ランディングページの直帰率の目安 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ランディングページの直帰率の目安

ランディングページを運営している方は、直帰率の目安を知っておくと対策を立てやすくなります。目安をおさえておけば、直帰率の高さに過度な不安を感じることもなくなるでしょう。

直帰率とは

直帰率とはユーザーが最初に開いたページのみを閲覧してサイトから離脱した割合のこと。よく離脱率と混同されることがありますが、両者の意味は微妙に異なります。直帰率が1ページ目でサイトから離脱するユーザーの割合に対して、離脱率は「2ページ目以降」でサイトから離れたユーザーの割合です。

一般的に直帰の方がユーザーの満足度が低いとされ、あまりにも高ければサイトを改善しなければなりません。

ランディングページの直帰率は高くなりがち

直帰率はGoogle Analyticsというツールを使って算出することができます。サイトの種類によって直帰率は異なりますが、一般にランディングページの直帰率の目安は70~90%とされています。

ランディングページは目標に向かう1本の導線で設計されるので、ユーザーは購入や申し込みなどのアクションを起こすか、離脱するかしかできないため直帰率は高くなります。

ユーザーの回遊性を求めるポータルサイトのTOPページなどでは直帰率は10%~30%で、大きな違いがあることがわかります。

直帰率が低い=いいランディングページではない

ランディングページの場合は直帰率は低ければ低いほどいいというものではありません。

直帰率は低くてもコンバージョン率も低い場合は、ページ内に余計な導線があるか、ランディングページ以降の遷移に大きな問題があるので、ページ設計、あるいは導線設計を見直すべきです。

ランディングページの直帰率を下げるためには?

ランディングページの直帰率は高くても必要以上に心配する必要はありませんが、90%を超えてしまうような場合はページそのものかランディングページに至るまでの流入経路に問題がある可能性があります。

ランディングページまでの流入経路は広告以外はコントロールしづらいものなので、ここではページそのものについての改善について説明します。

ランディングページのビジュアルを改善する

まずは、ランディングページのビジュアルを改善することから始めましょう。改善のコツはランディングページの「ファーストビュー」を意識することです。ファーストビューとは、アクセス先でユーザーの目に最初に飛び込んでくる画面のこと。

ほとんどのユーザーはファーストビューでページが有益であるかそうでないかを判断します。ファーストビューの「お申込みボタン」をわかりやすい位置に配置したり、商品を実際に使用している画像をTOPに設定しましょう。ユーザーの関心を即座につかむ工夫が必要です。

スマホ・タブレットユーザーも意識する

スマホやタブレットの画像に対応していないのも直帰率が高くなる原因の1つ。スマホでランディングページを閲覧しているのに、PC用の画面がそのまま表示されると、ユーザーもページを読む気が無くなってしまいます。

ページの読みづらさはもちろんのこと、ユーザーのことを考慮していないとみなされてしまうでしょう。

ページの読み込みスピードを上げる

ページの読み込みが遅いと直帰率が高くなります。しかしランディングページはビジュアルが重要なので質は落としたくないもの。その場合はページのコーディングを工夫しましょう。

方法としては、cssのインライン化、外部ファイルの読み込み位置の変更、画像の遅延ロードなどがあります。

いずれの方法もファーストビューを優先的に表示して、ユーザーがファーストビューを見ている間に他のものをロードするというものです。ウェブサイト高速化などのキーワードで検索するとお詳細なページが見つかるでしょう。

直帰率よりもコンバージョン率を意識しよう

ランディングページの直帰率は他のページよりも高くなるので、それほど気にする必要はありません。
ページの評価基準はあくまでもコンバージョン率なので、直帰率は補助的な数値として考えましょう。

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