ステップメールを書く際のテンプレートの活用方法
ステップメールを書くときには、テンプレートを活用すると書きやすくなります。
しかし、テンプレートの活用には注意点があります。
効果的なステップメールを作成するための、テンプレートの活用方法をご紹介します。
ステップメールのテンプレート
ステップメールのテンプレートは、インターネットで検索すればいくつか見つけることができます。シナリオだけの紹介もあれば、具体的な例文を掲載しているものもあります。
文章を書くことが苦手な方は、まずはこういったテンプレートを参考に文章を書いてみるのもよいでしょう。しかし、そのままでは落とし穴にはまることもあるので注意が必要です。
ステップメールテンプレートの落とし穴
では、どのような落とし穴があるのかを見ていきましょう。
目的と異なる
ステップメールのシナリオを作成するときには、そのメールに対しての目的をひとつひとつ考えることが必要となります。まだお客さまと信頼関係を構築している段階にもかかわらず、テンプレート上では売り込みの文章が入っていたりします。
テンプレートどおりの手順や文例だと、あなたが考えている目的とずれてくることもあるので、目的に合った文章を選んで参考にするようにしましょう。
最終目標が異なる
ステップメールであなたが最終的な目標としたいものはなんでしょうか。定期購入へのアップセルを行いたいのに、メールテンプレートは別の商品のクロスセルになっていることもあります。
最終目標が異なると、そこに誘導するまでのステップメールの文章も違ってきます。テンプレートの文章があなたの最終目標と合っているかを、しっかりと確認してから参考にしてください。
配信タイミングが異なる
詳しく書かれたテンプレートでは、配信タイミングも記載されていることもあります。そのタイミングが、あなたの取り扱っている商品に合っているのかも考えましょう。
期間限定の季節商品を紹介したいのに、全ステップが終わるまで2ヶ月もかかるようなものでは、お客さまは最適な購入タイミングを逃してしまいます。
ターゲットが異なる
いくら内容がよいと感じたステップメールのテンプレートでも、ターゲットが異なると意味のなものになってしまいます。まずターゲットを明確にし、顧客が求めているものを想定して配信しましょう。相手が求めているものとずれているメールを送っても、反応は得られません。
ステップメールテンプレートの有効な活用法
では、テンプレートをどのように活用するとよいのかをお伝えします。
目的に応じた文章の書き方
ステップメールの目的に合った文章をみつけてみましょう。例えば、最初の購入のお礼などは、商品名や店名を変えるだけでそのまま利用できる文章があります。どのような文章の書き方をすれば、お客さまの立場に立った、受け入れてもらいやすいものになるのか。これを勉強するために、テンプレートを活用してみましょう。
シナリオ作りの参考に
ステップメールは全体を通したシナリオを作ることが必要です。しかし、初心者の方はどのような流れにすればよいかわからないでしょう。このときに、テンプレートを見てシナリオの流れを参考にしてみてください。ここでのポイントは、自分が最終目標としているものとなるべく一致したテンプレートを探すことです。
テンプレートは諸刃の剣
ステップメールのテンプレートは、あくまでおテンプレートでしかありません。
テンプレートそのままのメールだけを送っていると、逆に顧客は離れていくでしょう。
ステップメールの文例を見て勉強するくらいの気持ちでテンプレートを活用しましょう。
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