SEOのためのキーワード選定に役立つ考え方
効果的なSEOを実施するためにはキーワード選定が不可欠です。「キーワード選定?なんだか難しそう…」と感じている初心者のあなたも大丈夫。web上の無料ツールを使えば、キーワード選定は簡単にできます。
SEOの核はキーワード選定
SEOの核はなんといってもキーワード選定です。あなたのサイトへ流入するユーザーが検索しそうなキーワードがわかっていないと、コンテンツを作ってもアクセス数やCVR(コンバージョン率)は伸びません。
今までなんとなくでコンテンツを作っていた方は、基本的なキーワード選定をマスターしましょう。
SEOに役立つキーワード選定のステップ
「SEOなんてやったことないからキーワード選定なんて無理」「初心者でもできるの?」と思っている方もいるかもしれません。しかし、キーワード選定はいたってシンプルな作業です。
もちろん初心者とプロでは精度が違いますが、ツールを使えば基礎的なキーワード選定はすぐにできるようになります。ステップ・バイ・ステップで確実にキーワード選定を身に付けましょう。
ステップ1:キーワード候補を出す
まずはキーワードの候補をできるだけたくさん出すことからスタート。思い付きでもいいので、あなたのサイトと相性がよさそうなキーワードを数個考えてみましょう。
キーワードを出し終わったら、キーワードサジェストツールKOUHO.jpやgooglekeywordなどの無料ツールを使って、候補キーワードをリストアップします。
最初に出したキーワード候補は、今後のステップの核となるので非常に大切です。何回もキーワード選定をこなすうちに、サイトのアクセスを増やしてくれるキーワードがわかってきます。地道に実践と分析を繰り返しましょう。
ステップ2:キーワードを絞る
キーワード候補が決まったら、キーワードを絞ります。出し終わったキーワードすべてのコンテンツを作っていたら時間がかかりますし、効率もよくありません。「サイトに効率よくユーザーを呼び込めるキーワード」を厳選しましょう。
キーワードはキーワードプランナーで絞りこむことができます。「月間平均検索ボリューム」「競合性」に注目し、それなりに検索ボリュームが高い&競合性が高くないキーワードを選びましょう。
ただし、広告費が少なすぎると月間平均検索ボリュームが「1000~1万」などザックリとした表記になってしまうので注意が必要です。
ステップ3:優先順位をつける
キーワードの絞り込みが終わったら、どのキーワードで優先的にコンテンツを作成するかを決めます。小規模サイトなら、SEO難易度の低いキーワードから取り組むのが定石です。
SEO難易度は「SEO難易度チェックツール」でチェックしましょう。目安として難易度が30ぐらいのキーワードで、数ヶ月で検索結果の1ページ目に表示させることが可能だと言われています。
検索ボリュームが多少小さくてもかまいません。最初からビッグワードで上位表示など誰にもできません。サイトが成長してきてから検索ボリュームの大きいキーワードへシフトしていきましょう。
ステップ4:コンテンツ作成
いよいよコンテンツの作成です。コンテンツの目的を明確にし、ユーザーの求めているコンテンツを徹底的にリサーチしましょう。コンテンツの本質は「ユーザーの役に立つ」こと。
キーワード選定も重要ですが、ユーザーのニーズを理解しないことには、効果的なSEO対策はできません。
キーワード選定でSEO対策を始めよう
キーワード選定は決して難しい作業ではなく、ステップさえ覚えれば簡単にこなすことができます。ただし、精度を上げるためには実践の繰り返しが必須なので、何度もトライしてみましょう。