ステップメール活用ノウハウ
ECサイトでステップメールを上手に使えば、リピート客を獲得したり、高額商品の購入に誘導できたりと、売り上げの向上につなげることができます。今回は、そのための活用ノウハウを事例を交えて紹介していきます。
ステップメールの活用事例
ステップメールの活用ノウハウを得るためには、上手に使っている事例を知ることが大切です。いくつかの事例をご紹介しますので、運用しているECサイトで活用できないかを考えて見ていきましょう。
事例1 健康食品のリピート注文
オンラインショップで注文をいただいたあと、次の順番でステップメールを送ります。
1.ご購入のお礼と発送日の連絡
2.商品の到着確認
3.商品の使い方(毎日◯錠ずつ飲む、など)
4.商品に対する感想やご意見のうかがい
5.なくなる頃を見計らって、次回購入のご案内
このようにお客さまが安心して商品を購入し、愛用してもらうための仕掛けをステップメールで行うことで、リピート注文を自動的に増やすことができます。機会を見計らって、必要となるメールを送ることが成功のノウハウの一つです。
事例2 パソコンのソフトウェアのソフト購入
無料の体験版をダウンロードしていただいたお客さまへ、次のようなステップメールを送ります。
1.体験版ダウンロードのお礼とインストールの方法
2.ソフトの基本的な使い方
3.ソフトの応用活用事例
4.ソフト活用による効果事例
5.無料体験の期限を見計らって、本購入のご案内
体験版ソフトなどのお試し商品は、お客さまに対していかに商品が効果的なのかを伝え、お客さまを教育していくことが成功のノウハウです。
事例3 セミナーやイベントの参加を促す
主にコンサルタントなどが、有料セミナーやイベントへと導入するためにステップメールを活用する例が多くみられます。
最初に無料の情報商材やWEBセミナー、動画セミナーへの誘導を広告で行い、登録していただいた方へ次のようなステップメールを送ります。
1.情報商材のまとめと活用事例
2.自分の過去の失敗体験
3.失敗から成功へつながった体験
4.そこで得たノウハウの概要
5.ノウハウを伝えるセミナーやイベントの案内
この場合のポイントは、自分の体験談を伝えることで共感性を高めていくことです。このステップメールのノウハウは、情報商材にかぎらず高額商品の導入を促すときに活用できます。
事例4 期限付きキャンペーンやセールのご案内
期限付きの特売セールを行うときに、ステップメールを使うことでお客さまの期待感を高めることができるということもノウハウとして知っておくとよいでしょう。
1.キャンペーンやセールの事前お知らせ
2.開始のお知らせ
3.期間中のリマインド
4.終了直前のリマインド
5.終了後のサンキューメール
こういったキャンペーンやセールにより、休眠客を呼び起こすことができ、リピーターへと誘導することも可能になります。このときには商品購入後に、事例1のステップメールを活用することを忘れないようにしましょう。
自分のパターンを作ろう
今回は4つの活用事例について、ステップメールの流れをご紹介しました。実際にはどこかのステップの回数をもっと多くしたり、配信タイミングを工夫することが必要となります。
リピストでは商品ごとにステップメールの内容や配信タイミングが設定できる【自動ステップメール】機能を搭載したECサイトを構築できます。ステップメールを上手に活用して、自社の成功ノウハウをつくってみませんか。