ステップメールの作り方 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

ステップメールの作り方

ステップメールの作り方でぜひ取り入れたいのが、特定条件の人だけに送るセグメント配信。この記事では、顧客をセグメント分けしてステップメールを作る手順をご紹介します。

ステップメールとは?

step mail
ステップメールの作り方をご紹介する前に、そもそもステップメールとは?というポイントから押さえておきましょう。

ステップメールとはメールマーケティングの1つで、ユーザーの行動(メルマガの登録や商品の購入)に対して、事前に設定しておいたスケジュールにあわせてメールを自動で配信する手法を言います。

例えばECでの商品購入では、

  • ・購入完了メール
  • ・発送完了メール
  • ・到着後の使用方法

など、タイミングにあわせて最適なメールを配信することでユーザーにきめ細やかなサービスを提供することができます。

ステップメールのメリット

ステップメールのメリットとして、ユーザーとの関係性を深められる点があげられます。ECにおいては利便性が優先されるため、ユーザーへのきめ細やかフォローを怠りがちです。しかし、ステップメールを利用すれば、自動でメールを配信できることから、作業負担を増やすことなくサービスを提供することができるでしょう。

また、商品を購入する前の見込み顧客に対して、サービスや商品への親近感を与えることができます。これは新規顧客の獲得にも有効で、ブランディングの面からも大きなメリットと呼べるでしょう。

ステップメールのデメリット

一方でステップメールのデメリットとして、事前のメール作成に時間がかかる点があげられます。ステップメールでは複数のシチュエーションに合わせて、それぞれ違ったシナリオのメールを作成する必要があります。よりきめ細やかサービスを提供するなら、それだけシナリオの数も増えるため、事前準備の負担が増大してしまうでしょう。

また、そもそもユーザーのメールアドレスを持っていないと、施策自体を実行できない点もデメリットの1つに数えられます。

作り方の手順は?ステップメールの作成方法

では、具体的にステップメールの作り方について、手順ごとに見ていきましょう。作り方は大きく4つのステップで分けることができます。

ステップ1.顧客の情報をセグメント分けする

categorized segment
まずは、顧客の個人情報や購入履歴を細かくセグメント分けしましょう。

具体的には、

  • ・個人情報:「性別」「年齢」「地域」など
  • ・購入履歴:「購入なし」「購入1回」「定期購入者」「休眠顧客」「何を購入したか」など

といった内容を細かく分類していきます。

ポイントは、できるだけ細かくセグメント分けするということ。ステップメールをより効果的に活用するには、ユーザーに最適なシナリオメールを送信する必要があります。そのためには、事前のセグメントの精度が重要な意味を持ってきます。ステップメールをよりパーソナル化し、より効果的なフォロー・リピート施策を講じていきましょう。

ステップ2.ステップメールで何をしたいかまとめる

2つ目は、今回のステップメールで何を配信したいかを明確にするということです。

今回のステップメールのポイントはどこでしょうか?キャンペーンやセール情報を配信して流入やコンバージョンに繋げたいのか、ユーザーに対して情報を発信して自社のブランディングや顧客を育成したいのか…などなど、配信する目的によってメールの内容は大きく変わってきます。

具体的な目的をはっきりさせておくことで、ステップメールの効果を高めていきましょう。

ステップ3.ターゲットを絞り込む

check target
目的がはっきりしたら、メールを配信するターゲットを絞り込みましょう。ここで先ほどのセグメント分けが効果を発揮してくれます。自社が取り扱う商材やブランドイメージから、ターゲットの性別や年齢層などペルソナを設定しきましょう。

具体的なテクニックとしては、キーワードを掛け合わせるという方法があげられあます。例えば、「定期購入」×「男性」×「プロテイン」という関連するキーワードを取り上げ、そこからターゲット像を鮮明にする手法です。あとは先ほどのセグメントで最適なユーザーを選定すれば、より明確にターゲットを絞り込めるでしょう。

ステップ4.ターゲットに合った内容のステップメールを作る

最後にここまでのステップを元に、ステップメールの具体的な内容や文体を考えていきましょう。

ターゲットが明確に絞り込めていれば、内容や文体も自ずと最適なものが浮かび上がってきます。男性向けならロジカルな文体が効果的ですし、女性向けならエモーションな文体が好まれるでしょう。

また、商品購入を促すなら、URLやバナーをクリックしてもらうような内容を意識しましょう。見込み顧客に対してなら、ユーザーにとって有益となるような読み応えのある内容が喜ばれるかもしれません。

メールの見た目も、箇条書きや記号(「」【】や!・?など)を活用して、印象に残りやすいもの作成しましょう。

セグメント分けしたステップメールを作るのがカギ!

ステップ1~4で紹介したようにセグメント分けしてステップメールを作ると、配信内容が絞れるので、より顧客のニーズに合った情報や言い回しが工夫できます。

きちんと内容を作りこむことができれば、無作為の配信の5倍程度の反応率が取れるはずです。

ステップメールの受信拒否率が下がる

無作為にくり返し配信すると、顧客に迷惑メール設定にされてしまうかもしれません。男性化粧品を購入した男性顧客に、女性化粧品をくり返し勧めても売り上げにはつながらないでしょう。

セグメント配信は大切な顧客にとって明らかに不要なメールを配信しない、という利点があります。

まとめ

この記事では、顧客をセグメント分けして、それに合わせたステップメールの作り方について簡単にご紹介しました。セグメント配信するのは、顧客情報や購入履歴を正しく管理することできていなければなりません。

リピストはお客様が購入された商品によって、あらかじめ設定された日数後に配信される、自動ステップメールを備えています。まずはお気軽にお問い合わせください。