーンやポイント還元セールを頻繁に行うのも楽天の魅力。とくに楽天ポイントはユーザー人気が高く、ポイント目当てで楽天でショッピングをするというユーザーも少なくありません。
楽天グループの他サービスとの連携にも優れており、多様なサービスを利用できるのも人気を集める秘密でしょう。
2位.Amazonジャパン:1兆5,280億円
モール型ECのランキング2位は、Amazonジャパン。売上高は1兆5,280億円と、こちらも1兆越えとなっています。
通販と言えばAmazonを連想してしまうほどその知名度は抜群なものがあり、サイト内で多数の店舗が営業するのではなく、商品単位でサイトに表示されるのも特徴の1つ。いわゆるマーケットプレイス型と呼ばれるこの形態は、Amazonというブランド価値を高めると言う意味でも、大きな意味を持っています。
3位.Yahoo!ショッピング:7,314億円
国内3位は、Yahoo!ショッピング。売上高は7,314億円と、上位2社からはやや離されています。
この状況に大きな変化が起きそうなのが、2019年のソフトバンクグループの動きです。まず、2019年9月に大手ファッションECのZOZOの買収を発表。さらに年末には、LINEとの経営統合を発表するなど、社会をアッと驚かせるニュースが立て続けに飛び込んでいます。
Yahoo!ショッピングとしては、長く国内モール3番手の地位に甘んじている状況を脱却し、一気に国内ECの覇権を握りたい構え。今後売上高がどう推移していくのか、注目が集まるところです。
海外ECモールの状況は?
さて、補足として海外ECモール2社の売上高を見ておきましょう。
まず、EC業界の絶対王者Amazon(アメリカ)。売上は25兆4,863億円と、驚くべき数字です。世界規模で拡大を続ける「巨人」の勢いは留まることを知りません。
着実に存在感を高めているのが、中国のアリババでしょう。売上高は5兆6,250億円で、国内モールトップの楽天に大きな差をつけています。アリババグループは2019年以降も売上像を見込んでおり、Amazonにどこまで肉薄できるのかはEC関係者ならずとも気になるトピックスです。
国内大手ECサイト売上ランキングTOP5
次に、国内の大手ECサイトの売上ランキングを見ていきます。ここでは、上位5社をご紹介しましょう。
1位.Amazonジャパン:1億5,280億円
第1位はAmazonジャパンで1億5,280億円。
モール型でもご紹介したAmazonジャパンですが、マーケットプレイス型というビジネス形態から、単体のECサイトとして認識されることも少なくありません。サイト単位で1億超という数字は驚愕で、「Amazonここにあり」といったところでしょうか。
2位.ヨドバシカメラ:1,212億円
国内ECの売上第2位は、ヨドバシカメラで1,212億円。家電製品はECとの相性が良い商品として知られていますが、ヨドバシでも豊富な品揃えでその利点をしっかり活用し、大きな成功を収めています。
3位.ZOZO:1,184億円
3位に輝いたのがファッションECのZOZO。社会のトレンドとしてランクインすることも多いほど、その知名度は一気に高まりを見せ、国内トップクラスのECサイトへの成長を遂げました。国内3位にECサイトが買収されたと考えると、あらためてその衝撃度を実感できます。
4位.ビックカメラ:860億円
ヨドバシと同じく、家電業界からランクインしたのがビックカメラです。家電×ECの相性の良さはもちろんですが、ポイント還元や商品単価の高さも売上増の一因と考えられます。
5位.ユニクロ:630億円
第五位にランクインしたのがユニクロです。実店舗の存在感も抜きん出たものがありますが、近年はECでの売上も増加傾向。これは、実店舗とオンラインを絡めたオムニチャネル化が成功要因と言え、ユーザーに高い利便性を提供しています。
同じファッション系でも、自社ブランドでシェアを拡大してきたという点はユニクロの強みと言えそうです。
まとめ
今回は、国内ECモールや大手サイトの売上高をランキング形式でご紹介しました。年々市場規模が拡大しているEC業界ですが、その影響を受けて国内ECの売上高も増加傾向にあります。
モール型では1兆円越えが1つのポイントになっており、2019年以降はZOZOの買収を受けてYahoo!もここに食い込めるかが気になるところです。
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